2016 .10.08
どこにでもある市民クラブ的な練習場所にお邪魔すると、ほとんどの人は靴ひもを調整することなく、とても簡単にスポッとシューズを履いています。
それは何を意味するかといえば、普通の靴と同じ程度の締めつけ感で練習に臨んでいるということです。
ご年配の方であまり動けない方ならそれで構わないと思います。
しかしそれなりのフットワークをするのなら、簡単に履ける締め付け具合のシューズというのは緩すぎるはずです。
大きな動きであれ小さな動きであれ、意図する足の運びにブレが出てしまいます。
毎回靴ひもを結ぶのは面倒というのは正直な意見で、お気持ちは分かります。
ただそれを言い出すと、準備運動も面倒だからやらない、ボール拾いも楽な場所だけしかやらないなど、ぐうたらモードのスパイラルに陥ってしまいます。
──────────────────────
いくつかの選択肢
──────────────────────
理想は当然ながら靴を履くたびにひもを締めることです。
特に靴の先端方向の締め付けが甘いことが多いはずです。
足首部分より調整が難しいですが、一度締め付ければ緩むことはあまりありません。
毎回ひもを締めるようにしていると、ひもが長すぎると感じる方が少なからずいらっしゃると思います。
これはいろいろな靴に対応できるよう、長めの靴ひもにしているためだと考えられます。
蝶々結びを2回重ねして対処している人もいました。
私はそれも真似してみましたが、今は適切な長さに切り落としています。
靴ひもの先端はほつれ防止の加工がなされています。
まあどちらかと言えば、ほつれよりも穴に通しやすくするためかもしれませんね。
そこを切り落としてしまうため、不便になるならテープを巻いて補修すればいいと思います。
私は靴の寿命が来るまで穴に再度ひもを通すことはないと考え、適切な長さに切って先端はそのままで使っています。
毎回ひもを締めるのは嫌だと思う方には、2つの案を提示いたします。
案1は、ひもをキツめに結んでおき、履くときに携帯用の靴べらを使って、眉間にしわを寄せながらも足を突っ込むのです。
案2は、少し前にご紹介したミズノの卓球シューズ「ウェーブメダルSP3」を購入することです。
ダイヤルをカチカチ回すだけでワイヤーが締め付けられ、操作はとても楽ちんです。
それは何を意味するかといえば、普通の靴と同じ程度の締めつけ感で練習に臨んでいるということです。
ご年配の方であまり動けない方ならそれで構わないと思います。
しかしそれなりのフットワークをするのなら、簡単に履ける締め付け具合のシューズというのは緩すぎるはずです。
大きな動きであれ小さな動きであれ、意図する足の運びにブレが出てしまいます。
毎回靴ひもを結ぶのは面倒というのは正直な意見で、お気持ちは分かります。
ただそれを言い出すと、準備運動も面倒だからやらない、ボール拾いも楽な場所だけしかやらないなど、ぐうたらモードのスパイラルに陥ってしまいます。
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いくつかの選択肢
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理想は当然ながら靴を履くたびにひもを締めることです。
特に靴の先端方向の締め付けが甘いことが多いはずです。
足首部分より調整が難しいですが、一度締め付ければ緩むことはあまりありません。
毎回ひもを締めるようにしていると、ひもが長すぎると感じる方が少なからずいらっしゃると思います。
これはいろいろな靴に対応できるよう、長めの靴ひもにしているためだと考えられます。
蝶々結びを2回重ねして対処している人もいました。
私はそれも真似してみましたが、今は適切な長さに切り落としています。
靴ひもの先端はほつれ防止の加工がなされています。
まあどちらかと言えば、ほつれよりも穴に通しやすくするためかもしれませんね。
そこを切り落としてしまうため、不便になるならテープを巻いて補修すればいいと思います。
私は靴の寿命が来るまで穴に再度ひもを通すことはないと考え、適切な長さに切って先端はそのままで使っています。
毎回ひもを締めるのは嫌だと思う方には、2つの案を提示いたします。
案1は、ひもをキツめに結んでおき、履くときに携帯用の靴べらを使って、眉間にしわを寄せながらも足を突っ込むのです。
案2は、少し前にご紹介したミズノの卓球シューズ「ウェーブメダルSP3」を購入することです。
ダイヤルをカチカチ回すだけでワイヤーが締め付けられ、操作はとても楽ちんです。
卓球シューズではありませんが、シニアの方が履いているのを時々見かけるシューズで、靴ひもの隣にファスナーをつけたものがあります。
かっこ悪いとの意見も耳にしますが、それを気にしなければホールド感と履きやすさが両立されていて、私は悪くないと思っています。
