今回は、日本で開催の卓球の国際試合についてお話しします。
───────────────
1.ジャパンオープン
───────────────
7/7(木)~7/10(日)の期間、神戸でジャパンオープンが開催されています。
ジャパンオープンとは
国際卓球連盟(ITTF)が主催し、世界各地で開催される国際オープン大会として、ITTFプロツアーというのがあります。
その中の1つで、毎年日本で開催されるのがジャパンオープンです。
上位入賞者には賞金が贈られます。
───────────────
1.ジャパンオープン
───────────────
7/7(木)~7/10(日)の期間、神戸でジャパンオープンが開催されています。
ジャパンオープンとは
国際卓球連盟(ITTF)が主催し、世界各地で開催される国際オープン大会として、ITTFプロツアーというのがあります。
その中の1つで、毎年日本で開催されるのがジャパンオープンです。
上位入賞者には賞金が贈られます。
国際卓球連盟の第3代会長だった荻村伊智朗氏の功績を称え「荻村杯」もしくは「ジャパンオープン・荻村杯」といった名前で呼ばれることもあります。
横浜など他の都市でも開催されたことがありますが、神戸で開催されることが多い国際試合です。
数年前のジャパンオープンは、王励勤、張怡寧、ボル、メイスといった世界ランキングトップクラスの選手が多数参加していました。
しかし、最近では中国の選手は次のエースを狙う若手の選手が中心となり、特に今回はヨーロッパの選手もほとんど参加していないので、少し寂しい感じがします。
(決して原発の事を気にしている訳ではないと信じています)
ただし中国は、やはり層が厚いだけあってエース級ではない選手でもかなり強く、他国の上位選手が負けるような実力伯仲の試合が見られる場合もあります。
また、最近は国際卓球連盟のWebサイトで試合の模様を見ることができ、非常に便利になりました。
↓
http://www.ittf.com/ittv/
───────────────
2.世界卓球選手権
───────────────
世界卓球選手権は年1回開催され、これまで日本でも6回開催されました。
最近では、奇数の年に個人戦が、偶数の年に団体戦が行われています。
日本開催の試合で記憶に新しいのは、2009年の横浜大会ですね。
私も観戦に出かけましたが、まず驚いたのが会場の横浜アリーナでした。
過去に見たどの大会よりも格段に広く、さすが世界大会にふさわしい会場だと思いました。
テレビ東京さんも非常に力を入れて放送をしていて、女子アナで結成したピンポン7や、AKB48がメンバーの卓球部といったグループで大会を盛り上げました。
会場の展示や応援もすばらしく、やはり世界選手権はいいなと感動しました。
さて、その世界選手権ですが、2014年に再び日本で開催されることが決まりました。
今度は東京の国立代々木競技場で開催されます。
ぜひ、観戦に行きたいと思っています。
───────────────
3.スーパーサーキット
───────────────
この試合は既に終了してしまい、今後開催されることはありません。
しかしながら一般の方が思い描いている卓球とは、全く異なるユニークな試合だったため、ここでご紹介します。
スーパーサーキットは、健勝苑グループのキングアンドクイーンと日本卓球協会が共催するプロツアーで、トップレベルの選手を招き賞金をかけて戦う試合でした。
主に東京と大阪で開催され、試合は完全な「興業」でした。
テレビ局の公開録画をイメージすると分かりやすいかもしれません。
ロック調のオリジナルテーマソングが流れ、選手が入場してきます。
そして選手はマスコットのぬいぐるみを、ひな壇状の観客席に投げます。
試合はアナウンサーの実況付きで録画され、テレビで放送されました。
選手もファンサービスをしてくれ、ワルドナー選手は試合後ラバーを剥がして観客席に投げてくれました。
セイブ選手はボールに飛びつき床に倒れましたが、倒れた状態で平泳ぎをしてボケをかましてくれました。
水谷選手はボケた訳ではないのですが、観客に投げる予定のマスコット人形の首が偶然もげてしまいました。
スタッフにそれを交換してもらうこともなく、何食わぬ顔で突き刺して投げました。
それを観客が受け取る際、再び首がふっ飛んで、にが笑いというシーンがありました。
この試合はショウという側面もありますが、プロ選手の立場で出場していますので、惨敗してしまうと屈辱です。
吉田海偉選手は全日本チャンピオンに輝いた後、一時大きなスランプに陥りました。
その時期スーパーサーキットの出場が決まっていたので、韓国のキムテクス選手と対戦しましたが一方的に負けてしまいました。
がっくりした表情でコートを後にした吉田選手を、出口の所でサインを求める少年3人が待っていました。
