営業職の知人が、「人は見た目が9割」「会って最初の5秒で自分の印象が決まる」と言っていました。
かなり極端な意見ですが、営業マンとなればそれぐらいの気持ちで身だしなみや仕草に注意するという心構えみたいなものかなと、私は理解しています。
さて卓球をする人は、トップ選手から一般の愛好家まで、どのように身だしなみを整えているのでしょうか。
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質素な女子の髪型
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スポーツ選手は勝つことに注力していて、競技に際しては全体的にさっぱりした外見の人が多いと思います。
私生活では華やかに飾っているであろう女子選手も、シンクロやフィギュアスケートなどを除き総じて地味です。
例外的な存在としては、例えば陸上選手ならアメリカのフローレンス・ジョイナー選手が有名でした。
とても派手な出で立ちで、特にマニュキュアを塗った長い爪は、リレーでバトンを扱うのに問題はなかったのか余計な心配をしてしまいます。
卓球では、われらが四元選手が全日本の大会で毎年話題になります。
個性的なユニフォームにメイクも決まっていて、国際卓球連盟のシャララ会長から絶賛されたこともありました。
年明けの全日本選手権でも期待したいところです。
試合に臨む女子選手の髪型を見ていると、以下のパターンに大別できそうです。
1.ショートカットでそのままプレー(石川選手)
2.ショートもしくはボブで、前髪だけを上げたおでこ見せスタイル
(平野選手などがたまにやっていました)
3.ピンで止めたり後ろにまとめ、顔を出すスタイル(福原選手)
4.ヘアバンドまたはバンダナを使用(郭躍選手)
1.が最も多く、次に3.が続きます。
私の個人的な希望としては、もう少し4.があってもいいかなと思います。
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多彩な男子の髪型
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髪型を始め、一般にファッションについては女性のほうが華やかで、男性はバリエーションも少なく地味です。
丸刈りやスポーツ刈りを含むショートヘアーの選手が多く、えりあし部分をわずかに伸ばす等のアレンジが見られる程度です。
ただこれは今の流行がそうであるためで、過去を振り返ると男性でも別の髪型の選手がいらっしゃいました。
伊藤繁雄選手などは、七三分けに黒縁メガネという、いかにも昭和のサラリーマンという風貌でした。
もう少し時代が下るとパーマをかける選手が出てきました。
その中でも前原選手はパンチパーマに色つきのメガネをかけていました。
従って、ぱっと見は怖いお兄さんのように見えたそうです。
海外の選手では、ハンガリー三銃士の一人ゲルゲリーさんのヘアスタイルが特徴的でした。
アフロヘアーで鼻の下にヒゲを蓄えており、威圧感抜群です。
「今のはエッジだろ」と言われたら、即座にうなずいてしまいそうです。
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一般プレーヤのオシャレ
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トップ選手についてはこれくらいにして、実際私が練習をご一緒させていただいた方を思い返してみます。
飛び込み参加の練習場で、一度だけお会いした男性が強く印象に残っています。
20歳前後のやせ型で、短めの髪を金髪に染めていました。
耳にはたくさんのピアスをつけていて、爪は青いマニュキュアを施していました。
ヘビメタのライブハウスではないので、その日居合わせた人の中には内心ビビっている人もいたはずです。
勇気を振り絞って話しかけてみると、容姿が奇抜なだけで普通の学生さんでした。
別のところでは、外見以外で身だしなみに気を使っている人がいました。
某体育館で練習が終わったあと、いつも爽やかな香りが更衣室に立ち込めていました。
マッチョな容姿の男性で、意外と言っては失礼ですがフレグランスを使っていたのです。
ギャツビーあたりかと思って観察していると、タクティクスの高級品です。
「いいのを使ってますね」と話を振ったところ、ラバーに比べると安いので試しに買ってみたそうです。
夏場は汗まみれで帰りの電車に乗ることがあります。
いくら拭いても練習のあとはしばらく汗が止まらないため、せめて匂いで周囲に迷惑をかけないよう、こういった気配りは大切ですね。
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ユニフォームに隠れた部分
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身だしなみの話からは外れますが、着替えをしていると何枚も湿布薬を貼っている方や大きな手術痕のある方を見かけることがあります。
そういえば、私は過去に鍼灸院に通っていたことがありました。
鍼(はり)だけでなく、真空のカップを背中に貼り付ける治療もやってもらっていました。
そのため当時は円形のカップの跡が背中に規則正しく並んでいて、着替えの時に後ろを見られるのが恥ずかしかったことを思い出します。
エレキバンを貼っている人、コルセットをしている人もいらっしゃり、みなさん卓球もいいですが、くれぐれもお体を大切にしていただけるようお願いしますね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
