2018 .07.28
ここ2年の間に、日本での取り扱いが始まった卓球用品メーカーがいくつかあります。
それらについてお話ししたいと思います。
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アバロックス
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まずはアバロックスです。
以前ニッタクがアバロックスブランドのラケットを売っていました。
昨年日本法人が設立され、一部ラケットの販売が始まりました。
十数年前からあるP500、P700というラケットは定番商品で、日本のファンに思い出してもらうには外せないラインアップです。
P500は5枚合板、P700は7枚合板で、新たに9枚合板のP900とカーボンラケットが用意されています。
ネット上のレビューを見るとP900は意外に性能おとなしめ、単純な弾みだけだとP700のほうが上回りそうとのことです。
カタログスペックは同じ弾みになっていて、それは尊重したいと思いますが、メーカー側の値段や合板構成との整合を取りたい思惑が見え隠れしているようです。
ですから弾みを優先される方にはP900よりはP700がお勧めのようです。
中ペン(中国式ペンホルダー)もあり、ニッタクが販売していた頃はP700の横幅は153mmでしたが現在は150mmと、よく見かけるサイズになっています。
アバロックス本家のサイトを見ると、日本では販売されていない他のラケットもあります。
その販売されていないラケットの中に、なぜか日本式角型ペンホルダーがあり苦笑しました。
まあ数は売れないので理解はしたいと思います。
それらについてお話ししたいと思います。
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アバロックス
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まずはアバロックスです。
以前ニッタクがアバロックスブランドのラケットを売っていました。
昨年日本法人が設立され、一部ラケットの販売が始まりました。
十数年前からあるP500、P700というラケットは定番商品で、日本のファンに思い出してもらうには外せないラインアップです。
P500は5枚合板、P700は7枚合板で、新たに9枚合板のP900とカーボンラケットが用意されています。
ネット上のレビューを見るとP900は意外に性能おとなしめ、単純な弾みだけだとP700のほうが上回りそうとのことです。
カタログスペックは同じ弾みになっていて、それは尊重したいと思いますが、メーカー側の値段や合板構成との整合を取りたい思惑が見え隠れしているようです。
ですから弾みを優先される方にはP900よりはP700がお勧めのようです。
中ペン(中国式ペンホルダー)もあり、ニッタクが販売していた頃はP700の横幅は153mmでしたが現在は150mmと、よく見かけるサイズになっています。
アバロックス本家のサイトを見ると、日本では販売されていない他のラケットもあります。
その販売されていないラケットの中に、なぜか日本式角型ペンホルダーがあり苦笑しました。
まあ数は売れないので理解はしたいと思います。
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アカディ
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続いてご紹介するのは、アカディ、ITC、ワールドコネクトの3社です。
3社まとめているのは、全てイルマソフトという会社が日本の代理店になっているからです。
イルマソフトはドイツのドニック社の日本代理店をしていて、今年新たに上記3社の製品も扱うようになりました。
埼玉県にあるこの会社はイルイルという通販サイトを運営しており、代理店を努めているメーカー以外の製品も幅広く販売しています。
さて新たに取扱を開始した3社ですが、まずアカディは台湾のメーカーでこれまでに一部のラバーはドニック社から販売されていました。
今回日本で販売が始まったのはラケットとラバーです。
最近の新製品は高価格帯のものが多い中、リーズナブルな価格の品揃えがありほっとしています。
ラケットは日本式ペンホルダーが5本もあって、内2本は反転式です。
反転式のグリップは親指と人差指の股に当たる部分がコルクではなく木になっていて、好き嫌いが分かれそうです。
そして単板のシェークや単板の中ペンもあります。
単板の中ペンと言えばダーカーが製造していたのですが、いつの間にかカタログから消えていました。
単板ラケットはお値段高めではあるものの、多様な選択肢があるのは嬉しいことです。
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ITC
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次は韓国メーカーのITCです。
現状カタログではラケット3種類とラバー4種類の製品展開で、いずれもやや高価格かな?という程度でそれ以上の感想はありません。
販売が軌道に乗れば順次製品数を増やしていくのでしょう。
アテネ五輪男子シングルス金メダリストのユ・スンミン選手がアドバイザーになっています。
そのため本社のWebサイトでは、アテネ五輪記念モデルの単板角型日本式ペンホルダーが販売されています。
