2026 .03.14
少し前に卓球場でお会いした人と、シューズについてお話ししました。
「話した」と表現していますが、実際はマシンガントークの相手と張り子の虎のように頷く私という構図でした。
お相手のお名前は分からないため、磯野さん(仮名)ということにしておきます。
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シューズのプロとの出会い
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磯野さんは喜怒哀楽がはっきりしたタイプの女性です。
ザ肉食系女子という感じのオーラを漂わせています。
用具に対する彼女のこだわりは、以前は1.ラバー、2.ラケット、あとは気にしないという状態でした。
ところが昨年末からシューズにも関心が高くなったのだそうです。
きっかけは興味本位でふと入ったニューバランス(以降NBと省略)直営店での出来事です。
普段履きのシューズを何気なく見ていると、若い男性スタッフから声をかけられました。
まあ少しくらい見せてもらってもいいかなという気持ちで接客を受けていました。
足の形状を3Dで測る装置に導かれ、その分析結果を聞いているうちにどんどん引き込まれていったのです。
誤解の無いように申し添えると、イケメンスタッフではなく靴の提案内容に感銘を受けたという意味です。
そしてそのまま納得してお買い上げという流れになりました。
その日を境に磯野さんは考えが変わったそうです。
「靴って重要なんだ」
そこから卓球シューズにもこだわるようになりました。
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研ぎ澄まされた感覚
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シューズについて何を優先するかは人によって様々です。
価格、デザイン、履き心地、耐久性、着脱のお手軽さ、等々。
私は耐久性や価格を重視します。
一方彼女の場合、自分の履き心地の感覚を最優先しました。
NBスタッフさんは立て板に水のようなトークで、ハイテク技術が詰まった最新モデルを紹介してきました。
その点は参考情報として尊重しつつ、計測されたご自身の足の特徴をイメージしながら商品の試し履きをしました。
やや幅広で若干男性っぽい足形、そして土踏まずはかなり浅め、つまり扁平足ということでした。
ちなみにNBスタッフさん的には扁平足はNGワードのようで、磯野さんが「私扁平足なんですね」と言っても上品な苦笑いを返すにとどまっていたそうです。
アッパー部分が足全体を包み込み、ソールはしっかり床を捉えるNB店舗での試着体験を思い出しながら、先月新しい卓球シューズの選定に入りました。
私と同様、卓球シューズというカテゴリーは意識せず、他競技も含めた広い範囲からどれが自分に最適なのかを調べました。
その結果、卓球選手にもファンが多いヨネックスのバドミントンシューズが良さそうという考えに至りました。
お話を聞いているまさにその時、磯野さんは当該シューズを履いていました。
履き方にはこだわりがあり、まず厚手のソックスを着用します。
靴の先端まで確実に足を入れ、靴紐はキツめに締めます。
バレリーナのように研ぎ澄まされた感覚を足先に保ちたいと考えているそうです。
磯野さんと同じレベルではないでしょうが、言わんとしているフィーリングは私にもしっかり伝わってきました。
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折衷案の靴
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熱気が帯びてきた勢いもあって少しだけ脱線毒舌トークが炸裂しました。
シニア向けのカジュアルシューズで靴紐の隣にファスナーが付いたものがあります。
磯野さんはそのタイプの製品を酷評していました。
靴紐があるんだったらそれを使って締めればいいのであって、ファスナーを設けるのは邪道でしかないとバッサリ切り捨てます。
「靴紐を締めるのが面倒な人は、紐がない靴を履きなさい」と顔の表情も険しくなってきました。
私は毎回靴紐を締めています。
面倒だと思ったことはほとんどありませんが、面倒だと思う人の気持ちも分からないではありません。
磯野さんはシューズへのこだわりが強すぎるがゆえに、どっちつかずの中途半端な靴に我慢ができないのですね。
私の予想としては、将来卓球シューズにも靴紐とファスナーが付いたタイプが出てくるのではと考えています。
なぜならシニア競技者は一定数いらっしゃり、需要がありそうだからです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
