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今回のお題はタイトルの通りなのですが、大多数がシェークハンドという状況で皆さんには大変ニッチなテーマに恐縮しつつ、しばしお付き合い願います。


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 人差し指の位置
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一般的にイメージされるペンホルダーの握り方は、グリップに人差し指をぐるりと回して引っ掛ける形だと思います。

コルクグリップがついた日ペン(日本式ペンホルダー)使用者では、そういった典型的な握りが多く見られます。

また近年では中ペン(中国式ペンホルダー)の両面に裏ソフトを貼った選手でも似たような形です。

フランスのルブラン(弟)選手や、香港の黄鎮廷選手、もう少し遡ると中国の王皓選手などです。

中ペンは日ペンのコルクグリップのような高い盛り上がり部分がありません。

従って人差し指の位置が後ろにずれ、日ペンよりもさらに親指を深く入れたように見えるかもしれません。

それらと対極に位置するのが、通称「鷲掴みグリップ」です。

人差し指を親指から遠く離し、グリップに巻き付けないどころか触れることすらしない握り方です。

ペンホルダーは、筆記用具のペンを握る時の指の配置に似ているところからその名前がつきました。

しかし鷲掴みはどう考えても筆記用具とは似ても似つかない握りです。

人差し指を巻き付ける握りはラケットのグリップを握っている感覚が強い一方、鷲掴みはラケット本体を掴んでいる感じになります。


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 個性は他にも現れる
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日ペンでは人差し指を引っ掛けるコルクグリップの角を少し削る人が大多数です。

それ故、削りやすいコルクは便利な素材だと言えます。

中には全く削らない人や、長さを微調整するため薄いコルク板を追加でグリップ先端に貼り付ける方もいます。

そして裏面コルクの出っ張りをバッサリ削ぎ落とす人もいて、最初からその部分がないラケットというのも販売されています。

中ペンではグリップの先端が斜め一直線か、わずかな段差があるかというバリエーションがあります。

シェークや日ペンの人では、その程度の違いはどうでもいいように思えてしまうかもしれません。

でも中ペン使いの人には結構重視している人が少なくありません。

中ペンでは日ペンと同様、表面のラバーはグリップ先端から1.5cm程度隙間を設けて貼る人が多いです。

この貼り方についても好みがあり、シェークと同様隙間を空けずに貼る人も少数派ながら存在します。

某卓球場で時々出会う人がその貼り方をしていて、私はその方の影響で現在は隙間なし&鷲掴みグリップの握り方をしています。

分厚い裏ソフトラバーを隙間なしで貼った中ペン、それをガッチリ鷲掴みすると、手とラケットが一体になった感じがより強くなります。

あくまでも「個人の感想」なのですが、フォアバック切り返しの精度が向上したような感覚があります。

例えばフェイクモーションで流し打ちをされた時に、とっさにラケットを出しても厳しいボールが返せたりすることがあるのです。

デメリットとしては、ただでさえストライクゾーンが狭い片面ペンなのに、ほんの少しだけですがよりリーチが短くなったことです。

こういうちょっとしたこだわりはペン使いならではだと思います。


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 裏面はどうか
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ラケットの裏側も人それぞれです。

A)軽く指を曲げ添える人、B)真っ直ぐ伸ばす人、C)ラケットの端の方に伸ばす人、等々。

A)はスタンダードで、B)は片面日ペンや両面中ペンのどちらにもいらっしゃいます。

両面中ペンで指を伸ばすとラケットの中央にまで達します。

それで裏面打法をやるとかなりの確率で指に当ててしまうのではと考える人はいらっしゃるでしょう。

中国の許シン選手が該当しますがそういうことは皆無で、練習すればラケットの半分上だけで常にボールを捉えることができるのですね。

C)は片面ペンでバックハンドも重視するタイプに見られ、日本のレジェンド河野選手がそうでした。

そして片面ペンの人なら裏面に色んなものを貼り付けています。

指の滑り止め用コルクシート、スポンジ、割り箸のような木片なども稀に見かけます。

裏面の指で悪例と言われているのが、3本の指を曲げた状態で相互に離し指の先端だけをラケットに当てる支え方です。

しかしそのグリップでも昔、世界チャンピオンになった選手がいたという事実はあります。

カリニッチさんというヨーロッパの選手です。

片面だけにラバーを貼った中ペンで、鷲掴みグリップ&裏面の指がその悪例でした。

身長が2mくらいあったらしく、男子ダブルスで中国ペアを撃破して優勝しました。

そう言えばシェークでも悪例と言われる一本差しグリップで世界チャンピオンになった長谷川選手がいますね。

考え方としては、事実は事実で認め、悪例は悪例で推奨しないとすべきでしょうか。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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