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今回も韓国に出かけた際、卓球用品を購入した日村さん(仮名)のお話を引き続きお届けいたします。


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 気を取り直し出かけた2日め
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前回は途中でお店巡りをやむなく中断するところまでをお伝えしました。

日村さんは欲求不満が溜まったまま、ホテルのベッドの上で関連するWebサイトをチェックしていました。

狙い目は日本でお目にかかれないエクシオン製のラケット、ラバー、ラケットケースにしようと、おおよその目標を絞りました。

運が良ければ廃盤商品が見つかるかもしれません。

販売終了となった製品の中には、カーボン製のクールなラケットケースや単板の中ペン(中国式ペンホルダー)などがあり面白そうでした。


翌日スポーツ用品店街に再度出かけました。

あるお店でエクシオンのMUSAというラバーが目に留まりました。

MUSA…ムサ?ミューザ?、なんと読むのかわからないため、まずそこから尋ねると「ムサ」だということでした。

店員さんは途中で日本人のお客様だと気づいたようで、日本語で話しかけてきました。

とても流暢でこれはラッキーでした。

MUSAは日本では販売されておらず、Mの文字がカニのようになったパッケージデザインはとてもイケています。

価格は3万ウォンとお手頃です。

日村さんはバック面に貼ってみようと思い赤を購入しようとしました。

残念ながら黒しかないとのお答えで「う~ん」とうなりながら10秒間迷った挙げ句購入を見送りました。


続いてラケットを見せてもらうと、エクシオン社のWebページで見た「強:Gang」という日本式ペンホルダーがありました。

単板の角丸型でエントリーモデルです。

日村さん的には購入意欲をそそられる商品ではなく、そろそろこのお店を出ようかなという気持ちになっていました。

他に何かないか尋ねると、店員さんは奥の方からラケットを出してきました。

同じくエクシオン社の角型日本式単板ラケットで、上位モデルの響王(Hibi-O)Proでした。


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 超レアな珍獣を捕獲
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先程のGangとは別格の高級品で値札を見ると330000ウォンでした。

日本円でおおよそ30000円です。

厚さ10.5mmの木曽ヒノキで、裏面は台形をしたコルクに加え、黒塗りした部分に薄く「響」の文字が描かれているニクい演出です。

角型の日ペンですがブレードをじっくり眺めると、よく見かける長方形のタイプとは少し異なります。

グリップに近い側が最も幅が太く、先端にいくにつれわずかですが細くなっています。

グリップも凝った作りで中心から斜めに傾斜していき、グリップエンドはヒノキの角材をつけ、そこにエンブレムがはめ込まれています。

本家であるはずの日本製日ペンは、そっけないコルク片をペタっと貼り付けているだけで、デザイン力の差を見せつけられた感じがしました。

ラケットが高級なら箱にも妥協がありません。

ラケットの形になったくぼみがあり、そこに収めたあと半透明の白い紙がベールのように覆います。

ペンホルダーは指が当たる部分をヤスリで削りますが、そのヤスリが箱の中に同梱されています。

日村さんはこのラケットにビビっとときめき、日ペン使いの知人なら絶対欲しがると確信しました。


早速LINEで知人に連絡を取りました。

値引き分を日村さんが手数料として取って構わないので、即購入して欲しいと興奮気味の返事が返ってきました。

店員さんも高額商品が売れてニコニコ顔で、皆さんがハッピーになった瞬間でした。


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 エクシオン社の今後
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エクシオンはこれまで日本のヴィクタス社と提携していて、一部のラケットやラバーなどを日本でも購入することができていました。

現在は提携が解消され、エクシオン社が日本で自前の営業を行うのではないかと言われています。

最も知名度があるのはラバーのヴェガシリーズです。

テナジーに迫る性能を持ちながら、お値段は控えめという点が支持を得ています。

私としては上のほうでも触れましたが、洗練されたデザインが好きです。

ヨーロッパのアンドロ、アジアのエクシオン、この2社のセンスは秀逸で他社の一歩先を進んでいると思います。

日本でもエクシオン社の日ペンが販売されれば、私もビビッときて買ってしまうかもしれません。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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