今回は高級ラケットについてお話しします。
最近は各メーカーが結構なお値段のラケットを出していて、一万円台なら普通、二万円を超えても驚かないほど感覚が麻痺しつつあります。
まあそれでも一万円の大台を超えれば高級ということにしたいと思います。
一部メーカーは高級ラケットをシリーズ化していて、おおむね以下のような特徴があります。
1)木目の縞模様が目立っていたり、暗い色合いのブレードであることが多い
2)落ち着いた渋めのグリップ
3)上品なロゴやネーミング
卓球ラケットに限った話ではありませんが、高価格帯の商品は一般に利益も多く乗せられていてメーカーにはうまみがあります。
気合を入れて販促活動を行いますがヒットしたものもあれば、売れ行きが芳しくないものもあります。
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ガシアンシリーズ
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フランスにコニヨールという卓球用具メーカーがあります。
そのフランスが生んだ世界チャンピオン、ジャン=フィリップ・ガシアン選手モデルのラケットです。
日本ではジュウイックがコニヨールの製品を扱っていて、ラケットとラバーを販売しています。
ガシアンシリーズのラケットは11,000円~20,000円で発売されていて、全日本女子シングルスで準優勝した木原選手がかつて使っていました。
シリーズ全体に言えるのは重めのラケットだという点です。
全て90g以上で、ガシアン-アブソルムに至っては平均重量100gです。
どのモデルにも中ペン(中国式ペンホルダー)が設定され、世界で売ろうとする意欲が感じられる製品でした。
「でした」と過去形になっているのは、今年のカタログからは消えていて販売終了となったためです。(在庫を継続販売中)
見た目はイケてると思うのですが、価格と重量がネックになったのかもしれません。
最近は各メーカーが結構なお値段のラケットを出していて、一万円台なら普通、二万円を超えても驚かないほど感覚が麻痺しつつあります。
まあそれでも一万円の大台を超えれば高級ということにしたいと思います。
一部メーカーは高級ラケットをシリーズ化していて、おおむね以下のような特徴があります。
1)木目の縞模様が目立っていたり、暗い色合いのブレードであることが多い
2)落ち着いた渋めのグリップ
3)上品なロゴやネーミング
卓球ラケットに限った話ではありませんが、高価格帯の商品は一般に利益も多く乗せられていてメーカーにはうまみがあります。
気合を入れて販促活動を行いますがヒットしたものもあれば、売れ行きが芳しくないものもあります。
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ガシアンシリーズ
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フランスにコニヨールという卓球用具メーカーがあります。
そのフランスが生んだ世界チャンピオン、ジャン=フィリップ・ガシアン選手モデルのラケットです。
日本ではジュウイックがコニヨールの製品を扱っていて、ラケットとラバーを販売しています。
ガシアンシリーズのラケットは11,000円~20,000円で発売されていて、全日本女子シングルスで準優勝した木原選手がかつて使っていました。
シリーズ全体に言えるのは重めのラケットだという点です。
全て90g以上で、ガシアン-アブソルムに至っては平均重量100gです。
どのモデルにも中ペン(中国式ペンホルダー)が設定され、世界で売ろうとする意欲が感じられる製品でした。
「でした」と過去形になっているのは、今年のカタログからは消えていて販売終了となったためです。(在庫を継続販売中)
見た目はイケてると思うのですが、価格と重量がネックになったのかもしれません。
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マイスターシリーズ
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ニッタクから現在も販売中のラケットです。
ブレード本体は一般的な白木ですが、グリップは凝った作りになっています。
お値段は30,000円~36,000円とかなり高額です。
ニッタクのヒット作、弦楽器シリーズの上位バージョンのような感じを受けます。
しかしながら私はまだこのラケットを使っている人を見たことがありません。
弦楽器シリーズの最初のモデルとして「バイオリン」が出た時は、カーボンなどは入っていないのに、上質感だけでこんな値段のラケットが売れるのかと練習場の仲間も懐疑的でした。
