今回はペンホルダーで粒高ラバーを主体的に使う戦型について書いてみたいと思います。
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スポンジのないラバーを使用
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ちまたでは「ペン粒」「粒高ブロックマン」などと呼ばれています。
他の戦型と同様それぞれに個性があり、私なりに大まかな分類をしてみました。
大別すると攻撃度の度合いで、1)守り主体か、2)攻守バランスになるかと考えています。
いずれにしてもこのタイプの人が使っているラバーは、スポンジのない1枚ラバーの粒高です。
粒高ラバーの特性であるいやらしい変化を最大限発揮するには、OXと呼ばれているスポンジなしのラバーが最適です。
一方粒高ラバーを貼っているカットマンの場合は、安定性を重視してほとんどがスポンジの付いたラバーを使っています。
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スポンジのないラバーを使用
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ちまたでは「ペン粒」「粒高ブロックマン」などと呼ばれています。
他の戦型と同様それぞれに個性があり、私なりに大まかな分類をしてみました。
大別すると攻撃度の度合いで、1)守り主体か、2)攻守バランスになるかと考えています。
いずれにしてもこのタイプの人が使っているラバーは、スポンジのない1枚ラバーの粒高です。
粒高ラバーの特性であるいやらしい変化を最大限発揮するには、OXと呼ばれているスポンジなしのラバーが最適です。
一方粒高ラバーを貼っているカットマンの場合は、安定性を重視してほとんどがスポンジの付いたラバーを使っています。
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守りの粒使い
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1)の守り主体は比較的シニアの方に多い印象があります。
ドライブがフォアに来てもバックに来てもショートで止め、ナックルボールを送ることで相手の打ちミスを誘います。
ならばツッツキで粘ればいいのではと考えるかもしれません。
粒を使い慣れている人に安易なツッツキを送るのは禁物です。
空手の正拳突きのようなスイングで超絶ナックルプシュをお見舞いされてしまうからです。
これを文字で表現するのは難しく、実際に遭遇して痛い目にあわないと分からないと思います。
日本卓球界のレジェンド水谷さんも、粒は対戦し経験してみないと駄目とおっしゃっていました。
そういうタイプとの戦い方としてはロングサーブを多めに出し強打で撃ち抜く展開にしていきます。
逆にペン粒側としては、できるだけ相手にドライブ打たせないように持っていきます。
そういう攻防はセオリーなのですが、守り主体のペン粒であっても上級者だと相手に打たせてから止める方法を取ってくる人もいます。
私は渾身の力を込めたドライブを一発打たれれば、それで終わりではと考えていました。
本当にバキバキのエースボールを打たれれば止めることは困難です。
しかしそこそこのドライブであれば、通常のショートではなく猫パンチのようなスイングでカットするように相手ドライブを返すペン粒の人がいます。
バック側のショートもラケットを固定させたショートだけでなく、ラケットを上から下に振りカットブロックで返したりするのです。
私が対戦した経験があるのはそこまで極めた人ではなかったため、動画で猫パンチカット?のような上級者の返し方を見て驚きました。
そんなに強くない愛好者レベルのペン粒なら、適度に山なりのボールを混ぜると緩急でミスってくれることもあります。
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攻めてくる粒使い
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2)の攻守バランスタイプに分類される粒の人は、更に細分化すると粒で打ってくる人と、ラケットを反転して打ってくる人がいます。
私は前者の粒で打ってくる人がペン粒で一番嫌いです。
そういうタイプの人とは普段打たないため、試合が始まってから癖のあるボールの感覚を掴むことになります。
従って初当たりだと結構な有利不利のハンデがそれぞれにあります。
バックショートは守備重視の人と同じですが、フォアはほのかな順回転のナックルです。
スイング途中でラケットを止め、台上で2バウンドするストップショットに打ち分けてくる人もいました。
ラケットを反転してくる人だと、カットマンとの対戦は概ねドライブマンに変身する人もいます。
守備主体の人なら山なりボールを送ることもあると書きましたが、反転してくる人にそれをやるとスマッシュを食らうので使えません。
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ペン粒からの意見
