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メルカリやヤフオクなどのサイトを見ると卓球用品も出品されています。

今回はそういう場所に出品することについてお話ししたいと思います。


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 メルカリとヤフオク
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具体的に名前を出した上記2つのサイトですが、利用されたことのない方もいらっしゃるかもしれないのでざっとご説明いたします。

メルカリはネット上でフリーマーケットを開くことができるサイトです。

売りたいものを出品し買いたい人との連絡や代金の決済をしてくれます。

メルカリは今では、スマホ決済やクレジットカードなどにも事業を広げています。

ただし中核事業は依然としてフリマです。


ヤフオクはYahooがやっているオークションサイトです。

オークションは入札者が希望価格を提示し競り落とすシステムです。

フリマ的に「即決価格だけ」で販売することもできます。

こちらも運営側でやり取りの仲介や決済をしてもらえます。

他にも楽天系列のラクマなど別の会社が手掛けているサイトはありますが、この2社が抜きん出た存在です。

これらサイトに卓球用品を出品した人3名から、コツや感想などを伺いました。


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いろいろな卓球競技者の特徴を分類するときに用いる表現があります。

カットマンやドライブマンといった戦型の定義は、広く認知されている標準的な例です。

それだけでなく、もっと詳細な部分について独自のマイ定義、マイ分類をして理解を深めている人もいます。


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 3つのタイプ分け
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これまでお話した中では、カットマンを切るタイプと入れるタイプに分けて意識している方がいました。

前者はカットマンならではの強烈なバックスピンを持ち味とする人で、後者はどちらかといえば返球精度やコース取りのほうを重視する人です。

これは悪い意味での決めつけではありません。

対戦相手を自分ならではの感覚で分析理解し、どう対戦するのがベストか方針を立てるのです。

少し前にお会いした石井さん(お名前はわからないので仮称)も個性的な捉え方をされているお一人でした。

石井さんはボールを打つ際、どういう意識で打っているように見えるかで3種類の分類をされていました。

1.たたく人、2.こする人、3.入れにいく人

全ての人は1.2.3の打ち方を使い分けていますが、標準からどちらの方向に重きがあるかという考えです。


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2022 .12.10
卓球場で一緒に汗を流すお仲間にも、新しい世代の人がどんどん増えています。

先月、弾む接着剤のことについてぼそっと触れると、昔のルールのことは知らない高校生から質問をされました。

ここでは初級レベルの人にもわかりやすく紹介することを目的としていることもあり、今回はその接着剤の件について改めてお話ししたいと思います。


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 弾むメカニズム
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弾む接着剤はスピードグルーあるいは省略してグルーと呼ばれていました。

接着剤の位置づけですが接着効果を期待されているのではなく、ラバーの弾みを増すシンナーのような溶剤です。

シンナーは嫌な臭いを発します。

あれは液体が気体に変わり、それに伴う刺激臭が周囲に拡散しているのです。

スピードグルーを卓球ラバーのスポンジに塗ると、スポンジ内の小さな各気泡の中で気化が始まります。

気体はすぐに抜けてしまうわけではなく、一定時間とどまり小さな気泡を押し広げる圧力が発生します。

それがスポンジの弾み効果を増大させ、引いてはボールがよく飛ぶという仕組みです。

2008年まではそれが認められていて、練習や試合前に皆さんがせっせとラバーに塗りたくっていました。

体育館脇の換気の良い場所に専用の塗り場が設けられ、5回だの10回だの塗った回数を自慢する会話も聞こえていました。

卓球ラバーは片面がスポンジでもう一方はゴムシートです。

スポンジ側が膨張してくると、ゴムシート側を内側にする形でラバーが反り返ってきます。

なんとも異様な光景です。


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先月既に終了した世界卓球選手権に関し、特にここでは取り上げないつもりでした。

しかしその後、練習後のおしゃべりでいろいろな方から感想をいただきました。

それらをまとめてご紹介したいと思います。


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 ミドル狙いとボールの高さ
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多くの意見に共通した特徴は試合内容もさることながら、それを放送した番組の報じ方がどうであったかということでした。

