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私はこれまでに多くの場所で練習に参加させてもらいました。

各々の練習場では、設備、ルール、参加者などそれぞれ特徴があります。

そういったことがらについて、いくつかをご紹介します。


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 用具の混在
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卓球台にいろんなタイプがあることは以前にお話しましたが、ネットを張るサポートにも取り付け方法が異なるものがあります。

一番多いのは洗濯ばさみのように挟むタイプです。

少数派ですが、ネットを張る支柱の部分を下から上へ回転させて挟むタイプもあります。

一部の練習場には非常に年代物のサポートがあり、それはネジをグリグリ回して台に挟みつけるタイプのものでした。

このような用具が混在していると、取り付けの際に戸惑うことがあります。

台の出し入れは安全のため、大人が2人でやりますが、ネットの取り付けは子供にもやらせます。

特に新しく入ってきた子供達がやると大混乱になります。

洗濯ばさみ方式とネジ回し方式は直感的に分かりますが、支柱を回転させるタイプはみんな少し悩んでいました。

そして、ネットを張ると当然のことながらゆるゆるです。

どうやってピンと張っているかを考えさせると、2人で協力して張ったり、紐を引っ掛ける方法をああしろこうしろと相談になったりします。

ものすごい巻き付け方をしてしまうこともありますが、最初はそれでよしとしてあげます。


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 準備運動
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練習前に全員で準備運動を行うところと、完全に個人に任せているところがあります。

率直に言って個人に任せている練習場で、ちゃんと準備運動をしている人はあまりいません。

私自身も自発的に準備運動をやり始めたのは、足腰に問題を抱えるようになってからです。

それ以前は、個人任せの練習場だとわずか30秒ほど体をほぐしただけで打ち始めていました。

できれば全員で準備運動をするようにしたほうがいいでしょうね。

全員で行う場合もいろんな違いがあります。

体育館の全面を使える広い練習場では、体操の前にその中を走るようにしていました。

体操は独自メニューだったり、ラジオ体操の音楽を流すところもありました。

指導員も含め、ほぼ全員が体操をします。

ほぼ全員と表現したのは、某所では指導者の重鎮が体操中、体育館の中をゆっくりと回遊されていて、ご自身は毎回準備体操なしで始めるのが当たり前のようになっていたからです。


体操の後、連絡事項や初めて参加する方を紹介をするところ、そういうものは一切ないところなどの違いもあります。

やはり前者は一体感がありますし、後者の場合は毎回が一期一会のようで、多くの方のお名前も分からず打つことになります。


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 苦い思い出
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ある練習場では、一番最初は全員で素振りを行います。

「いちっ、にぃ、さん、、、」

10まで数えると、次の方が掛け声をかける役になります。

これを何十人もの参加者が連続でやります。

私も最初は素直に普通の素振りをしていましたが、あまり意味がないので、シャドープレーをするよう変更しました。

掛け声に合わせて、バック前のツッツキ→バッククロスに払う→そしてフォアに飛びついてスマッシュ、といった感じです。

これぐらいのアレンジなら問題ないと思っていましたが、ある指導員の方は気に入らないようでした。

懇親会があったとき、お酒の勢いもあってかその指導員の方は、

「素振りの練習のときは、素振りをするんだよ」

とキレ気味に話されました。

毎回目にすることで、不満が蓄積していたと思われます。

私は素直に「申し訳ありませんでした」と謝りました。

もし競技卓球の練習であれば、私は自分の意見を主張していたことでしょう。

しかし、初級者を中心に計画されている一般向けの練習ということもあり、ここで異議を唱えるのは適切でないと考えました。

指導員の方は全体をまとめ、その方なりの練習メニューを練っていることを尊重したいと思います。


また、この懇親会は別の点でも失敗がありました。

当初は参加者の皆さんと、卓球に関するいろんなことを話せるだろうと期待していました。

最初の挨拶、それに続く乾杯が終わると、多くの方は卓球とは関係のない普通の世間話を始めます。

しばし歓談をしていれば、そのうち卓球の話題も出るだろうと思い、適当にあいづちを打っていました。

家族の話、テレビ番組、時事問題、うーん、何か変です。

いったいここは、どういう集団の懇親会なのでしょうか?

しびれを切らし、私から積極的に卓球の話題を振ることにしました。

あまり反応が芳しくありません。

しばらくして、理由が分かってきました。

初級レベルの方は、卓球関連の知識や関心が高くない方もいらっしゃるため、卓球を話題にすることはそれほど多くないようです。

愛ちゃんは知っていても、水谷選手は知らない方もいます。

当然、ボル選手に至っては聞いたこともないそうです。

ちなみにそう答えた方は、バタフライのティモ・ボルシリーズのラケットを使っている方です。

あぁ、たまたま買ったラケットがそれだったんですね。

かっこいいマークが付いていて、そこが気に入ったんですか、
なるほど・・・

私は勝手な先入観を持っていたことを反省しました。

考えを切り替え、話の切り出し方や内容を見直すことで、後半は卓球の話題でもまずまず盛り上がることができました。

ある方から「エア卓球」と言われ、最初は意味が分かりませんでした。

私が指導員からにらまれたシャドープレーのことと分かり、笑ってしまいました。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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