2011 .09.17
皆さんは用具をどこでお買い求めになっていますか?
最寄りのスポーツ店という方は多いと思います。
しかし他にもネットショッピングという購入方法があります。
一般商品におけるネットショッピングは著しい伸びを見せており、卓球用品についても統計データはありませんが、利用者が増えているのは確実と見られます。
取り扱いをしている業者はいろいろあります。
最寄りのスポーツ店という方は多いと思います。
しかし他にもネットショッピングという購入方法があります。
一般商品におけるネットショッピングは著しい伸びを見せており、卓球用品についても統計データはありませんが、利用者が増えているのは確実と見られます。
取り扱いをしている業者はいろいろあります。
・アマゾンや楽天といった総合ネットショップ(とその傘下のショップ)
・卓球用具メーカーの直販
・卓球用品専門店
これには、ネットショップが営業主体の店と
実店舗と平行してネットショップも運営している店があります。
卓球用品と一般商品を買う場合とで大きな違いはありませんが、ネットショッピングの長所・短所を検討し、どういった場合に利用すればいいのか考えたいと思います。
───────────────
ネットショッピングのメリット
───────────────
最大のポイントは以下の2点ではないでしょうか。
1.価格
2.「自宅で」「いつでも」購入できる
1.価格
一般的にネットショップは販売価格が安い場合が多いです。
この価格面のメリットだけで利用している方もかなりいると推測されます。
ネットショップでは店舗を構える必要がなく人件費も節約できるため、その分を価格に反映しているお店があるためです。
あの「価格.com」でも卓球用品は紹介されていますので、そこで最安値を検索すると、通常の販売店では正直太刀打ちできない値段が出てきます。
注意点1
バタフライやジュウイックなどメーカー直販のネットショップは小売希望価格そのままで販売しているので、価格面でのメリットはありません。
これは販売店との関係に配慮しているのだと思われます。
注意点2
ネットショッピングでは送料を考える必要があります。
購入条件によって送料がかからなくなる場合もありますので、トータルの金額を比較してベストなお店を選んでください。
ラバーだけの購入であれば、送料が安価(¥80、¥120、¥160等)なお店もあります。
2.「自宅で」「いつでも」購入できる
ネットショップだと自宅のパソコンで、24時間365日好きな時間に購入できます。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、便利な世の中になったものです。
多忙な社会人の方などは重宝しているのではないでしょうか。
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ネットショッピングのデメリット
───────────────
次にネットショッピングのデメリットを考えてみます。
それは「現物が確認できない」ということが最大の問題だと思います。
まず身につけるものであれば、サイズが気になります。
27cmのシューズといっても、メーカーにより実際の大きさは異なります。
他にもフィット感やグリップ感も商品が到着した後で確認することになります。
従って、ネットショップの利用はリピート購入だけにしている方もいます。同じ商品であれば安心ですからね。
ただし、リピート購入の場合でも不満を持つ方はいます。
それは、メーカーとしては許容範囲内ですが、購入者には許容範囲外というケースです。
例1:スポンジの厚さ
薄いスポンジを使う方は、スポンジの厚さの差に非常にシビアな方が
います。
確かに一部の粒高ラバーには、薄、極薄、超極薄といったスポンジの種類を設定しているメーカーがあり、ユーザーの要求の高さが伺えます。
メーカーの規格上は注文通りの厚さの商品なのですが、購入者がこれまで使っていた厚さと若干異なり、その差異が購入者には許容範囲でなかった場合は残念な結果になります。
例2:不良品かどうかの判断
ラケットの場合だと、微妙なグリップレンズのズレ、上板の木の成長過程で自然に入った黒い筋、等いろいろあります。
このあたりは返品を受け付けてくれない場合が多いと思うので、諦めるかそれができないのならネットショップは利用しないかの二択になると思います。
よく話題になるラケットの重量は、ネットショップによりけりです。
ある程度まではラケットの重量指定を受け付けてくれるところもありますし、そうでない所で購入する場合は運を天に任せることになります。
ラケットはカタログでは見栄えの良い角度で撮影されていますから、実際に購入してみると想像した形状とは違っていたなんて話も聞いたことがあります。