ボールが相手のミドルに返された際、ミドルを狙ったという解説がありました。

でもそうではなさそうな場面も結構あったと、Aさんは語ってくれました。

十八番のサーブを放ち、甘く返ってきた球を3球目攻撃でミドルに打ち込んだケースはその通りだと納得できました。

でも何本か続くラリーの中で凌ぐような状態で返球し、それが相手のミドルに飛んでいったと見られるのもありました。

それにもミドルに「送った」ボールとコメントがありました。

意図的に狙ったかどうか、解説者はもう少し見極めが必要ではとのご要望でした。


また同じくAさんはサーブの高さについても意見がありました。

ボールがネットを超えたときの高さが何センチ何ミリかを計測し、番組ではその低さを強調して伝えようとしていました。

それほど卓球に詳しくない方には、トップ選手が究極のコントロールで出している技の1つだと理解しそうです。

でも実際に試合をすると、一般の選手でも3連続でネットにかするサーブとかはあり得ます。

テレビ放送での試みとしてはわかるものの、これは今回限りで打ち切りにしてもらえたらと言うのがAさんのご意見でした。


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私は練習場で色んな方に気軽に声をかけるのですが、時折それに怒涛の勢いで応えてくれる人がいらっしゃいます。

今回はその中のお一人の話をご紹介いたします。


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 回り込みと飛びつき
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桑田さん(仮名)は、40代とおぼしき男性です。

右利きで私と同じ片面だけにラバーを貼ったペンドラ(ペンホルダーのドライブマン)です。

少し前からご自身に最も適したシューズはどれか、深く考えるようになったそうです。

片面ペンドラはフットワークが生命線であり、他の戦型よりもシューズの選択は吟味を重ねなければならないとおっしゃいます。

通常のすり足の動きに加え、回り込みの際の大きな動きが大切です。

バックサイドを切った鋭いツッツキも豪快に回り込みます。

加えてフォアに大きく飛びつくときは足を交差させ、左足親指の付け根の一点で踏ん張って体をくるりとひねるフットワークが求められます。

豪快なペンドラならではの動きで、私もいやというほど練習しました。

こういう動きに求められるシューズは、グリップ力重視となります。

桑田さんが履いているシューズは、ヨネックスのバドミントンシューズである、パワークッション88ダイヤルでした。


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今回は内容的には、いささかとりとめのないものとなっています。

最近の私の練習でどんな事があり何を感じているのかについて、あれこれ書いてみたいと思います。


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 参加者との交流
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自由参加で練習や試合ができる某卓球場があります。

月に何度かは仕事を終えてからそこへ出かけ、夜の閉店時間まで汗を流しています。

参加者の性別は男性が7割程度で、年齢層は中年の方がやや多いです。

他の場所と比べると実力差の開きが少なめであるように感じます。

初級レベルの方はあまり訪れず、反対に全日本選手権の本戦に進めそうなレベルの人もいません。

更衣室の中や、休憩ベンチでは軽い雑談を交わします。

今年の世界選手権について私はここで何も触れませんでしたが、練習場ではいろいろな方とお話はしていました。

どうして予選はボール1個で試合をしていたのかや、あの卓球台はボールが奥に転がったときに取り出しにくくてイマイチですねと話を切り出します。

すると相手も早田さん痩せましたね等、感想を語ってくれます。

サーブミスもスロー再生するのはやめるべきとか、同じくスロー映像では想像以上に汗が飛び散っているのがわかったなど、それぞれ独自視点での意見を聞くのは面白いです。


料金は他よりも安めで、従ってヤングの皆さんもそれなりにいます。

少し前にLINEの画面を見せてもらいました。

「マ?」は、それってマジなのという確認の問いかけで、「り」は了解の省略形なんですね。

数秒以内に返事を返しているとそのようになるのかなと納得しました。


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新たな打法や別ジャンルのラバーなどを試してみたいと思うことは誰にもあります。

それを実際にやろうとした場合、どういうことになるのか述べてみたいと思います。


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 手厳しいご意見
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前回私は裏面打法を何度か試して挫折したことをお話ししました。