お値段は440ドル・・・えーっと1ドル110円と考えると48,400円、おぉ、びっくりする価格ですね。
ITC社のサイトでは、ユ・スンミン氏が日本に来てラバーのアドバイスをする動画がエンドレスで流れます。
飛行機はビジネスクラスに乗って、やや乱雑な卓球場でドライブを撃ちまくります。
なぜかシャツやラケットはバタフライ製でした。
何枚ものラバーを試し打ちし、的確なアドバイスをして帰国します。
ITC社の他のページをクリックすると、背景にクラゲが泳ぐ映像がでてきたりします。
なぜクラゲなのか?いずれにしてもそういう作りのサイトは非常に重く、未だにADSLのしょぼい回線を使っている私にとっては苦痛です。
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ワールドコネクト
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最後のワールドコネクトは中国のメーカーで、お勧めはお値打ちのトレーニングボールです。
他には接着剤やウェアがあり、ウェアの写真はカタログの締切に間に合わなかったのかイラストの掲載にとどまっています。
最初からイラストにする予定なのかと考えましたが、あのハーフパンツのイラストでは購入意欲は沸かず、次版での挽回を期待します。
かなり偏った感想のため何もご参考にはならなかったかもしれませんが、こうやって変なツッコミを入れつつ新製品を眺めるのはとても楽しいことです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
アカディ
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続いてご紹介するのは、アカディ、ITC、ワールドコネクトの3社です。
3社まとめているのは、全てイルマソフトという会社が日本の代理店になっているからです。
イルマソフトはドイツのドニック社の日本代理店をしていて、今年新たに上記3社の製品も扱うようになりました。
埼玉県にあるこの会社はイルイルという通販サイトを運営しており、代理店を努めているメーカー以外の製品も幅広く販売しています。
さて新たに取扱を開始した3社ですが、まずアカディは台湾のメーカーでこれまでに一部のラバーはドニック社から販売されていました。
今回日本で販売が始まったのはラケットとラバーです。
最近の新製品は高価格帯のものが多い中、リーズナブルな価格の品揃えがありほっとしています。
ラケットは日本式ペンホルダーが5本もあって、内2本は反転式です。
反転式のグリップは親指と人差指の股に当たる部分がコルクではなく木になっていて、好き嫌いが分かれそうです。
そして単板のシェークや単板の中ペンもあります。
単板の中ペンと言えばダーカーが製造していたのですが、いつの間にかカタログから消えていました。
単板ラケットはお値段高めではあるものの、多様な選択肢があるのは嬉しいことです。
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ITC
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次は韓国メーカーのITCです。
現状カタログではラケット3種類とラバー4種類の製品展開で、いずれもやや高価格かな?という程度でそれ以上の感想はありません。
販売が軌道に乗れば順次製品数を増やしていくのでしょう。
アテネ五輪男子シングルス金メダリストのユ・スンミン選手がアドバイザーになっています。
そのため本社のWebサイトでは、アテネ五輪記念モデルの単板角型日本式ペンホルダーが販売されています。
お値段は440ドル・・・えーっと1ドル110円と考えると48,400円、おぉ、びっくりする価格ですね。
ITC社のサイトでは、ユ・スンミン氏が日本に来てラバーのアドバイスをする動画がエンドレスで流れます。
飛行機はビジネスクラスに乗って、やや乱雑な卓球場でドライブを撃ちまくります。
なぜかシャツやラケットはバタフライ製でした。
何枚ものラバーを試し打ちし、的確なアドバイスをして帰国します。
ITC社の他のページをクリックすると、背景にクラゲが泳ぐ映像がでてきたりします。
なぜクラゲなのか?いずれにしてもそういう作りのサイトは非常に重く、未だにADSLのしょぼい回線を使っている私にとっては苦痛です。
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ワールドコネクト
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最後のワールドコネクトは中国のメーカーで、お勧めはお値打ちのトレーニングボールです。
他には接着剤やウェアがあり、ウェアの写真はカタログの締切に間に合わなかったのかイラストの掲載にとどまっています。
最初からイラストにする予定なのかと考えましたが、あのハーフパンツのイラストでは購入意欲は沸かず、次版での挽回を期待します。
かなり偏った感想のため何もご参考にはならなかったかもしれませんが、こうやって変なツッコミを入れつつ新製品を眺めるのはとても楽しいことです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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