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少し前に某所で行われた学生リーグの試合を観戦できる機会がありました。

今回はそこで感じたことをお話ししたいと思います。


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 スゴ技が無料で堪能できる穴場
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まず最初に、この手の試合が無料で見れるのは、卓球をやっている人にとってはとてもありがたいということです。

私はケチな人間ですが、とにかく無料だから何でもかんでもありがたいと言っているわけではありません。

現役時代、下位のリーグでしかも万年補欠だった私にとって、一部校の試合は神ワザレベルでした。

観戦できるプレーのクオリティを考えると、お金を払ってもいいと思わせるほどなのです。

他にも日本卓球リーグの平日に行われる試合など、ハイレベルなのに無料の試合があります。

一方ジャパンオープンは、平日に行われる予選からお金を取っています。

ジャパンオープンの予選初日の試合なら、学生リーグの一部校や日本卓球リーグ二部の試合のほうがすごいかもしれません。

今回、休日出勤の代休が取れ、平日の体育館に足を運ぶことができ大変ラッキーでした。


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 カットマンを見たい人は女子の試合を
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2階席の前列は、各校のベンチ入り出来なかった選手が陣取っています。

一緒に校歌を歌ったり、体を乗りだして熱い声援を送ったしています。

そのため私のような一般人は、お目当ての試合が行われている場所の少し離れた席から観戦することになります。

男子は戦型の画一化がかなり進んでいて、シェーク裏裏の選手が大部分を占めます。

まれにペンの裏裏やカットマンがいて、片面だけのペンドラや表ソフトの選手はほとんどいません。

女子ではバック側が表ソフトの選手はちらほら見かけました。

カットマンもそれなりにいます。

もう大学生の一部校レベルになると、男子はカットで勝つのが難しくなります。

両ハンドからパワードライブを2~3発ブンブンブンと打ち合ってラリーが終了、そんな展開が中心です。

セミプロみたいな選手が多いので豪快にチキータを決めたり、ダブルスで二段モーションのトリックレシーブを披露するなど、別格プレーの連続です。

下位のリーグであれば、男子でもカットマンやペンの表ソフト、そしてたまに粒高ブロックマンが登場する試合もあります。


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 人間ウォッチング
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私がいたような下位リーグの大学は、いつも生徒だけで体育館に出かけていました。

一部校では監督かコーチもベンチに入っています。

でも観客席から見ていて不思議に思うのは、その監督かコーチの存在感が大学によってかなり差があることです。

選手たちと同じように、得点時は拍手かガッツポーズを取る人がいるかと思うと、そういうことは一切せず単なる付き添いだけみたいな人もいます。

なんだかシラケますし、何もしないのだったらそもそも来る必要があるのかなと疑問に思ってしまいます。

別の大学では、同じく無表情でノーリアクションの人なのですが、アドバイスだけはきっちりしかめっ面でしている強面コーチがいました。


最近は得点したときに奇声を発する選手がいて、学生リーグでもその手の声が聞こえてくるのかなと思っていました。

幸い私の観戦中には、一般的常識的な声だったと思います。

奇声というのはどういうものかというと、活字にするのが難しい声といえばよろしいでしょうか。

「っしゃぁぁ」「よぉぉ」あたりなら表現可能ですが、獣の鳴くような訳の分からない声を出す選手が男女どちらにもいます。

女子のインターハイでは少し話題になっていて、2~3歳くらいの女の子が発する超音波のような叫び声を得点したときに絞り出すのです。

山道を歩いていてヘビが出てきたときなら分かります。

しかしそんな悲鳴を試合中に聞きたくはありません。

高校生で流行っているのなら、そろそろ学生リーグでも聞こえてきそうです。


学生リーグは営利目的でやっているわけではなく、広報活動は控えめです。

それだけに卓球競技者の中でも、観戦対象としてそれほど強く意識されていないように思えます。

今回のような紹介はせず、黙っていてほしいと願っている隠れ学生リーグファンがいるかもしれません。

チームメイトが集団で座れるよう、広く空いた空間は学生さんに譲る配慮があれば、一般の人の観戦も歓迎してくれるのではないでしょうか。

そして喫煙は指定された場所で行い、ゴミは持ち帰り、席に寝転がらないといった一般常識を守れば、みんなが気持ちよく利用することができます。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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