最後に試みたときはある程度打てていて、フォア/バックの切り替え時の足の位置やボディーワークを確認したいと練習に臨みました。

ゆっくりしたボールをバッククロスにワンコースで返してもらい、自分で打球位置を意図的に変えて打っていました。

ミドル近く、打点が落ちた場所、フォア側に上体を開いた姿勢、などです。

10球程度打った後、お相手をしてもらっている方から怒涛のアドバイスが飛んできました。

確認のため意図的にずらした打ち方をしている点にほぼダメ出しをされました。

そして動きの緩慢さやスローな球速を挙げ、そんなボールを返していては強打を食らうとのことでした。

私は練習の意図を最初に伝えていたのですが、何も聞いてくださっていなかったかのようなご意見です。

正直かなり戸惑いましたが、裏面打法にまだ慣れていないことを取り繕うように伝え、ひとまず続けさせてもらいました。

全く別の日に別の方と練習した時は、お試しで表ソフトを使っていました。

3球目攻撃の練習を始めましたが、その時も途中で一方的なご指摘の嵐をいただくこととなりました。

表ソフト的な打ち方になっていない、威力がなさすぎる、台の中に入れようという意識が強すぎるなどです。

ちょうどその時同じ練習場所にペン表のおじさんがいて「あの人のような打ち方をしなければ駄目」と叱責に近い状態でした。

これらはどこがどうまずかったのでしょうか。


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前回は、ペンホルダーの片面だけにラバーを貼ったスタイルについてお話しました。

今回はそういう方たちが空き地のまま放置している、裏面について述べてみたいと思います。


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 粒高ラバーを貼るべき
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空き地のまま放置しているという表現については、ずいぶんな言い方だと思われる人もいるでしょう。

多くの競技者がシェークハンドであり、少数派のペンでもラバーを両面に貼っているのが当たり前という状況です。

2枚まで貼れる権利を自ら放棄しているのはもったいないという考えから、そう考える人がいらっしゃるようです。

さらにある方は、ルールで認められるなら3枚目のラバーを貼ってみたいかなとおっしゃっていました。

その方はペンの裏裏なのですが、レシーブを苦手としていました。

そこで3枚めのラバーとして粒高ラバーを用い、魔球サーブはそれで返せればいいねというご意見です。

ご冗談であることは理解しつつ、3枚めのラバーはどこにどうやって貼るのか突っ込んでみました。

するとサムスンの折りたたみスマホを例にした説明がありました。

ラケットの側面がぱかっと開いて第3の面が現れ、そこに粒高ラバーを貼るのだそうです。

なんとも奇想天外な発想です。

サーブで連続得点されてしまった苦い経験を持つ人が、粒高やアンチラバーを使えたらという気持ちはわからないでもありません。

従って今のルールでも堂々と裏面にもう一枚ラバーが貼れるのに、そこを活用しない人は極めて残念に映るのだそうです。


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今回は私自身のプレースタイルについて思うことを書いてみたいと思います。

過去に触れたことのある内容が複数箇所ありますが、そこはご容赦願います。


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 ペンを選択した経緯
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私は絶滅の危機に瀕(ひん)しているペンホルダープレーヤーです。

どこかの誰かから強制されたわけではなく、ある程度の時間シェークとペンを使い比べ自分の意思でペンに決めました。

ペンにした理由は、台上のボールがシェークよりも扱いやすい点を重視したからです。

ラリーになる以前に先手を取られてしまうのは致命的で、そこを甘く見てはいけないと思ったからです。

当時ペンホルダーの人はまだそれなりに存在してたこともあり、シェークのほうが絶対いいよなんて言ってくる人はいませんでした。

またペンドラ(ペンホルダーのドライブマン)では、片面だけにラバーを貼ったタイプが多い時代でした。

衝撃を受けたのは2004年アテネオリンピックの男子シングルス決勝戦でした。

片面ペンドラである韓国のユスンミン選手が優勝しました。

自分と同じタイプの選手がチャンピオンになって喜んだかというと、そうではありませんでした。

全く逆で、その試合で負けた中国の王皓(ワンハオ)選手のプレーが脳裏に焼き付いたのです。


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今回は今から3年前の出来事について書いてみたいと思います。

