今月末の5月29日から6月5日にかけて、ドイツのデュッセルドルフで世界大会の個人戦が行われます。
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いつもとは異なるテレ東の放送
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例年通りテレビ東京が「世界卓球2017」の番組で放送してくれると考えていました。
それは間違いではなかったのですが、今回は「世界卓球2017&全仏OPテニス」となっています。
なんだか無理やり合体させている感じは否めません。
率直に申し上げて、卓球ファンにもテニスファンにも不評を買っているのではないでしょうか。
テレビ局側にはスポンサー絡みなど、くっつけることで何らかのメリットがあったのだと察します。
そして同じラケットスポーツだから一緒にしちゃえ、という乱暴な主張が通ってしまったのでしょう。
卓球と柔道だったら分けていたはずです。
テレビで卓球が放送してもらえるだけでもありがたいと言う気持ちはあります。
そう考えつつ、欲を言えば男子の試合もそれなりに取り上げていただけるよう願っています。
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いつもとは異なるテレ東の放送
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例年通りテレビ東京が「世界卓球2017」の番組で放送してくれると考えていました。
それは間違いではなかったのですが、今回は「世界卓球2017&全仏OPテニス」となっています。
なんだか無理やり合体させている感じは否めません。
率直に申し上げて、卓球ファンにもテニスファンにも不評を買っているのではないでしょうか。
テレビ局側にはスポンサー絡みなど、くっつけることで何らかのメリットがあったのだと察します。
そして同じラケットスポーツだから一緒にしちゃえ、という乱暴な主張が通ってしまったのでしょう。
卓球と柔道だったら分けていたはずです。
テレビで卓球が放送してもらえるだけでもありがたいと言う気持ちはあります。
そう考えつつ、欲を言えば男子の試合もそれなりに取り上げていただけるよう願っています。
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日本卓球協会にも1つだけツッコミを
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出場選手については、日本卓球協会のWebサイトに掲載されています。
最初に当該ページを見て感じたのが、リストに記された順序のヘンテコさでした。
主役である出場選手が一番上にあり、その次に監督の紹介程度だろうと思っていました。
ところが実際は以下の内容・順序でした。
総監督、男子監督、女子監督、男子スタッフ、女子スタッフ、マッサー、ドクター、栄養士、総務、練習パートーナー、情報、男子選手、女子選手、母体スタッフ
選手の位置が後ろすぎやしませんか?
百歩譲って監督が選手より上というのは分かります。
そしてもちろんスタッフ陣も、選手を支える大切な役割を担っていることは理解しています。
でも、でもですよ、出場する選手が後ろから2番めと3番めというのはおかしいですよね。
練習場でこのことを熱く語っていると、肩をぽんと叩かれ「深呼吸しようか」と言われてしまいました。
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金メダルへの期待
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続いて気になる日本人選手のメダル獲得ですが、今回はいつになくワクワクしている人も多いでしょう。
先月中国で開催されたアジア卓球選手権大会で、平野美宇選手が中国選手を3人連続で倒し見事優勝しました。
中国開催でベストメンバーが出場していたので、表彰式は当然真っ赤な国旗がズラッと並ぶと誰もが想像していました。
それがど真ん中に日の丸が上がり、まさかの君が代が流れたのです。
ちゃんと曲を用意してくれていた現地スタッフに感謝するとともに、ヤジなども飛んでいなかったようで、嬉しさと同時にほっとしました。
ただ中国の方は大変です。
表彰台の両脇に立つ中国選手はお通夜のような表情で、世界選手権でも同じことが起これば監督は更迭(こうてつ)されてしまうかもしれません。
私はそれほど過度に期待をしているわけではなく、平野選手は3番手くらいかなと考えています。
優勝候補の筆頭は劉詩文選手、続いて丁寧選手、そして平野選手という順序が妥当ではないでしょうか。
劉選手は無冠の女王とも言われていて、今回のビッグタイトルは絶対に取りたいはずです。