(このラケット、現物は意外としもぶくれなんだなぁ・・・等)
一番ネットショッピングに向かないのは単板ラケットじゃないでしょうか。
木目がどうなってるかは一番重要ですが、個体差が大きいのでそれが確認できないまま購入するのは一種のギャンブルのような気がします。
実店舗で購入する場合、こういった問題の多くは避けることができます。
それでもメーカーのカタログに書いてあるスペックに想像をふくらませ、冒険するつもりで未知の製品を買ってみる人はいます。
新製品が出た時に自虐的に「人柱」と称してネットショップで購入し、レビューを紹介してくれる方も見かけます。
───────────────
ネットショッピングの醍醐味
───────────────
◆輸入品を試してみる
いくつかのネットショップでは輸入品を取り扱っています。
輸入品と聞くと不安になる方がいらっしゃると思います。
ラケットとユニフォームについてはJTTA(日本卓球協会)が承認したものを使い、そうでない場合は審判長の許可が必要ということになっているからです。
なんか面倒くさそうに思えますね。
しかしこれは心配する必要はありません。
外国の方は普通に使っていて単にJTTAの承認が取れていないだけの商品なので、審判長が許可しないことはまずありません。
以前はラバーもJTTAの承認いわゆる「J.T.T.A.A」入りのラバーを使うことになっていましたが、ITTF(国際卓球連盟)のマークがあれば問題ないことになりましたので、それに伴い輸入ラバーの取り扱いは増えました。
中国のトップ選手は一般向けとは別物のラバーを使っていて、その別物バージョンが時々ネットショップで販売されていることがあります。
他にも聞いたこともない怪しげな名前のラバーや、ものすごい粘着性のラバーが販売されていたりします。
◆ネットショップの独自性
いくつかのネットショップではそのショップオリジナルの商品を開発したり、ネット上という出店場所を活かして商品のレビューや動画を紹介し、ユーザーのためになる情報を発信しているいるお店もあります。
小規模なショップでは、某テレビショッピングの名物社長のような非の打ち所のない完璧な紹介映像ではなく、少したどたどしかったりするところに手作り感が感じられ、かえって親近感がわくかもしれません。
あるお店の動画を見ていて吹き出してしまったことがあるのですが、従業員の方は自分の顔を見せたくないようで、お面やプロレスラーのマスクをつけてボールを打っているのもありました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
・卓球用具メーカーの直販
・卓球用品専門店
これには、ネットショップが営業主体の店と
実店舗と平行してネットショップも運営している店があります。
卓球用品と一般商品を買う場合とで大きな違いはありませんが、ネットショッピングの長所・短所を検討し、どういった場合に利用すればいいのか考えたいと思います。
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ネットショッピングのメリット
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最大のポイントは以下の2点ではないでしょうか。
1.価格
2.「自宅で」「いつでも」購入できる
1.価格
一般的にネットショップは販売価格が安い場合が多いです。
この価格面のメリットだけで利用している方もかなりいると推測されます。
ネットショップでは店舗を構える必要がなく人件費も節約できるため、その分を価格に反映しているお店があるためです。
あの「価格.com」でも卓球用品は紹介されていますので、そこで最安値を検索すると、通常の販売店では正直太刀打ちできない値段が出てきます。
注意点1
バタフライやジュウイックなどメーカー直販のネットショップは小売希望価格そのままで販売しているので、価格面でのメリットはありません。
これは販売店との関係に配慮しているのだと思われます。
注意点2
ネットショッピングでは送料を考える必要があります。
購入条件によって送料がかからなくなる場合もありますので、トータルの金額を比較してベストなお店を選んでください。
ラバーだけの購入であれば、送料が安価(¥80、¥120、¥160等)なお店もあります。
2.「自宅で」「いつでも」購入できる
ネットショップだと自宅のパソコンで、24時間365日好きな時間に購入できます。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、便利な世の中になったものです。
多忙な社会人の方などは重宝しているのではないでしょうか。
