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HOME   »   試合  »  ジャパン・オープン2015(その1)
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先月下旬にジャパン・オープンが神戸で開催されました。

2008年まで中国はトップ選手が参加していたのですが、それ以降若手選手の参加にとどまっていました。

今回は久々に中国代表レギュラー陣が来日するとあって、日本の卓球愛好家は例年にはない期待を寄せていたはずです。

そういったファンの1人として知人のX氏がいます。

大会3日目に観戦し、先日その模様を怒涛の勢いで語ってくれました。

普通の内容は卓球王国のサイトなどで紹介されていますので、それ以外の情報をお伝えしたいと思います。


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 大会3日目を選んだ理由
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日程が進むにつれ試合で使われるコート数が少なくなってきます。

3日目はコート数がまだ多く、シード選手も登場してくる日です。

いろんな選手を見たい思いと強豪選手を見たい思いの両方が満たされます。

加えて平日のため観戦料は大変お得になっています。

平日は席の区分がなく全て自由席(¥1,000)の扱いです。

土日になると自由席(¥2,000)、スタンド席(¥3,000)、特別設置されるフロア席(¥4,000)の3つに区分されます。

決勝戦をフェンスの真横のフロア席で見ていた人は¥4,000も払っているんですね。

※なお前売りチケットが入手できればどの席も20%引きになります。

X氏は日本選手の応援にはほとんど、いや全く関心はなく、少数派の戦型(カットマンやペンホルダー)を中心に会場内を忙しく回っていました。

真ん中に設営されたメインコートはフェンスや台の装飾も他より凝っていて、カメラマンが取り囲んでいます。

しかしその中で行われた福原選手の試合すらチラ見程度だったそうです。

脇のコートで行われている外国選手同士の試合をつぶさに観察するX氏は、真の卓球マニアと言っても差し支えないでしょう。


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 会場のロケーション
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会場は市の中心部から20分少々地下鉄に揺られた緑豊かな山の中にあります。

ユニバーシアードの会場となった競技場がまず作られ、その後野球場と体育館が順次建設されました。

野球場は大阪と神戸にそれぞれあるオリックス・バファローズのホーム球場の1つです。

野球場と体育館のちょうど中間の地下を山陽新幹線のトンネルが貫いています。

最寄り駅から木々に囲まれた道をしばらく歩くと、この円形の体育館に到着します。

X氏が仕入れた現地情報によると、6月はあじさいが咲いていて綺麗ですが、5月はここが恐怖の道路になっていたのだそうです。

毎年付近一帯は毛虫が大発生し、頭上からは糸でぶら下がった毛虫が、道の上には落下した毛虫がうごめくおぞましい状況です。

別の競技で体育館を利用している地元の女子小学生は、晴れていても傘をさして「キャーキャー」叫びながらこの道を通り抜けるのだそうです。


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 無料で渡された物品
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体育館に入ると入口でいくつかの物を手渡されました。

選手の顔が印刷された真っ赤なうちわ、応援用のバルーンスティック、本日のスケジュール表。

スケジュールには試合時間、コート番号、対戦する選手名が記載されていて大変便利であり、裏面にはトピックスや見所が書いてありました。

一方うちわとスティックを見ると、今年中国の蘇州で開催された世界選手権用のものでした。

中国のメーカ紅双喜が作った応援グッズです。

どうやら大量に余ってしまったので提携しているニッタクに送り「ジャパン・オープンの応援に使ってよ」ということのようです。

日本だとこういう部分は良くも悪くもきっちりしていることが多く、終わってしまったイベントグッズは廃棄してしまうのが普通です。

しかし外国ではアバウトなことがあり、クリスマスの飾り付けを新年の催しにそのまま使いまわしている事例などを見たことがあります。

ケースバイケースですが、このうちわとスティックについては有効活用ということで構わないと思いました。

ただバルーンスティックは、ふくらます前の袋に入ったコンパクトな状態のものと、ふくらませた後の合計4本分を手渡されたので困惑したとのこと。

1試合だけスティックを叩いて応援しましたが、その後トイレに入る時など結構邪魔になり、結局受付の人に返すことにしたそうです。


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 生で見る海外選手
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報道されなかったトラブルなどは無かったのか聞いてみましたが、伊藤美誠選手と中国の劉斐選手の試合で中国のコーチが退場になり悪態をついていたぐらいだったそうです。


女性は髪を染めている選手が多く、韓国の徐選手やシンガポールのフォン選手はかなり明るめの色とのことでした。

私が普段練習をご一緒させてもらう女性も染めている人は多いのですが、年齢が高めなので両者には大きな違いがあります。

「染める」は白髪を隠す意味も含まれるため「カラーリング」と表現し、色を楽しんでいることにして欲しいと注意されたことがあります。

フォン選手は鮮やかなカラーリングだけでなく、男性並みのショートカットだったそうです。

常夏のシンガポールなら、そのほうがお手入れ楽ちんでいいかもしれませんね。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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