一時福原選手が使っていたこともあってか人気のシリーズになり、たくさんの派生モデルが登場しています。
それに比べ2015年に発売されたこのマイスターシリーズは当初の3種類のままで、販売状況は残念ながら今一つのように見受けられます。
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剛力シリーズ
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ニッタクの新たな高級ラケットで着実に伸びているのがこの剛力シリーズです。
ニッタクは以前AKビートという名前のシューズを販売していました。
アイドル名のダジャレに飽き足らず、タレントさんにあやかってこのラケット名にしたのかと当初は冷ややかな反応でした。
しかし今年の全日本の一般女子で、上位16人中5人がこのラケットを使っているという驚きの結果を出していて、世間の評価は「剛力すげー」と真逆になっています。
お値段33,000円の受注生産ラケットですが、人気上昇に伴い品揃え豊富なショップでは置いてあり手に取ることができます。
中ペンを見かけたので先日少し触ってみました。
板はカチカチでずっしり重く、厚さは4.9mmしかないのにこれではあまりしならないような感じを受けました。
細めのグリップは中ペンにしては長めの90mmで、手の小さい人ならシェークとしても使えそうです。
標準的なサイズにした剛力ジュニアというのが間もなく新製品で出ます。
それでも平均重量97gだそうで、ジュニアの名づけは少し疑問が残ります。
マッチョな名前と外観なのに女子のトップ選手にモテモテの剛力シリーズ。
カットマンの佐藤選手と橋本選手が使っているのは、スーパーマッチョなタイプの「剛力男子」で平均重量105gの激重ラケットです。
軽いラケットが好きな私には到底扱えない代物です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
マイスターシリーズ
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ニッタクから現在も販売中のラケットです。
ブレード本体は一般的な白木ですが、グリップは凝った作りになっています。
お値段は30,000円~36,000円とかなり高額です。
ニッタクのヒット作、弦楽器シリーズの上位バージョンのような感じを受けます。
しかしながら私はまだこのラケットを使っている人を見たことがありません。
弦楽器シリーズの最初のモデルとして「バイオリン」が出た時は、カーボンなどは入っていないのに、上質感だけでこんな値段のラケットが売れるのかと練習場の仲間も懐疑的でした。
一時福原選手が使っていたこともあってか人気のシリーズになり、たくさんの派生モデルが登場しています。
それに比べ2015年に発売されたこのマイスターシリーズは当初の3種類のままで、販売状況は残念ながら今一つのように見受けられます。
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剛力シリーズ
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ニッタクの新たな高級ラケットで着実に伸びているのがこの剛力シリーズです。
ニッタクは以前AKビートという名前のシューズを販売していました。
アイドル名のダジャレに飽き足らず、タレントさんにあやかってこのラケット名にしたのかと当初は冷ややかな反応でした。
しかし今年の全日本の一般女子で、上位16人中5人がこのラケットを使っているという驚きの結果を出していて、世間の評価は「剛力すげー」と真逆になっています。
お値段33,000円の受注生産ラケットですが、人気上昇に伴い品揃え豊富なショップでは置いてあり手に取ることができます。
中ペンを見かけたので先日少し触ってみました。
板はカチカチでずっしり重く、厚さは4.9mmしかないのにこれではあまりしならないような感じを受けました。
細めのグリップは中ペンにしては長めの90mmで、手の小さい人ならシェークとしても使えそうです。
標準的なサイズにした剛力ジュニアというのが間もなく新製品で出ます。
それでも平均重量97gだそうで、ジュニアの名づけは少し疑問が残ります。
マッチョな名前と外観なのに女子のトップ選手にモテモテの剛力シリーズ。
カットマンの佐藤選手と橋本選手が使っているのは、スーパーマッチョなタイプの「剛力男子」で平均重量105gの激重ラケットです。
軽いラケットが好きな私には到底扱えない代物です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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