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ネットショッピングのデメリット
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次にネットショッピングのデメリットを考えてみます。
それは「現物が確認できない」ということが最大の問題だと思います。
まず身につけるものであれば、サイズが気になります。
27cmのシューズといっても、メーカーにより実際の大きさは異なります。
他にもフィット感やグリップ感も商品が到着した後で確認することになります。
従って、ネットショップの利用はリピート購入だけにしている方もいます。同じ商品であれば安心ですからね。
ただし、リピート購入の場合でも不満を持つ方はいます。
それは、メーカーとしては許容範囲内ですが、購入者には許容範囲外というケースです。
例1:スポンジの厚さ
薄いスポンジを使う方は、スポンジの厚さの差に非常にシビアな方が
います。
確かに一部の粒高ラバーには、薄、極薄、超極薄といったスポンジの種類を設定しているメーカーがあり、ユーザーの要求の高さが伺えます。
メーカーの規格上は注文通りの厚さの商品なのですが、購入者がこれまで使っていた厚さと若干異なり、その差異が購入者には許容範囲でなかった場合は残念な結果になります。
例2:不良品かどうかの判断
ラケットの場合だと、微妙なグリップレンズのズレ、上板の木の成長過程で自然に入った黒い筋、等いろいろあります。
このあたりは返品を受け付けてくれない場合が多いと思うので、諦めるかそれができないのならネットショップは利用しないかの二択になると思います。
よく話題になるラケットの重量は、ネットショップによりけりです。
ある程度まではラケットの重量指定を受け付けてくれるところもありますし、そうでない所で購入する場合は運を天に任せることになります。
ラケットはカタログでは見栄えの良い角度で撮影されていますから、実際に購入してみると想像した形状とは違っていたなんて話も聞いたことがあります。
(このラケット、現物は意外としもぶくれなんだなぁ・・・等)
一番ネットショッピングに向かないのは単板ラケットじゃないでしょうか。
木目がどうなってるかは一番重要ですが、個体差が大きいのでそれが確認できないまま購入するのは一種のギャンブルのような気がします。
実店舗で購入する場合、こういった問題の多くは避けることができます。
それでもメーカーのカタログに書いてあるスペックに想像をふくらませ、冒険するつもりで未知の製品を買ってみる人はいます。
新製品が出た時に自虐的に「人柱」と称してネットショップで購入し、レビューを紹介してくれる方も見かけます。
───────────────
ネットショッピングの醍醐味
───────────────
◆輸入品を試してみる
いくつかのネットショップでは輸入品を取り扱っています。
輸入品と聞くと不安になる方がいらっしゃると思います。
ラケットとユニフォームについてはJTTA(日本卓球協会)が承認したものを使い、そうでない場合は審判長の許可が必要ということになっているからです。
なんか面倒くさそうに思えますね。
しかしこれは心配する必要はありません。
外国の方は普通に使っていて単にJTTAの承認が取れていないだけの商品なので、審判長が許可しないことはまずありません。
以前はラバーもJTTAの承認いわゆる「J.T.T.A.A」入りのラバーを使うことになっていましたが、ITTF(国際卓球連盟)のマークがあれば問題ないことになりましたので、それに伴い輸入ラバーの取り扱いは増えました。
中国のトップ選手は一般向けとは別物のラバーを使っていて、その別物バージョンが時々ネットショップで販売されていることがあります。
他にも聞いたこともない怪しげな名前のラバーや、ものすごい粘着性のラバーが販売されていたりします。
◆ネットショップの独自性
いくつかのネットショップではそのショップオリジナルの商品を開発したり、ネット上という出店場所を活かして商品のレビューや動画を紹介し、ユーザーのためになる情報を発信しているいるお店もあります。
小規模なショップでは、某テレビショッピングの名物社長のような非の打ち所のない完璧な紹介映像ではなく、少したどたどしかったりするところに手作り感が感じられ、かえって親近感がわくかもしれません。
あるお店の動画を見ていて吹き出してしまったことがあるのですが、従業員の方は自分の顔を見せたくないようで、お面やプロレスラーのマスクをつけてボールを打っているのもありました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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