卓球神社

彼女の活躍は、卓球界に多大な貢献をしてくれています。

・観客動員数が増えた
・報道機関に取り上げられる機会が増えた
・卓球に対するイメージアップ


そして特筆すべきなのは、彼女の功績はこれだけにとどまらないという点です。

他のスポーツの有名選手と比較しても、たぐいまれな経験の持ち主です。

特に北京オリンピックが開催された2008年は、色んなことですごかったと言わざるを得ません。


---- 2008年1月 ------------
2度目のオリンピック出場決定(これだけでも普通にびっくり)


---- 2008年4月 ------------
長野の聖火リレーでのハプニング

当時、開催国中国を巡る世論はあまり良くなく、各国をめぐる聖火リレーで多くの抗議活動があり、日本も例外ではありませんでした。

福原選手が聖火を持って走っている途中、沿道から台湾籍の亡命チベット人男性が乱入してきました。

これはたまたまではなく、中国に一番人気がある福原選手のコースに的を絞っていたのではないかと思われます。


---- 2008年5月 ------------
国家主席とのラリー

いやなムードをなんとか改善しようと考えていた中国政府は、翌月の5月、胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席が来日した際、福原選手と卓球のラリーを行い、その模様は世界に配信されました。

これはかなりインパクトがあり、金メダリストの王楠(ワン・ナン)選手を連れて来ていたことからも、中国の熱意が伝わってきました。

国家主席なんて会うことすら極めて困難なのに、そのお方に肩を抱かれて笑顔で並ぶツーショットは非常に絵になりました。


---- 2008年6月 ------------
日本の旗手に決定

福原選手は中国語が堪能であり、日中両国で知名度が高く人気がありました。

5月の国家主席との件が更に後押しする形となり、旗手に選ばれました。


そして上海万博でも
---- 2010年7月 ------------

2010年の上海万博では日本PRのイメージ大使を努めました。

この時も、4月にテーマソングの盗作事件があったり、6月に予定されていたSMAPのコンサートが中止になったりと、悲しい出来事が続いていました。

そういう時こそというわけではありませんが、7月に福原選手は上海を訪れ日本館を視察してマスコミにアピールを行いました。

が、この頃は多方面で頑張りすぎていたのか、途中で倒れてしまいました・・・

大役を担わされると、なかなか断りにくいというのはあると思いますが、かわいそうでした。

このように
日本の卓球界だけでなく、もはや外交にも大きな貢献をしている

福原愛選手！

すご過ぎます。これからも頑張ってください。


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余談になりますが、

わたしがある時、某体育館の2階で試合を観戦していました。

ふと横を見ると、少し離れたところに福原選手が座っていて、なにやらお話をしていました。

知り合いの方がいたんでしょう。

「あっ、愛ちゃんだ」

と思っていると、すぐに周りの人も気づいたようで、即座に携帯電話をかざして写真を撮り始めました。

福原選手はすぐにどこかへ行ってしまいましたが、これはひどいですね。

こんなことされたら誰だってびっくりします。

選手の写真を撮る場合、皆さんはもう少し相手に配慮してあげてくださいね。おねがいします。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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