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 録画機器の進化
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年を追うごとに技術は進歩し、スポーツの視聴も随分快適になりました。

昔はNHKの全日本選手権をVSHのテープに録画して何度も観ていました。

ハイビジョンではない低解像度の地上波アナログ放送なので画質はイマイチ。

さらにテープ代を節約するため3倍モードにしていた場合は、悲しいクオリティでした。

10年以上前のある日、友人のお宅がハードディスクレコーダーを購入したと聞き、お邪魔して見せてもらいました。

画質こそ代り映えはありませんでしたが、目的のシーンに素早く移動でき、ストレスなく何度も繰り返すことができます。

そういった操作をVHSで行うのはもどかしく、テープと再生ヘッドを酷使するので双方が次第に劣化してきます。

ハードディスクレコーダーはまさに魔法の箱でした。

その後、私の家でも魔法の箱を使うようになり、卓球関連の番組も含めフル活用しています。


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 パソコンを使ってマルチタスク試聴
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今ではネット上の動画サービスという、新しい視聴手段があります。

ITTF(国際卓球連盟)主催の大会などに、リアルタイムで観ることができる試合が増えています。

先月もふと夜中にITTFのWebサイトを見ていると、カデットの試合がネット配信されていました。

伊藤美誠選手が団体戦で戦っている途中で、それが目に留まったのです。

このクラスの試合でもちゃんと配信されていて、それをメールチェックするかたわら観ることができるとは、なんとも便利な世の中になったと感慨深いものがありました。

パソコンで観ていてありがたいのは、動画が流れているのと同じ画面で関連情報を検索できることです。

試合はスロベニアで行われていました。

スロベニアは旧ユーゴスラビアを構成していた国の一つで、スロバキアとは別の国というぐらいの知識しかありませんでした。

さっそく場所を調べるとイタリアの東隣りにあり、日本からの直行便は無いことが分かりました。

飛行機の乗り継ぎは疲れますし、ヨーロッパへ行くには時差に体を慣らす必要があります。

まだ中学生になったばかりの彼女が、よくまあそんなところへ出かけて試合をしていることに驚きます。

私なんて初めて海外に出かけたのは大学4年のときで、それもかなり緊張していました。

中1の頃なんてふざけてばかりいて、周囲は将来を危ぶんでいたかもしれません。

それに引き換え伊藤選手のあの落ち着いた表情には、三十歳ぐらいの貫禄が漂っています。


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 YouTube:玉石混淆のラインアップ
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さて前述のような試合のライブ配信もありますし、最もおなじみなのはYouTubeの動画だと思います。

最近の世界各地の大会からモノクロの昔の試合まで、いろいろな動画を楽しむことができます。

いくつか見ていると、中にはイケナイ映像も若干存在することに気がつきます。

テレビで放送されたオリンピックの録画シーン、市販のビデオ作品、個人撮影が禁止されている試合の映像などで、それらはアップロードと削除が繰り返されているのかもしれません。

たくさんの試合が視聴できとても便利ですが、観る側の要求は高く、ネット上で不満が寄せられているのを見かけることがあります。

それは画質であったり、撮影するアングルやカメラの切り替え、映像編集と多岐にわたります。

リクエストに答えるべく、ラリー部分だけに再編集した動画が一部に存在します。

流石に撮影アングルなどは変更のしようがないため諦めるとして、画質は高品質のものに変更可能な場合があるので試してみることをお勧めします。

動画が表示されている部分の右下に歯車のマークがあります。

それをクリックして「画質」を選べば、今よりも高精細な画像の選択肢が出てくる場合があります。

高画質できちんと得点表示があり、スロー再生もあるような動画はお金を払ってもいいほどの価値があります。


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 おまかせスロー再生
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少し前に見た動画もクオリティが高く、ほぼ満足出来ました。

ほぼ満足と表現したのは、スロー再生だけが若干残念だったためです。

毎回得点が決まった瞬間の2~3秒前の映像を、機械的にスロー再生している編集になっていました。

人間の手間を省き楽ちんなのですが、一つ困った事がありました。

サーブミスをしたときもスロー再生されてしまうのです。

そういうシーンを再生すべきなのは、レットかどうかクレームがついたケースだったり、ネット上に2回バウンドして外に出て行ったような珍現象といった場面しか考えられません。

選手の恥を強調しているようでかわいそうでした。

将来はこのへんも機械が判断して、スロー再生を見送ることを期待したいですね。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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