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トップ選手のインタビューで、最終ゲームまでもつれるとどうなるか分からないので、できれば避けたいという話を聞いたことがあります。

自分のほうが実力的に上でも、どこかで凡ミスをすることはあり、相手のスーパーショットがたまたま決まることはあります。

そこにネットインやエッジの不運が続く場合もありえます。

最終ゲームの出だしに3~4点のリードをされると非常に苦しくなります。

上級者でもそうなのですから、私のような単なる愛好家には苦い思い出となる出来事がたまにあります。


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 焦った末の3点ビハインド
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絶対に自分が勝つと思い込んでいたため、適当に手加減していた試合がありました。

最終ゲームになってしまい、ラブオール直後からスタートダッシュをかけようと少々りきんでいたのかもしれません。

十八番のサーブでレシーブミスを狙い、万が一返球されても3球目攻撃を叩き込む予定でした。

ギュンギュンに回転がかかった斜め上回転のサーブをミドル前に出しました。

恐らく相手はどう返してよいのか分からなかったようで、そっとなぜるようにするだけでラケットを差し出しました。

オーバーミスを期待していたのですがそれは叶わず、しかしフォアに甘いボールが返ってきました。

それを豪快にパワードライブでバキーンと決める、、、つもりでしたが、ネットにかすりオーバーしてしまいました。

私は心の中で、もう一本同じサーブを出しても大丈夫だと自分に言い聞かせました。

そして再び斜め上回転のサーブを出し、同じコースに返ってきました。

今度は確実を期すため、8割5分程度の力で相手のミドルにドライブを放ちました。

前に寄せた直後にミドルを突く定石通りの攻めでしたが、相手がとっさに猫パンチのようにラケットをペシッとはたきました。

そのボールはカウンターショットとなって私のフォアサイドを切り、ノータッチで抜けていきました。

動揺している私の心を見透かしたのか、次のサーブで相手はフォアサイドギリギリのロングサーブを出してきました。

華麗な?フットワークで飛びつき返球したものの、0コンマウン秒出だしが遅かったためストレートに返してしまいました。

がら空きのバックに余裕でボールを送られ、これで3-0になってしまいました。


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 投げたらアカン
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これが第1ゲームならまだまだ余裕のよっちゃんです。

ですが現実は厳しく、手抜きをしていたことを悔やむばかりです。

人によってはもうこの時点で試合を投げてしまう人もいるでしょう。

受動的なプレーだけに切り替えてしまったり、反対に一か八かのリスキーな攻撃を連続して仕掛けたりする場面を目にすることがあります。

それらの多くはミエミエで周囲を嫌な気分にさせます。

一方で私たちは聖人君子ではないので、現実の人間の行動として好きにさせておくしかないとも言えます。

さて私はどうしたかというと、点差を認識はするものの、なんとか挽回せねばという考えは抑え、まず次の1本を取ろうという考えにしました。

そして普段より少しだけ、決めにいくより粘るプレーにしようとしました。

試合はデュースになり、結局私のボールがネットインしたのに続き、相手のサーブミスで勝ちました。

何かの大会などではなく、勝ち負けはどうでもよい試合でした。

それなりの実力差があると感じたとき、結果が重要ではない試合では「適切な」手抜きをすることは多くの人にあるはずです。

しかし試合をするのなら、これからはもう少し加減の仕方を変えようという気持ちになりました。

今回最終ゲームで3-0になった時のように、通常よりは若干ボールをつなぎ気味にし、明らかな甘い球は決めにいくことにします。

相手が初心者でなければ、それで8点差9点差で勝っても構わないと思います。


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 最適な点数とは何点なのか
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冒頭で紹介した「最終ゲームまでもつれるとどうなるかわからない」というのは、今の11点制のルールが影響している面もあると思います。

偶然のミラクルプレーやネットエッジが絡むと、冷や汗をかくことがあり得るルールです。

昔の21点制は長いと思いますが11点はやや短く、13点あたりが最も適切ではないかと考えたりします。

もしかすると13点にしたかったのですが、某宗教で不吉な数字のため見送ったのが隠された真の理由だったりするのかもしれません。

逆の発想で引導を渡す意味で13は最適なんだと主張したら、、、殴られそうですね。

折衷案として12点とするのはどうでしょうか。

そしてサーブは1本ずつ出すことにしてしまうのです。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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