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緊急事態宣言が発出されている状況下では、卓球をするのも困難となっています。

部屋の中で素振りをしたり、カーテンめがけてボールを打ったりするものの、気晴らしには程遠く我慢の毎日です。

仕方なくネット上にある動画を見る機会が増えました。

その中でいくつか気づいたことがあったので、今回はそれについて書くことにします。


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 衝撃?笑撃?映像
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私が見る卓球動画は、特定のジャンルに偏らず幅広く閲覧しています。

著名な大会からどこかの市民大会までレベルは様々で、戦型の偏りもありません。

特定選手のベストショット集、技術解説、いにしえの映像など、バリエーションは豊富です。

それでも印象に残りやすいものは意外性のあるシーンです。

例えば練習をしている背後で別の競技をしている動画がたまにあります。

バドミントン、バスケットボールあたりは普通ですが、剣道や新体操というのもありました。

また卓球をしている競技者自身が、見慣れない出で立ちというケースもありました。

どこかの市民大会のような試合映像を見ていると、横から突然球を拾いにきた人が現れました。

もしその時飲み物を飲んでいる途中だったら吹き出していたでしょう。

現れた人は全身銀色のボディースーツを着ていたのです。

複数名いたので、どうやらチームで揃えたようです。

マラソンにはそういうコスチュームランナーがいることをテレビで見たことがあります。

アナ雪が流行ったときは、エルサの格好をした人が走っていました。

それと同じようなノリなのでしょう。

でも卓球の場合、小規模な大会でも日本卓球協会のルールに沿って実施されるのが普通です。

その場合、競技者はJTTAのマークが入ったユニフォームを着用することとなっています。

ですのでボディースーツを着た人は、1)卓球協会の承認を受けたスーツを着用していたか、2)特例処置で出場しているかのどちらかなのでしょう。

1)のケースは考えにくいため、審判長にお願いして認めてもらったような感じがします。

審判長に拒否されることも想定して、会場に通常のユニフォームも持参していたかもしれません。

ジョークを理解してくれた、やわらか頭の審判長さんで良かったですね。


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 他を圧倒するTリーグ映像
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動画を映像作品として捉えてみると、完成度に対し高評価となるのはTリーグの試合です。

その理由は当然のことながら、競技者がプロの卓球選手であり、撮影や編集を手掛けるのもその道のプロだからです。

卓球という競技は幅広い層の競技者が取り組みやすく、従って見るスポーツよりも(自分が)するスポーツと言われることがあります。

そういう言われ方がされる競技は少なめで、貴重な存在です。

しかし見るスポーツとしての卓球も人気が出て欲しいという思いがあります。

シニアの競技者で、試合の各種演出を快く思わない人のご意見を聞いたことがありました。

多様なご意見は尊重しつつ、私としては見るスポーツとしても洗練された手法を取り入れ、卓球ファンが増えてくれればと願っています。

余談ですが、Tリーグはネットの中央に「Nojima T.LEAGUE」の大きな文字がでーんと貼り付けてありますね。

他の試合では控えめなロゴがネットの両脇に貼ってある程度だったのに、とても大胆です。

私なら試合中結構気になってしまいそうです。


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 技術の進歩
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卓球映像に限った話ではありませんが、試合の模様を別の位置から撮影するカメラにもちょっとした発見がありました。

映像の記録というと、ソニーやパナソニックのいわゆるビデオカメラ型装置を想像します。

ところが普通のデジカメ型のカメラで撮影している場面がたくさんあることに気づきました。

安価で大容量のSDカードが普及したため、もはやビデオカメラとデジカメという棲み分けがなくなりつつあるようです。

写真撮影を重視しレンズが交換できるカメラ型にし、映像もそれでという流れになるんでしょうか。

もちろんお手軽なスマホでの撮影やタブレットというのも多数ありました。

技術の進歩は加速度的に進みます。

もうすぐ完全自動運転の車が登場するそうで、それほどのハイテクを卓球に導入すればAI審判も実現しそうです。

高感度のカメラやセンサーでエッジかサイドの判定をし、トスの高さやボディハイドの有無も検出します。

めったになくて面倒くさい促進ルールもAIがやってくれれば楽ちんです。

ただ審判員の活躍の場が失われるのは複雑な気持ちになります。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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