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少し前に、ブレードサイズが大きめのペンホルダーラケットに興味があるとお話ししました。

そこで現在販売されている製品で大型の部類に入るものを尋ねて、お店巡りをしました。


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 個性的な品揃えのWRM
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最初に訪れたのはワールドラバーマーケット(WRM)さんです。

お店の名前の通り、外国メーカーのラバーを取り扱っているお店です。

ラバーだけでなくラケットも販売しているのですが、お店のオリジナルラケットの製品企画・販売もしている点がユニークだと言えます。

ショップオリジナルのラケットというのは、少数ですが他のお店でも企画されたものはあります。

それは既存のラケットメーカーへ特注品として製造を依頼したラケットでした。

WRMさんはそういったラケットに加え、自社が日本卓球協会の公認メーカーになり、独自開発のラケットを作っているという力の入れようです。


店舗は高田馬場と千葉市にあります。

高田馬場店は小ぶりなお店ですが、駅のすぐ近くにあるビルの3階で大変便利な場所にあります。

入店すると常連さんがいらっしゃり、何やらお話をされて盛り上がっていました。

他の卓球ショップとは全く異なる品揃えです。

見たことのないラバーとラケットばかりです。

その中に今回のテーマである大型ラケットが陳列されていました。

カットマン用ラケットのブレードを使った、超大型中国式ペンホルダー(中ペン)の「極守2」というラケットです。

よく見かける大手メーカーのラケットとは異なり、箱には入っていません。

透明フィルムで包装されていて、私はこれで十分だと思っています。

「極守2」というだけあって、とっても弾み控えめです。

相手が打ってくるボールを止めて止めまくることに特化したキワものラケットです。

私はそういうスタイルではないので購入対象とはなりませんが、面白いラケットであることは確かです。


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 おなじみの国際卓球
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続いて同じ高田馬場にある国際卓球さんに向かいました。

駅の反対側に移り、南へ進むとお店があります。

恐らく日本で最も有名な店舗の一つです。

ここにはニッタクの中ペン「ルデアックパワーC」が置いてありました。

先ほどの「極守2」が常識はずれのサイズだったので驚きはありませんが、他よりも大きめの中ペンではあります。

今回初めて現物を確認することができました。

重くてグリップは太めです。

毎日筋トレをしてムキムキな体なら、こういうラケットの両面に分厚いラバーを貼って振り回すことができるのでしょうね。

今の私ではキツそうです。


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 アームストロング本社
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お店を後にし、電車に乗って3件めのアームストロングさんを目指しました。

正確にはお店ではなく本社のある場所でした。

アームストロングには実物を見ておきたい大型ラケットが2種類ありました。

それらはかなりマイナーな存在のため、卓球ショップで手に取る機会がありませんでした。

本社ならお目にかかることができそうで、期待に胸を躍らせて訪問しました。

オフィスをイメージしていたのですが、どちらかと言うと工場のような感じでした。

カウンターはあっても周囲にラバーの部材や接着剤などが置いてあり、従業員の方はちょうど電話中でした。

少し待っていると別の方が出てこられ、お目当てのラケット2本を見せてもらえることができました。


1本めは「アームアユーズ」という「極守2」に似た中ペンです。

大きさは「極守2」とほぼ同等のジャンボサイズです。

弾みは中程度なので「極守2」よりは弾み、グリップは太めです。

ただ板が薄いため、握った感じは見かけよりは太さを感じませんでした。

想定している使い手は、やはりブロック主体で守るタイプとのことでした。


そしてもう1本は、ラージボール向けということで開発された「アームエクセレントラージ・軽量カーボン」でした。

「アームアユーズ」よりは少し小さいブレードながらも、アユーズの方が大きすぎるので十分デカラケの部類に入るラケットです。

こちらはコルクグリップがついた日本式ペンホルダーで、通常日ペンにありそうな両面の平コルクが見当たりません。

裏面の塗装もありません。

分厚いバルサの芯材をカーボンで挟んでおり厚さは10mmあります。

カタログには平均重量85gと記載がありましたが、触らせてもらった個体は78gととても軽量でした。

細い日ペンのグリップでもこの軽さなら、面積の広いラバーを貼っても自在に振り回せそうで買ってみたい衝動に駆られました。

ですが、そこはぐっと我慢し、入り口周辺に貼られた福原選手のポスターやサインを眺めてから駅へと戻りました。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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