2018 .03.24
今回はスウェーデンのメーカー、スティガについてお話しします。
カタカナ表記では「スウェーデン」が一般的なのだそうです。
ウィキペディアでスウェーデンについてざざっと斜め読みして、この国のことを以前よりもわずかですが深く理解しました。
このような趣味で書いている文章を通じても雑学が身につくのは嬉しいですね。
──────────────────────
会社概要と日本での製品展開
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スティガは卓球用品だけでなく、芝刈り機なども取り扱うメーカーということは知っていました。
昔の卓球王国に書かれている記事を参考にさせていただくと、他にも家具、家庭用品、レジャー用品等の多品種を取り扱う会社であるそうです。
日本企業でいうならヤマハのような・・・イマイチわかりにくい例えなので止めます。
現在は独立した日本法人が販売を行っていますが、以前はヤサカがスティガの代理店になっていました。
ヤサカはスティガだけでなく、ドイツのドニックの代理店でもありました。
今はドニックも日本の代理店をイルマソフトという会社に移しています。
カタカナ表記では「スウェーデン」が一般的なのだそうです。
ウィキペディアでスウェーデンについてざざっと斜め読みして、この国のことを以前よりもわずかですが深く理解しました。
このような趣味で書いている文章を通じても雑学が身につくのは嬉しいですね。
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会社概要と日本での製品展開
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スティガは卓球用品だけでなく、芝刈り機なども取り扱うメーカーということは知っていました。
昔の卓球王国に書かれている記事を参考にさせていただくと、他にも家具、家庭用品、レジャー用品等の多品種を取り扱う会社であるそうです。
日本企業でいうならヤマハのような・・・イマイチわかりにくい例えなので止めます。
現在は独立した日本法人が販売を行っていますが、以前はヤサカがスティガの代理店になっていました。
ヤサカはスティガだけでなく、ドイツのドニックの代理店でもありました。
今はドニックも日本の代理店をイルマソフトという会社に移しています。
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カタログを眺めた感想
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スティガ社契約選手で有名な日本人は、平野美宇選手と平野早矢香選手です。
ラケットの定評は高く、ダブル平野さんもラケットについての契約選手となっています。
中国はスティガを推奨ラケットメーカーにしており契約選手として、許昕選手、朱雨玲選手、樊振東選手がいます。
どうでもいいことなのですが2018年のカタログを見ると、許昕選手、朱雨玲選手の2人の写真はフォア側ラバーが赤になっています。
中国選手の大部分はフォアは黒であり、2人も例外ではありません。
どちらもスティガのラバーは使っていないため、カタログ撮影は適当に済ませてしまったのでしょうか。
私はさらに深読みして、ラバーもスティガ製を使って欲しいというメーカーからの隠れたメッセージなのではと推測してみました。
これを練習場で話したところ「ふーん」と鼻であしらわれてしまいました。
海外メーカーは日本と品揃えがやや異なります。
シューズは22cm~30cmまであり、自分に合うサイズがないことに悩む大柄の人にはありがたいラインナップです。
スリッパも扱っていますがこちらのサイズは26cm~29.5cmで、日本の女性は念頭に置いていないようです。
他にもカタログには、ボールペン、契約選手のキーホルダー、審判用グッズなどがあります。
審判用グッズはイエローカードやレッドカード、サーブ権を決めるコイントス用のコイン?などがあります。
私は数回外国のかたと試合をしたことがありますが、いずれもじゃんけんを知っている人だったのでコイントスをした経験はありません。
スティガのコインはラバーと同じ赤と黒になっていて、その色で決めるようです。
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ラケットに関する○と?
