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練習場でお会いする方との何気ない会話には、卓球用具の話題もよく出ます。

それらの内、要望として挙がったものを3つご紹介いたします。


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 倒れにくいフェンス
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不満を感じていた方はフェンスの倒れやすい点を指摘されていました。

フェンスの下に回転する脚が2つついていて、設置する際はそれを90度回転させます。

その脚が直角の状態を保てず、浅い角度になり倒れてしまうのはどなたも経験したことと思います。

回転軸の周囲に加工を施し90度回した状態にすると、カチッとくぼみに収まるような構造になぜできないのかとおっしゃっていました。

利用者から使い勝手に関する意見を吸い上げ、フィードバックする仕組みがフェンスにはまだ適用されいないのでしょう。

毎日世界のどこかで何百枚ものフェンスが倒れ、立て直していることを考えると、そのストレスの総量は計り知れません。

大昔のフェンスは鉄のフレームに網を張ったタイプが主流でした。

私も某所で目にしたことがあります。

脚はフェンス本体と直角に交差したまま溶接で固定されているので、めったなことでは倒れません。

バタバタ倒れてしまう近年のひ弱なフェンスとは対極に位置しますが、その分重くて搬送に難があります。

脚が固定されている点もコンパクト収納にはデメリットです。

従って今の軽量フェンスのまま脚に改良を施すのがベストですね。

私は今スマホスタンドを使っていますが、そのスタンドには自在に曲がり形状を固定できる3本の脚がついています。

フェンスにもそういうタイプの脚をつけてはどうかと思ったことがあります。

両端に4本ずつ、計8本のぐにょぐにょした脚をつけるのです。

ただそれだと重ねて収納するときに脚の先端でフェンスを突くことがあり、破損につながる可能性からボツになるのでしょう。


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 異質素材ラケット
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エクシオンは両面に異なる特殊素材を使ったラケットを販売しています。

これまでにもごく一部でそういう非対称構成のブレードはありました。

しかしかなり珍しく、それは対称構成でないとブレードに歪みが生じてくるためだということでした。

伝統的な単板のラケットは柾目(まさめ)という、ラケットのオモテ面からウラ面へ真っ直ぐな年輪が通った状態の板を使います。

これは真っ二つに割れやすい弱点がある一方、板の歪みが生じにくいというメリットがあります。

小さなボールを扱う卓球ラケットは、微妙な狂いが影響するものなのだと理解していました。

ところが練習場でお会いしたある方は特殊素材に詳しいらしく、片面がカーボンでもう一方がグラスファイバーであったとしても、狂いなんて生じないとのご意見でした。

よって両面に異なる特殊素材を使ったラケットはもっと存在すべきで、その需要は結構あるのではということでした。

トップ選手でも孔令輝選手や福原愛選手は、非対称のブレードのラケットを特注して使っていて、要望があることはうかがえます。

用具メーカのラインナップは、同一ブレードでグリップだけを付け替えたようなバリエーションではなく、合板構成が非対称の異質素材ラケットも加えたほうが競技者にはメリットがあります。

今はラバーで両面の打球感の違いを実現していますが、ラケットでもそれが可能になるのは便利なことです。


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 スマホカウンター
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最後は点数を表示するカウンターについてです。

コロナ禍の今、審判も試合で声を出すのは控えるべきとされています。

カウンターがあれば、点数をただペラペラめくっていればそれで済みます。

でもカウンターがない場合、遠慮がちに声で点数を告げなければなりません。

なにかお手軽でいい方法はないかと話していた方がいました。

私はそこでスマホのカウンターアプリを提案してみました。

「卓球カウンター」などのキーワードで検索すればヒットします。

フリックすれば点数がカウントされ、間違ったときは点数を減らすことができます。

点数は99点まで表示可能で、ゲーム数の表示も真ん中上部にあります。

嬉しいのはチェンジエンドボタンがあり、それを押せば左右が入れ替わります。

実際に使う際の注意点としては、今の時代スマホはとても貴重なアイテムです。

財布やクレジットカードと同等、いやそれ以上に重要な情報なんかもぎっしり詰まった超超大切な物体です。

財布やクレカを気軽に他人に渡す人はいません。

「悪いけど自分のスマホを使ってね」と言うのが最も安心安全な方法です。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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