余談になりますが「締(し)める」と「諦(あきら)める」を混同して、過去に恥ずかしい思いをしたことがありました。
「決して諦めない」と書くべきところを「決して締めない」としてしまい、しまりがないのかと突っ込まれてしまいました。
締めるは靴ひもを想像して、糸へんだと覚えればいいかもしれません。
IT機器の日本語入力は便利ですが、頼ってばかりいるとこういう副作用もあります。
──────────────────────
フットワークを何で補うか
──────────────────────
フットワークが衰えてくると、もう粒高ラバーでブロックでもしようかと考える人がいらっしゃいます。
完全否定はしませんが、私はその考えにあまり同調できません。
粒高ブロックマンというスタイルが好きではないことと、安易に用具を変えて対応しようという姿勢に疑問を持つからです。
先月パラリンピックが開催されていました。
その関係もあって、夏にNHKが車椅子卓球の別所選手を紹介していました。
私は車椅子卓球の模様を見るのは初めてでした。
台の真ん中に構え、ボディワーク中心にプレーするのですが、用具の選択が多彩なことに驚きました。
ラケットはシェークとペンどちらも使われていて、ラバーも裏ソフト、表ソフト、粒高と健常者卓球の用具と違いはありません。
サイドを切るサーブは禁止ですが、ラリーになったあとはラケットが届かない両サイドに逃げていく短いボールを放つのも有効です。
車椅子に座った状態でのプレーは、それ特有の視点、打点になることが分かりました。
そして同時に感じたのが、粒高じゃなくてもやれていることでした。
そこには参考にすべきところがあり、また戒めと捉えてもいいかもしれません。
今回は、面倒がらずに靴ひもを締めるというお話をさせていただきました。
複雑なソールの構造だとか、グリップ力がどうであるとか、高性能のシューズを各社が宣伝しています。
せっかくそういうシューズを買っても、靴ひもをちゃんと締めていない人がかなり多そうで、性能が十分に発揮されていないのはもったいないことだと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
かっこ悪いとの意見も耳にしますが、それを気にしなければホールド感と履きやすさが両立されていて、私は悪くないと思っています。
余談になりますが「締(し)める」と「諦(あきら)める」を混同して、過去に恥ずかしい思いをしたことがありました。
「決して諦めない」と書くべきところを「決して締めない」としてしまい、しまりがないのかと突っ込まれてしまいました。
締めるは靴ひもを想像して、糸へんだと覚えればいいかもしれません。
IT機器の日本語入力は便利ですが、頼ってばかりいるとこういう副作用もあります。
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フットワークを何で補うか
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フットワークが衰えてくると、もう粒高ラバーでブロックでもしようかと考える人がいらっしゃいます。
完全否定はしませんが、私はその考えにあまり同調できません。
粒高ブロックマンというスタイルが好きではないことと、安易に用具を変えて対応しようという姿勢に疑問を持つからです。
先月パラリンピックが開催されていました。
その関係もあって、夏にNHKが車椅子卓球の別所選手を紹介していました。
私は車椅子卓球の模様を見るのは初めてでした。
台の真ん中に構え、ボディワーク中心にプレーするのですが、用具の選択が多彩なことに驚きました。
ラケットはシェークとペンどちらも使われていて、ラバーも裏ソフト、表ソフト、粒高と健常者卓球の用具と違いはありません。
サイドを切るサーブは禁止ですが、ラリーになったあとはラケットが届かない両サイドに逃げていく短いボールを放つのも有効です。
車椅子に座った状態でのプレーは、それ特有の視点、打点になることが分かりました。
そして同時に感じたのが、粒高じゃなくてもやれていることでした。
そこには参考にすべきところがあり、また戒めと捉えてもいいかもしれません。
今回は、面倒がらずに靴ひもを締めるというお話をさせていただきました。
複雑なソールの構造だとか、グリップ力がどうであるとか、高性能のシューズを各社が宣伝しています。
せっかくそういうシューズを買っても、靴ひもをちゃんと締めていない人がかなり多そうで、性能が十分に発揮されていないのはもったいないことだと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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