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2020 .11.14
以前、皆さんご自身が練習する姿を録画してみることをお勧めしました。

私は時折それを実践していて、新しく試してみたい打ち方や自信のない技術の場面を中心にスマホで撮影していました。


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 現在の撮影機器の制約
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最近まで使っていた撮影機器は上半分にスマホを固定させ、下のほうについている大型クリップで適当な所に挟む方式のものでした。

しかしいろいろな場所で使ううち自由度の低さが問題となり、録画を見合わせるケースもありました。

なおこれについては別に機器のミスチョイスをしたと後悔しているわけではなく、状況に応じて変えていくのは自然なことだと受け止めています。

何事も今が最終的な完成形だという考えは捨て、永遠に試行錯誤が続くものだと理解しているのです。

これまでに何度か、練習場で撮影している他の人の機器を目にする機会がありました。

自撮り棒を柱の角に寝かせたり、中には窓枠にスマホを立て掛け背後に小麦粉粘土で支えていた人もいました。

私が使っていたものと類似のタイプもあり、一度その使用者にご意見を伺ったことがあります。

クリップ状や万力状の挟むタイプはそれなりの汎用性はありますが限界もあって、挟む場所に傷が付く恐れから断られた卓球場もあったそうです。


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 新型機器の購入
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このような経緯で私は次なる撮影機器を模索していました。

今回新たに購入したのは、グニャグニャに曲がる3本の脚がついたスマホスタンドでした。

3本足のタコと言えばわかりやすいでしょうか。

さてこのタコ足スタンドですが、取り付けられる場所が大幅に増えとても重宝しています。

現実のタコも自由自在に形状を変化させ、非常に賢い生き方をしているとその筋の権威の方がテレビ番組で語っていたことを思い出します。

窓枠などが全く無いのっぺらな壁だけの練習場所でも、ネットのサポートに3本の足を絡めれば撮影可能です。

足は柔らかいスポンジで覆われているので傷も付きません。

サポートにつけた際の難点は振動で画像が揺れることと、ネット越しのボールの行方が撮れないので、打球の確認が今ひとつになるといったあたりでしょうか。

まあ通常は自分が打つ反対側の壁側に取り付けることが多いかと思います。


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 パソコンでの動画操作
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撮影した映像はそのままスマホで確認できるのはもちろん、帰宅してからパソコンなどに転送し大きな画面で見ればより便利です。

スマホで撮影しパソコンに取り込んだ場合、90度回転した状態の映像となってしまう場合があります。

横長の映像がが縦になって表示される現象です。

Windowsの標準アプリ「フォト」は、最近のバージョンでこういった動画の修正を行ってくれます。

動画を見る際90度回転して見せてくれるのではなく、オリジナルのファイルを90度回転した形に変換してくれるのです。

私が中古で購入した型落ちパソコンでは、変換に少しだけ時間がかかりますが、1度だけ待てばいいのでその間にコーヒーを作ったりしています。

なんでもこの変換処理に三角関数や微分積分の計算がされているそうです。


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 癖のあるフォーム
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その動画ですが、正直ちょっと恥ずかしくて人様にはお見せできない代物です。

時折ミスるボールがスマホを直撃するようなシーンは別段構いません。

やはりこれまで多くの方から指摘されてきた私のへんてこフォームが恥ずかしいのです。

指摘を受ける悪いフォームにもいくつか種類があります。

大別すると、1)汚いフォーム、2)ぎこちないフォーム、3)無駄な動き、あたりでしょうか。

私に該当するのは2)と3)です。

大胆かつ失礼な試みとしてトップ選手を例に1)2)3)を説明してみます。

1)の汚いフォームとは、例えばギリシャのクレアンガ選手のバックハンドです。

力任せに大ぶりで叩きつけるフォームは、見ていて豪快で本人もストレス解消にはもってこいですが、実戦で多用するのは疑問符が付きます。

2)のぎこちないフォームは、元世界チャンピオンのシュラガー選手です。

カクカクした動きで、もう少し力を抜いてはどうかと声をかけたくなります。

3)の無駄な動きとは、松平健太選手がレシーブする前にラケットを左右にフラフラ揺らす動きです。

2)と3)の症状がある私は、動きがギッコンバッタンで手や上半身を不必要に上下させるクセがあります。

練習動画でいろんな技術を確認しつつ、同時にこの2つの汚いフォームも少しづつで良いのでいつの日か改善できればと考えています。

ある人は動画をあまり見すぎると凹むのでほどほどにしてはと、慰めなのか皮肉なのかよくわからないコメントをくれました。

ただ救いになったのは、世界チャンピオンに対して批判をしてはいけないわけではなく、フォームが変ならありのままにそう思うのは当然だよとのご意見でした。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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