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こういうプレースタイルの方が一定数いらっしゃるので、日本メーカーを中心に反転式のペンホルダーをラインナップに残しています。
そして守備主体の方のために、弾みを抑えた大型ブレードの製品を出している会社があります。
一般にラケットが大きいと本体だけでなく貼るラバーも面積が増えるので重量が気になります。
でもペン粒の方はスポンジのない粒高を片面に貼っているため影響は少ないとのことです。
他に漏れ聞いた悩み?としては、どうしても粒は安定感に欠ける部分があるので凡ミスは他の人よりも若干多そうということでした。
そして守備主体の人の場合、普通のラケットでは打てないという意見もありました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
守りの粒使い
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1)の守り主体は比較的シニアの方に多い印象があります。
ドライブがフォアに来てもバックに来てもショートで止め、ナックルボールを送ることで相手の打ちミスを誘います。
ならばツッツキで粘ればいいのではと考えるかもしれません。
粒を使い慣れている人に安易なツッツキを送るのは禁物です。
空手の正拳突きのようなスイングで超絶ナックルプシュをお見舞いされてしまうからです。
これを文字で表現するのは難しく、実際に遭遇して痛い目にあわないと分からないと思います。
日本卓球界のレジェンド水谷さんも、粒は対戦し経験してみないと駄目とおっしゃっていました。
そういうタイプとの戦い方としてはロングサーブを多めに出し強打で撃ち抜く展開にしていきます。
逆にペン粒側としては、できるだけ相手にドライブ打たせないように持っていきます。
そういう攻防はセオリーなのですが、守り主体のペン粒であっても上級者だと相手に打たせてから止める方法を取ってくる人もいます。
私は渾身の力を込めたドライブを一発打たれれば、それで終わりではと考えていました。
本当にバキバキのエースボールを打たれれば止めることは困難です。
しかしそこそこのドライブであれば、通常のショートではなく猫パンチのようなスイングでカットするように相手ドライブを返すペン粒の人がいます。
バック側のショートもラケットを固定させたショートだけでなく、ラケットを上から下に振りカットブロックで返したりするのです。
私が対戦した経験があるのはそこまで極めた人ではなかったため、動画で猫パンチカット?のような上級者の返し方を見て驚きました。
そんなに強くない愛好者レベルのペン粒なら、適度に山なりのボールを混ぜると緩急でミスってくれることもあります。
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攻めてくる粒使い
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2)の攻守バランスタイプに分類される粒の人は、更に細分化すると粒で打ってくる人と、ラケットを反転して打ってくる人がいます。
私は前者の粒で打ってくる人がペン粒で一番嫌いです。
そういうタイプの人とは普段打たないため、試合が始まってから癖のあるボールの感覚を掴むことになります。
従って初当たりだと結構な有利不利のハンデがそれぞれにあります。
バックショートは守備重視の人と同じですが、フォアはほのかな順回転のナックルです。
スイング途中でラケットを止め、台上で2バウンドするストップショットに打ち分けてくる人もいました。
ラケットを反転してくる人だと、カットマンとの対戦は概ねドライブマンに変身する人もいます。
守備主体の人なら山なりボールを送ることもあると書きましたが、反転してくる人にそれをやるとスマッシュを食らうので使えません。
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ペン粒からの意見
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こういうプレースタイルの方が一定数いらっしゃるので、日本メーカーを中心に反転式のペンホルダーをラインナップに残しています。
そして守備主体の方のために、弾みを抑えた大型ブレードの製品を出している会社があります。
一般にラケットが大きいと本体だけでなく貼るラバーも面積が増えるので重量が気になります。
でもペン粒の方はスポンジのない粒高を片面に貼っているため影響は少ないとのことです。
他に漏れ聞いた悩み?としては、どうしても粒は安定感に欠ける部分があるので凡ミスは他の人よりも若干多そうということでした。
そして守備主体の人の場合、普通のラケットでは打てないという意見もありました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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