私が吉田選手なら、サインは断っていたと思います。
しかし彼がすべての少年にサインをしてあげていたのを見て、あぁプロとして出てるのなら、こうでないとダメなのかなと考えさせられました。
卓球バブルとも思えるようなこんな試合は、もう二度と開催されることはないでしょう。
大変懐かしい思い出です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
横浜など他の都市でも開催されたことがありますが、神戸で開催されることが多い国際試合です。
数年前のジャパンオープンは、王励勤、張怡寧、ボル、メイスといった世界ランキングトップクラスの選手が多数参加していました。
しかし、最近では中国の選手は次のエースを狙う若手の選手が中心となり、特に今回はヨーロッパの選手もほとんど参加していないので、少し寂しい感じがします。
(決して原発の事を気にしている訳ではないと信じています)
ただし中国は、やはり層が厚いだけあってエース級ではない選手でもかなり強く、他国の上位選手が負けるような実力伯仲の試合が見られる場合もあります。
また、最近は国際卓球連盟のWebサイトで試合の模様を見ることができ、非常に便利になりました。
↓
http://www.ittf.com/ittv/
───────────────
2.世界卓球選手権
───────────────
世界卓球選手権は年1回開催され、これまで日本でも6回開催されました。
最近では、奇数の年に個人戦が、偶数の年に団体戦が行われています。
日本開催の試合で記憶に新しいのは、2009年の横浜大会ですね。
私も観戦に出かけましたが、まず驚いたのが会場の横浜アリーナでした。
過去に見たどの大会よりも格段に広く、さすが世界大会にふさわしい会場だと思いました。
テレビ東京さんも非常に力を入れて放送をしていて、女子アナで結成したピンポン7や、AKB48がメンバーの卓球部といったグループで大会を盛り上げました。
会場の展示や応援もすばらしく、やはり世界選手権はいいなと感動しました。
さて、その世界選手権ですが、2014年に再び日本で開催されることが決まりました。
今度は東京の国立代々木競技場で開催されます。
ぜひ、観戦に行きたいと思っています。
───────────────
3.スーパーサーキット
───────────────
この試合は既に終了してしまい、今後開催されることはありません。
しかしながら一般の方が思い描いている卓球とは、全く異なるユニークな試合だったため、ここでご紹介します。
スーパーサーキットは、健勝苑グループのキングアンドクイーンと日本卓球協会が共催するプロツアーで、トップレベルの選手を招き賞金をかけて戦う試合でした。
主に東京と大阪で開催され、試合は完全な「興業」でした。
テレビ局の公開録画をイメージすると分かりやすいかもしれません。
ロック調のオリジナルテーマソングが流れ、選手が入場してきます。
そして選手はマスコットのぬいぐるみを、ひな壇状の観客席に投げます。
試合はアナウンサーの実況付きで録画され、テレビで放送されました。
選手もファンサービスをしてくれ、ワルドナー選手は試合後ラバーを剥がして観客席に投げてくれました。
セイブ選手はボールに飛びつき床に倒れましたが、倒れた状態で平泳ぎをしてボケをかましてくれました。
水谷選手はボケた訳ではないのですが、観客に投げる予定のマスコット人形の首が偶然もげてしまいました。
スタッフにそれを交換してもらうこともなく、何食わぬ顔で突き刺して投げました。
それを観客が受け取る際、再び首がふっ飛んで、にが笑いというシーンがありました。
この試合はショウという側面もありますが、プロ選手の立場で出場していますので、惨敗してしまうと屈辱です。
吉田海偉選手は全日本チャンピオンに輝いた後、一時大きなスランプに陥りました。
その時期スーパーサーキットの出場が決まっていたので、韓国のキムテクス選手と対戦しましたが一方的に負けてしまいました。
がっくりした表情でコートを後にした吉田選手を、出口の所でサインを求める少年3人が待っていました。
私が吉田選手なら、サインは断っていたと思います。
しかし彼がすべての少年にサインをしてあげていたのを見て、あぁプロとして出てるのなら、こうでないとダメなのかなと考えさせられました。
卓球バブルとも思えるようなこんな試合は、もう二度と開催されることはないでしょう。
大変懐かしい思い出です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
Comment
Trackback
Amazon.co.jpアソシエイトは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。