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1月の全日本選手権は少数ながらもまだペンホルダーの選手がいました。

男女のシングルス本戦でも通用するレベルであることがわかりました。

その中にはペン表ソフトの男子選手もいて、時々練習をご一緒させてもらう同じ戦型のおじさんプレーヤーUさんは喜んでいました。

決勝戦は地デジで放送されましたが、選手が様々な形でテレビに登場することについてお話ししたいと思います。


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 張本選手
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男子は張本選手が最年少で優勝しました。

彼についていろんな方が感想を述べたり、分析をしていて興味深く読みました。

マスコミはどれもまず年齢に言及しその逸材ぶりを強調する論調でした。

一般の人に伝えるには、やはり年齢を注目点にしたほうが分かりやすいのは理解できます。

ただそれは同時にいささか表面的であり少々残念でもあります。

卓球という競技を知っている記者や、もう少し詳しく伝えようとしてるメディアは彼のプレーについての解説を交え、とても参考になったものがありました。

私が張本選手のプレーを見て「むむっ」と感じるのは、あの構えです。

彼には失礼ですが全日本決勝戦らしい構えとは対極にある、台の前になんとなくボーっと立っているだけのように感じるのです。

それは若干言い過ぎかもしれませんが、何もオーラが出ていない姿勢は相手を油断させているかのようにも思えてしまいます。

まあゲームが始まって往復ビンタのように2~3発きっついボールを喰らえば、油断うんぬんではなくなるのは明らかですが。

彼の強さは既に対外的にも認知されていて、あのドイツのボル選手にも勝利したことがあります。

構えの話で言えば、ボル選手は張本選手とは真逆のようなフォームです。

イケメンなのに構えはカエルのようでかっこ悪いと言われることがあります。

足をガバッと開き上体を低くして相手を凝視します。

ドライブマンなのですが、構えだけはオーソドックスなカットマン的雰囲気があります。

張本選手はまだ14歳ですがもう立派な体格を持っています。

そしてインタビューの受け応えも落ち着いており、実年齢より大人びて見えます。

彼は学研のテレビCMに出ていますが、本人のイメージとズレがあるように感じてしまいます。


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 平野選手と伊藤選手
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女子シングルスは平野選手と伊藤選手のミウミマ対決でした。

2人は一緒に河合塾のCMに出ていて、こちらはぴったり合っているように思えました。

彼女たちのテレビ出演は全て納得がいくかと言えばそういうわけではなく、私は昨年のテレビ東京の番組で驚いたシーンがありました。

小泉孝太郎さん主演の刑事ドラマで、そこに伊藤選手が卓球選手として実名出演していました。

見た瞬間に違和感を覚え、これはきっと事件の伏線なのだろうと考えていました。

しかしそういうものは何もなく、うちの局は卓球を盛り上げてますよというアピールをしたいだけのようでした。

長い間日陰者だった卓球を、テレ東さんが取り上げてくれるようになったのは感謝します。

でもこのドラマ出演はあまりに強引過ぎてがっかりしました。

余談ですが共演者の中に小林稔侍さんがいて、配役はなんと元総理大臣でした。

小泉さんとも当然やり取りがあるのですが、どういう役作りをするかリアルご子息を前に悩んだのかもしれません。

そのあたりは視聴者からさまざまなツッコミをいただきそうで、制作側はあえてそこを狙ってのシナリオなのでしょう。


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 2種類の表現方法
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卓球選手が登場するCMというと次の2種類に大別できます。

その選手が与えるイメージで宣伝効果を発揮するものと、卓球のラリーで何かを表現するものです。

上で述べた3名(張本選手、平野選手、伊藤選手)のCM例は前者に該当します。

他のCMでも全農の石川選手やオイリオの福原選手は、選手本人のキャラクターにあやかったものです。


後者の例としてはNTTのフレッツ光のCMがそうです。

ラリー、メガラリー、ギガラリーの3段階で、松平賢二選手が真ん中のメガラリーを行っていました。

他のCMで印象に残っているのはやや古いですが、10年くらい前に中国の郭炎選手が日本のカップラーメンのCMに出ていました。

試合でラリーを制し「チョー」を連呼するシーンがありました。

超大盛りのカップ麺で、それを印象づけるために採用されました。

郭炎選手は女性ですが少々ボーイッシュな風貌でした。

従って類似のCMで、ヒール役の強面女子レスラーが起用されていたのとダブってしまい、私は複雑な気持ちで捉えています。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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