平野選手のプレースタイルも劉選手に似ていて、バックのバウンド直後をひっぱたくプレーは強烈です。
中国選手は5人出場しますが、内4人はそれなりのシードに割り振られるため、全員を倒さなければ優勝できないわけではありません。
不気味なのはシードに入らない木子選手で、序盤で日本人選手と当たる可能性があります。
中国代表なので当然強く、主要な大会にあまり出ていないのでランキングだけが低いという厄介な存在です。
同じ理由で北朝鮮のキムソンイ選手も要注意です。
昨年のリオ五輪で石川選手と福原選手の両方が破れ、今大会でもできれば対戦したくない相手です。
世界選手権のシングルスで日本人が最後に優勝したのは、1979年のピョンヤン大会の小野誠治選手と、かなり昔の出来事になっています。
その大会でも中国選手を次々と倒さないと優勝できなかったので、チャンピオンになるというのはすごいことです。
私の予想では3番手ですが、もちろん平野選手の優勝には期待しています。
そして他の選手も一つでも上位に食い込んでもらえるよう応援したいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
日本卓球協会にも1つだけツッコミを
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出場選手については、日本卓球協会のWebサイトに掲載されています。
最初に当該ページを見て感じたのが、リストに記された順序のヘンテコさでした。
主役である出場選手が一番上にあり、その次に監督の紹介程度だろうと思っていました。
ところが実際は以下の内容・順序でした。
総監督、男子監督、女子監督、男子スタッフ、女子スタッフ、マッサー、ドクター、栄養士、総務、練習パートーナー、情報、男子選手、女子選手、母体スタッフ
選手の位置が後ろすぎやしませんか?
百歩譲って監督が選手より上というのは分かります。
そしてもちろんスタッフ陣も、選手を支える大切な役割を担っていることは理解しています。
でも、でもですよ、出場する選手が後ろから2番めと3番めというのはおかしいですよね。
練習場でこのことを熱く語っていると、肩をぽんと叩かれ「深呼吸しようか」と言われてしまいました。
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金メダルへの期待
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続いて気になる日本人選手のメダル獲得ですが、今回はいつになくワクワクしている人も多いでしょう。
先月中国で開催されたアジア卓球選手権大会で、平野美宇選手が中国選手を3人連続で倒し見事優勝しました。
中国開催でベストメンバーが出場していたので、表彰式は当然真っ赤な国旗がズラッと並ぶと誰もが想像していました。
それがど真ん中に日の丸が上がり、まさかの君が代が流れたのです。
ちゃんと曲を用意してくれていた現地スタッフに感謝するとともに、ヤジなども飛んでいなかったようで、嬉しさと同時にほっとしました。
ただ中国の方は大変です。
表彰台の両脇に立つ中国選手はお通夜のような表情で、世界選手権でも同じことが起これば監督は更迭(こうてつ)されてしまうかもしれません。
私はそれほど過度に期待をしているわけではなく、平野選手は3番手くらいかなと考えています。
優勝候補の筆頭は劉詩文選手、続いて丁寧選手、そして平野選手という順序が妥当ではないでしょうか。
劉選手は無冠の女王とも言われていて、今回のビッグタイトルは絶対に取りたいはずです。
平野選手のプレースタイルも劉選手に似ていて、バックのバウンド直後をひっぱたくプレーは強烈です。
中国選手は5人出場しますが、内4人はそれなりのシードに割り振られるため、全員を倒さなければ優勝できないわけではありません。
不気味なのはシードに入らない木子選手で、序盤で日本人選手と当たる可能性があります。
中国代表なので当然強く、主要な大会にあまり出ていないのでランキングだけが低いという厄介な存在です。
同じ理由で北朝鮮のキムソンイ選手も要注意です。
昨年のリオ五輪で石川選手と福原選手の両方が破れ、今大会でもできれば対戦したくない相手です。
世界選手権のシングルスで日本人が最後に優勝したのは、1979年のピョンヤン大会の小野誠治選手と、かなり昔の出来事になっています。
その大会でも中国選手を次々と倒さないと優勝できなかったので、チャンピオンになるというのはすごいことです。
私の予想では3番手ですが、もちろん平野選手の優勝には期待しています。
そして他の選手も一つでも上位に食い込んでもらえるよう応援したいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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