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一緒に練習をさせてもらう方々から、その人独自の考えや対策を聞かせてもらうことがあります。

今回はその中からレシーブに関するもの3つをご紹介します。

試行錯誤を経て3者3様の選択をされていることに敬意を払いたいと思います。


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 レシーブの時はカットマン
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Aさんはシェーク裏裏のドライブマンです。

しかしながら見出しにある通り、レシーブをする場合だけカットマンに変身しろと自分に言い聞かせています。

過半数のサーブはショートサーブであり、回転は下、斜め下、ナックルが多いでしょう。

攻撃マンならそれらを速いテンポのツッツキで切ったり、果敢に払っていったりします。

Aさんとしては、そこでミスをする場合が少なくないとの考えを持っています。

「1本2本3本…と続いていくラリーの中で、最もリスキーなのは2本めのレシーブである」

「従ってそこだけは他よりも慎重さ重視でなければならない」

よくあるショートサーブが出されたら、打球タイミングを遅らせ、台上でカットをするがごとく下回転を掛け返します。

たまには斜め上回転のショートサーブを出されることもあり、それは流石に面を合わせて順回転系のボールで返すことになります。

また本職のカットマンではないため、ロングサーブについてはカットする訳にはいかず、ドライブかミート打ちで返球します。

ただし基本はあくまでもレシーブにかなりの安定性を求めています。

こういったAさんの根底には以下のような思考があるのだそうです。

1)スーパーショットを食らってもツッツキミスでも失うのは同じ1点

2)卓球は1点ずつしか取れない

3)チャンスとリスクの比率は一打一打それぞれの場面で異なる

何度も対戦する相手には、Aさんはレシーブで仕掛けてこないことがバレていますが、このポリシーを変えるつもりはないそうです。


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 長い横系は上書きループ
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Bさんもシェーク裏裏のドライブマンです。

初級者にとっての鬼門と言われる横回転系のサーブに痛い目に遭ってきました。

特にトラウマになっているのが、しゃがみ込みで出される真横回転のサーブでした。

対戦相手は小学生で、フォア・バックと面を切り替えギュンギュンに横回転がかかった長いサーブを放ってきます。

Bさんはそれをほとんど返すことができず完敗でした。

相手が小学生であってもラリーになってボコられたのならまだ納得がいきます。

でもほとんど形になっていない試合内容に落ち込み度がMAXだったのです。

バウンド直後のボールを面を合わせて返そうとしてミスを連発しました。

他の人はどうしているのか観察すると、あるおじさんは全て打点を遅らせ前進回転を掛け返す上書きループドライブで返していました。

件の小学生はその返球を嫌っていて、十八番のしゃがみ込みサーブを途中で封印してしまいました。

Bさんはこれだと理解し、卓球マシン相手にそのレシーブを練習しました。

別にしゃがみ込みでなくても長い横回転を挑発的に出してくる人はいます。

またYGサーブはしゃがみ込みと似たような球種であるとも言えます。

依然としてミスをすることはありますが、長い横回転に対するBさんの返球精度は向上してきました。

練習仲間に聞いてみると、Bさんの上書きループ返球はジャイロ回転が混ざっているのだそうです。

ドリルのように回転軸が進行方向にやや重なっているという意味です。

そういうジャイロ回転が入ると、相手コートにバウンドした後、軌道が横にズレ相手は返しづらくなります。

Bさんは長い横系を出された場合だけ、片面だけにラバーを貼ったペンのドライブマンのように高速オールフォアで動き、ジャイロ混じりのループドライブで返すパターンを確立しました。


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 粒高ラバーを貼ってみた
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Cさんは中ペン(中国式ペンホルダー)の片面だけに裏ソフトラバーを貼ったドライブマンでした。

レシーブがイマイチで、以下の葛藤がありました。

・ペンはシェークより台上がやりやすいのでもう少し頑張るべき

・裏面に空き地があるが安易に粒高やアンチラバーを貼るべきではない

そういうべき論に押しつぶされていましたが、ある日、頭の中でスイッチが切り替わりました。

粒高に逃げる現実逃避ではなく、粒高で返す現実直視だ。

思い立ったCさんは中古の粒高ラバーをフリマサイトで複数購入し、反転レシーブの練習に取り組みました。

レシーブに特化するなら、1枚ラバーよりも超極薄スポンジがついた粒高のほうが安定するとの情報を見ましたが、Cさん的にはスポンジなしがしっくりきました。

反転するには細めのグリップが便利です。

それらの結論を元にラケット、ラバーを買い替えレシーブ練習に励みました。

練習を継続したものの、あまり思わしくありません。

粒高は粒がぐらつくため、それ故の難しさ・凡ミスが出ます。

粒高で待っているとナックルロングを出され、棒球で返った3球目強打を食らうことがあります。

さて困ったCさんはどうしたか。

「考えは何度変更しても構わない」

「私は粒高を試み、見事に失敗した。みんな笑ってくれ」

よって元の片面裏ソフトだけのスタイルに戻ったそうです。

あっぱれだと思います。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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