外国の方と卓球をする際のコミュニケーションについてです。


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 中国式ペンホルダーの2人
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所属する組織はそれぞれ異なる人が集まった、あるプロジェクトチームがありました。

その中に私と中国人の王さん(仮名)がいました。

王さんは基本的な日本語での会話はできる方でした。

それなりの期間、卓球をやっていて日本にもラケットを持ってきていました。

ふとしたことで私が卓球愛好家であることを話すと、一緒に打ってみないか誘われました。

同じく日本に来ている知人の中国人とは、来日してから卓球をしたことがあったそうです。

そして初めて日本人の私と仕事を終えた後で打つこととなりました。

私はペンホルダーで、その日のフィーリングで日本式と中国式を使い分けています。

日本人らしさをアピールするなら日ペンのほうが良かったかもしれません。

でもその時は中ペンのほうがしっくりきていたのでそちらを持参しました。

一方の王さんも、恐らく中国においてもかなり少数派になってしまった中ペンでした。

ただし裏面打法を挫折して片面にだけになった私と違い、裏面ドライブをブンブン振ってくる人でした。


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少し前にバタフライから樊振東(ファン・ジェンドン)選手のラケットが発表されました。

昨年の世界選手権男子シングルスでは優勝、東京オリンピックの男子シングルスでは銀メダルを獲得しています。


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 特別席が用意されたファン選手
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かつてファン選手はスティガ社と契約していました。

その後バタフライのアドバイザリースタッフとなり、そこからラケットはビスカリアを使っていました。

これだけの実績がある名選手が契約すると、その選手モデルラケットを販売するというのは、バタフライではお約束の流れでした。

発表された新ラケットは、ブレード構成の種類で数えれば5種類となります。

単独選手モデルでこれだけのバリエーションというのは、バタフライでも張継科選手とボル選手だけでした。

つまりバタフライ的には、ファン選手は別格の殿堂入り扱いを受けたことを意味します。

5種類のラケットは、グリップデザインを変えることで違いを出しています。

そして高額なタイプほど高級感を演出している点は、張継科シリーズと同じ手法です。

ただしラバーで隠れるブレード面の装飾は、単なる色違いだけの形にしています。

張継科シリーズの最上級モデルでは、他よりも差をつけた金色の囲いが手に取った人を魅了する憎い作りとなっていました。


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前回、前々回と2回にわたり卓球愛好家との雑談内容をお届けしました。

今回もまた別の方のご意見を紹介したいと思います。

ご登場いただくのは安田さん(仮名)です。

安田さんは長年にわたり卓球を続けていらっしゃるご婦人です。

卓球のユニフォームに関する考察を熱く語ってくれました。


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 地味だった昔のユニフォーム
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昭和の時代のユニフォームは閉鎖的な状況でした。

地の色は単色かつ濃いめの色で、メーカーのロゴマークや校名の刺繍などがわずかに認められていました。

卓球台もダークグリーンが基本で、その当時でも既に骨董品タイプの台には真っ黒というのもあったそうです。

そこからうかがえるのは、白くて小さなボールを扱う競技なので、周囲は濃いめの色に規制してしまえばいいという考えでした。

当時若かりし安田さんはこれに疑問を持っていました。

流石に白いユニや白い台は避けるべきなのには同意できますが、単色のユニフォームはやりすぎです。

卓球に限らず何かの規則を決める場合「○○だけ」と限定する方法と「△△はダメ」という除外を設ける方法があります。

極めて慎重さが求められる分野や、事なかれ主義では前者が採用されがちです。

卓球に当てはめると「台とユニフォームは黒のみにする」などが典型例です。

個人的にはそれも面白いかなと一瞬頭をよぎりますが、どういういちゃもんが出るかは容易に想像がつきます。

後者の除外を設ける方法は、具体的な内容を詰めていく過程で必ず議論となり合意に至るまで時間がかかります。

昔の卓球ユニの場合、もしかすると話し合いが面倒くさくなったとか、強硬に単色を主張する重鎮がいらっしゃった、などの諸事情があったのかもしれません。

色の決定に当たり、実際にツートーンカラーのユニを着て、ボールの見やすさを確認することは絶対やっていないと安田さんは考えていました。


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