「話した」と表現していますが、実際はマシンガントークの相手と張り子の虎のように頷く私という構図でした。
お相手のお名前は分からないため、磯野さん(仮名)ということにしておきます。
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シューズのプロとの出会い
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磯野さんは喜怒哀楽がはっきりしたタイプの女性です。
ザ肉食系女子という感じのオーラを漂わせています。
用具に対する彼女のこだわりは、以前は1.ラバー、2.ラケット、あとは気にしないという状態でした。
ところが昨年末からシューズにも関心が高くなったのだそうです。
きっかけは興味本位でふと入ったニューバランス(以降NBと省略)直営店での出来事です。
普段履きのシューズを何気なく見ていると、若い男性スタッフから声をかけられました。
まあ少しくらい見せてもらってもいいかなという気持ちで接客を受けていました。
足の形状を3Dで測る装置に導かれ、その分析結果を聞いているうちにどんどん引き込まれていったのです。
誤解の無いように申し添えると、イケメンスタッフではなく靴の提案内容に感銘を受けたという意味です。
そしてそのまま納得してお買い上げという流れになりました。
その日を境に磯野さんは考えが変わったそうです。
「靴って重要なんだ」
そこから卓球シューズにもこだわるようになりました。
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研ぎ澄まされた感覚
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シューズについて何を優先するかは人によって様々です。
価格、デザイン、履き心地、耐久性、着脱のお手軽さ、等々。
私は耐久性や価格を重視します。
一方彼女の場合、自分の履き心地の感覚を最優先しました。
NBスタッフさんは立て板に水のようなトークで、ハイテク技術が詰まった最新モデルを紹介してきました。
その点は参考情報として尊重しつつ、計測されたご自身の足の特徴をイメージしながら商品の試し履きをしました。
やや幅広で若干男性っぽい足形、そして土踏まずはかなり浅め、つまり扁平足ということでした。
ちなみにNBスタッフさん的には扁平足はNGワードのようで、磯野さんが「私扁平足なんですね」と言っても上品な苦笑いを返すにとどまっていたそうです。
アッパー部分が足全体を包み込み、ソールはしっかり床を捉えるNB店舗での試着体験を思い出しながら、先月新しい卓球シューズの選定に入りました。
私と同様、卓球シューズというカテゴリーは意識せず、他競技も含めた広い範囲からどれが自分に最適なのかを調べました。
その結果、卓球選手にもファンが多いヨネックスのバドミントンシューズが良さそうという考えに至りました。
お話を聞いているまさにその時、磯野さんは当該シューズを履いていました。
履き方にはこだわりがあり、まず厚手のソックスを着用します。
靴の先端まで確実に足を入れ、靴紐はキツめに締めます。
バレリーナのように研ぎ澄まされた感覚を足先に保ちたいと考えているそうです。
磯野さんと同じレベルではないでしょうが、言わんとしているフィーリングは私にもしっかり伝わってきました。
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折衷案の靴
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熱気が帯びてきた勢いもあって少しだけ脱線毒舌トークが炸裂しました。
シニア向けのカジュアルシューズで靴紐の隣にファスナーが付いたものがあります。
磯野さんはそのタイプの製品を酷評していました。
靴紐があるんだったらそれを使って締めればいいのであって、ファスナーを設けるのは邪道でしかないとバッサリ切り捨てます。
「靴紐を締めるのが面倒な人は、紐がない靴を履きなさい」と顔の表情も険しくなってきました。
私は毎回靴紐を締めています。
面倒だと思ったことはほとんどありませんが、面倒だと思う人の気持ちも分からないではありません。
磯野さんはシューズへのこだわりが強すぎるがゆえに、どっちつかずの中途半端な靴に我慢ができないのですね。
私の予想としては、将来卓球シューズにも靴紐とファスナーが付いたタイプが出てくるのではと考えています。
なぜならシニア競技者は一定数いらっしゃり、需要がありそうだからです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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