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主力製品のラケットは、ロングセラーの名品があります。
木材だけを使ったラケットでは、オルクラ、オルエボ、クリッパあたりが有名です。
オルクラはオールラウンドクラシック、オルエボはオールラウンドエボリューションの省略形で、ベーシックな位置づけのラケットです。
クリッパはクリッパーウッドの略で、中国の劉国梁選手が使用していた7枚合板ラケットです。
特殊素材を使ったものでも10年以上続いている製品があります。
カーボ7.6WRBやチタニウム5.4WRBがそうです。
少し前にカーボ7.6WRBを購入した人にお会いしたところ表情が少し冴えません。
カーボンでしかも13枚合板というすごそうなスペックに惹かれ購入したのですが、通常のカーボンラケットとは違うことに後で気が付きました。
一般的なカーボンラケットは、炭素繊維を編んだシートを板の間に挟んでいます。
一方カーボ7.6のほうは、板と板をカーボンの粉を混ぜた接着剤で接合する作りとなっています。
従ってカーボンは使っているものの、通常のカーボンラケットとは異なります。
これはチタニウム5.4についても当てはまり、チタンの粉を混ぜた接着剤を使っているラケットです。
昔ヤサカが販売していた頃はこの作りであってもカーボン6枚、チタン4枚と説明されていました。
今は誤解を招かないよう、カーボンパウダーが6層、チタニウムパウダーが4層という表現に変わっています。
まあ私もカーボンを混ぜた接着剤を使っているだけなら、ときめき度は普通のカーボンラケットよりも下がると思います。
同じ仕様でロングセラーを続けるのは難しいのか、あるいは市場の要望に応えた結果なのかは分かりませんが、ラケットは総じて厚さが増しています。
オルエボは6mmを保っていますが、オルクラ、クリッパ、カーボ、チタニウムは、いずれも分厚くなりました。
私がスティガを気に入っている点は、大部分のモデルに中ペン(中国式ペンホルダー)の製品を用意していることです。
カットマン用の弾み控えブレードにも中ペンがあり、多様な品揃えに拍手を送りたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
カタログを眺めた感想
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スティガ社契約選手で有名な日本人は、平野美宇選手と平野早矢香選手です。
ラケットの定評は高く、ダブル平野さんもラケットについての契約選手となっています。
中国はスティガを推奨ラケットメーカーにしており契約選手として、許昕選手、朱雨玲選手、樊振東選手がいます。
どうでもいいことなのですが2018年のカタログを見ると、許昕選手、朱雨玲選手の2人の写真はフォア側ラバーが赤になっています。
中国選手の大部分はフォアは黒であり、2人も例外ではありません。
どちらもスティガのラバーは使っていないため、カタログ撮影は適当に済ませてしまったのでしょうか。
私はさらに深読みして、ラバーもスティガ製を使って欲しいというメーカーからの隠れたメッセージなのではと推測してみました。
これを練習場で話したところ「ふーん」と鼻であしらわれてしまいました。
海外メーカーは日本と品揃えがやや異なります。
シューズは22cm~30cmまであり、自分に合うサイズがないことに悩む大柄の人にはありがたいラインナップです。
スリッパも扱っていますがこちらのサイズは26cm~29.5cmで、日本の女性は念頭に置いていないようです。
他にもカタログには、ボールペン、契約選手のキーホルダー、審判用グッズなどがあります。
審判用グッズはイエローカードやレッドカード、サーブ権を決めるコイントス用のコイン?などがあります。
私は数回外国のかたと試合をしたことがありますが、いずれもじゃんけんを知っている人だったのでコイントスをした経験はありません。
スティガのコインはラバーと同じ赤と黒になっていて、その色で決めるようです。
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ラケットに関する○と?
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主力製品のラケットは、ロングセラーの名品があります。
木材だけを使ったラケットでは、オルクラ、オルエボ、クリッパあたりが有名です。
オルクラはオールラウンドクラシック、オルエボはオールラウンドエボリューションの省略形で、ベーシックな位置づけのラケットです。
クリッパはクリッパーウッドの略で、中国の劉国梁選手が使用していた7枚合板ラケットです。
特殊素材を使ったものでも10年以上続いている製品があります。
カーボ7.6WRBやチタニウム5.4WRBがそうです。
少し前にカーボ7.6WRBを購入した人にお会いしたところ表情が少し冴えません。
カーボンでしかも13枚合板というすごそうなスペックに惹かれ購入したのですが、通常のカーボンラケットとは違うことに後で気が付きました。
一般的なカーボンラケットは、炭素繊維を編んだシートを板の間に挟んでいます。
一方カーボ7.6のほうは、板と板をカーボンの粉を混ぜた接着剤で接合する作りとなっています。
従ってカーボンは使っているものの、通常のカーボンラケットとは異なります。
これはチタニウム5.4についても当てはまり、チタンの粉を混ぜた接着剤を使っているラケットです。
昔ヤサカが販売していた頃はこの作りであってもカーボン6枚、チタン4枚と説明されていました。
今は誤解を招かないよう、カーボンパウダーが6層、チタニウムパウダーが4層という表現に変わっています。
まあ私もカーボンを混ぜた接着剤を使っているだけなら、ときめき度は普通のカーボンラケットよりも下がると思います。
同じ仕様でロングセラーを続けるのは難しいのか、あるいは市場の要望に応えた結果なのかは分かりませんが、ラケットは総じて厚さが増しています。
オルエボは6mmを保っていますが、オルクラ、クリッパ、カーボ、チタニウムは、いずれも分厚くなりました。
私がスティガを気に入っている点は、大部分のモデルに中ペン(中国式ペンホルダー)の製品を用意していることです。
カットマン用の弾み控えブレードにも中ペンがあり、多様な品揃えに拍手を送りたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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