かなり極端な意見ですが、営業マンとなればそれぐらいの気持ちで身だしなみや仕草に注意するという心構えみたいなものかなと、私は理解しています。
さて卓球をする人は、トップ選手から一般の愛好家まで、どのように身だしなみを整えているのでしょうか。
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質素な女子の髪型
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スポーツ選手は勝つことに注力していて、競技に際しては全体的にさっぱりした外見の人が多いと思います。
私生活では華やかに飾っているであろう女子選手も、シンクロやフィギュアスケートなどを除き総じて地味です。
例外的な存在としては、例えば陸上選手ならアメリカのフローレンス・ジョイナー選手が有名でした。
とても派手な出で立ちで、特にマニュキュアを塗った長い爪は、リレーでバトンを扱うのに問題はなかったのか余計な心配をしてしまいます。
卓球では、われらが四元選手が全日本の大会で毎年話題になります。
個性的なユニフォームにメイクも決まっていて、国際卓球連盟のシャララ会長から絶賛されたこともありました。
年明けの全日本選手権でも期待したいところです。
試合に臨む女子選手の髪型を見ていると、以下のパターンに大別できそうです。
1.ショートカットでそのままプレー(石川選手)
2.ショートもしくはボブで、前髪だけを上げたおでこ見せスタイル
(平野選手などがたまにやっていました)
3.ピンで止めたり後ろにまとめ、顔を出すスタイル(福原選手)
4.ヘアバンドまたはバンダナを使用(郭躍選手)
1.が最も多く、次に3.が続きます。
私の個人的な希望としては、もう少し4.があってもいいかなと思います。
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多彩な男子の髪型
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髪型を始め、一般にファッションについては女性のほうが華やかで、男性はバリエーションも少なく地味です。
丸刈りやスポーツ刈りを含むショートヘアーの選手が多く、えりあし部分をわずかに伸ばす等のアレンジが見られる程度です。
ただこれは今の流行がそうであるためで、過去を振り返ると男性でも別の髪型の選手がいらっしゃいました。
伊藤繁雄選手などは、七三分けに黒縁メガネという、いかにも昭和のサラリーマンという風貌でした。
もう少し時代が下るとパーマをかける選手が出てきました。
その中でも前原選手はパンチパーマに色つきのメガネをかけていました。
従って、ぱっと見は怖いお兄さんのように見えたそうです。
海外の選手では、ハンガリー三銃士の一人ゲルゲリーさんのヘアスタイルが特徴的でした。
アフロヘアーで鼻の下にヒゲを蓄えており、威圧感抜群です。
「今のはエッジだろ」と言われたら、即座にうなずいてしまいそうです。
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一般プレーヤのオシャレ
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トップ選手についてはこれくらいにして、実際私が練習をご一緒させていただいた方を思い返してみます。
飛び込み参加の練習場で、一度だけお会いした男性が強く印象に残っています。
20歳前後のやせ型で、短めの髪を金髪に染めていました。
耳にはたくさんのピアスをつけていて、爪は青いマニュキュアを施していました。
ヘビメタのライブハウスではないので、その日居合わせた人の中には内心ビビっている人もいたはずです。
勇気を振り絞って話しかけてみると、容姿が奇抜なだけで普通の学生さんでした。
別のところでは、外見以外で身だしなみに気を使っている人がいました。
某体育館で練習が終わったあと、いつも爽やかな香りが更衣室に立ち込めていました。
マッチョな容姿の男性で、意外と言っては失礼ですがフレグランスを使っていたのです。
ギャツビーあたりかと思って観察していると、タクティクスの高級品です。
「いいのを使ってますね」と話を振ったところ、ラバーに比べると安いので試しに買ってみたそうです。
夏場は汗まみれで帰りの電車に乗ることがあります。
いくら拭いても練習のあとはしばらく汗が止まらないため、せめて匂いで周囲に迷惑をかけないよう、こういった気配りは大切ですね。
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ユニフォームに隠れた部分
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身だしなみの話からは外れますが、着替えをしていると何枚も湿布薬を貼っている方や大きな手術痕のある方を見かけることがあります。
そういえば、私は過去に鍼灸院に通っていたことがありました。
鍼(はり)だけでなく、真空のカップを背中に貼り付ける治療もやってもらっていました。
そのため当時は円形のカップの跡が背中に規則正しく並んでいて、着替えの時に後ろを見られるのが恥ずかしかったことを思い出します。
エレキバンを貼っている人、コルセットをしている人もいらっしゃり、みなさん卓球もいいですが、くれぐれもお体を大切にしていただけるようお願いしますね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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