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卓球のラケットを分類すると、まずはペンとシェークハンドという違いで分けることができます。

同じシェークのラケットでも、使った時の感覚の差が大きいものとしてグリップの形状の違いがあります。

どういった種類のものがあるか、以下に列記します。


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 上位2つで9割を占める
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◆フレア

グリップの端に近づくにつれ裾広がりになっている形です。

一番よく使われているタイプで、6割ぐらいはフレアグリップではないかと言われています。


◆ストレート

真っ直ぐなグリップで、3割ぐらいの人がこのタイプを使っているそうです。

カットマン用ラケットではストレートグリップだけしかない製品も少なからずあります。


◆アナトミック

手のひらに当たるグリップの中央部分がふくらんでいるタイプです。

使っている人は数%ぐらいとのことです。

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2013 .06.01
みなさんは正しくサーブを出せているでしょうか。

フリーハンドの指を伸ばし、真上に16cm以上トスを上げるのですが、できていない人も少なくありません。

今回はそういった違反サーブについてお話しします。


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 注意するのは難しい
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初級者のご婦人方とダブルスの試合をしていた時のことです。

Tさんの出すサーブはどう控えめに見ても5cmぐらいしかトスが上がっておらず、トスしたボールは約30度の鋭角でラケットに当てるようになっています。

良い子は決して真似をしてはいけませんよと、ぶっつけサーブの模範演技で見せるようなサーブです。

トスを上げる手の指は丸めていて、ルール違反づくしです。

こんな凶悪なサーブを出すTさんはどんなお方なのかと言えば、慈悲深い観音様のようなお母さんで、そのギャップに驚かされます。

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トップ選手のユニフォームは晴れの舞台の勝負服であり、「ANA」「全農」などスポンサーのロゴを見せつける重要な広告媒体も兼ねています。

そういった方々には当然ながら無償支給されていますし、個人にスポンサー料がたっぷり払われているケースもあってうらやましい限りです。

まあ人生全てを卓球にかけていて相応の結果を出していますから、お金を払ってユニフォームを買っている私達とは別次元の存在なのにはうなづくしかありません。


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 購入するタイミング
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学校の部活で卓球をやっていると、たとえ万年補欠の選手でもチームのユニフォームを買うことになります。

またサークルや地域のこじんまりとしたクラブでも、お揃いのユニフォームにすることはよくあります。

そういったユニフォームは購入した時には気づきにくいのですが、月日が経過すると入手困難になり困る場合があります。

メーカは一定期間販売を行い、定期的に新商品に置き換えていきます。

生産終了後に追加加入したメンバーがユニフォームを入手しようとすると、販売店を渡り歩いて探したり、ネットで検索することになります。

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初めて卓球をする方の多くは棒立ち状態で打ちます。

ラケットの握り方もユニークなことが多々あります。

そのため初心者の方と打つ場合、フォームやグリップなどについて適宜アドバイスをします。

ところがそれは誰に対しても同じではなく、相手に応じてかなり内容が違ってきます。


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 受け入れられるアドバイスの限界
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一番難しいケースは、ご高齢の方やとてもふくよかな方です。

握り方を教えるところまではできますが、根本的な打球フォームを身につけてもらうには大きな困難が伴ったり、実質的に不可能なことがあります。

杖をつくほどではないですが、走ることはできない推定70代の女性がいらっしゃいました。

卓球台の前に正面を向いて立ち、スタンスは肩と同じ幅です。

もぐらたたきゲームのようにラケットをペチペチ叩きつけるスイングです。

ストライクゾーンに来たボールだけは速く低い球、それより外れた場所のボールはランダムな方向にボヨヨ~ンと飛んでいきます。

相手も初心者だと全くラリーが続きません。

どこまで改善してもらえる可能性があるか悩んでいます。

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TSPから新作の黒いラケットが発売されています。

ブラックバルサシリーズという製品名で、グリップや厚さの違いにより5種類のバリエーションがあります。


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 前作への意見を反映した改良品
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前作にバルサプラスシリーズというのがあり、それの見直しを行ったのが今回の製品です。

両者のラインアップを比較してみると、以下のようになっています。

◆攻撃用
 厚さ:10.5mm/8.5mmの2種類、グリップ:フレア/日本式角丸型の2種類
 ↓
 厚さ:8.5mm、グリップ:フレア/中国式の2種類

◆オールラウンド用
 厚さ:7.5mm/6.5mmの2種類、グリップ:フレア
 ↓
 厚さ:6.5mm、グリップ:フレア/中国式の2種類

◆カット用
 厚さ:5.5mm/4.5mmの2種類、グリップ:ストレート
 ↓
 厚さ:4.6mm、グリップ:ストレート

板の厚さが集約されたのは、種類が多すぎて販売店から絞って欲しい要望があったのかもしれません。

また前作であった一番分厚い10.5mmというのは、単板の日本式ペンホルダーなら違和感はありません。

しかし合板ラケットでさらにシェークだと、あまり存在しないサイズのため販売数が伸びなかったのではと想像します。

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テレビ東京の番組に「カンブリア宮殿」というのがあります。

5/9の放送では、バタフライが紹介されます。

5/13からパリで世界選手権が開催され、テレビ東京は「世界卓球2013」として放送します。

その関係があって、この時期、この内容で取り上げられるようです。


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 リーダーかニッチャーか
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番組でバタフライはニッチ市場で活躍しているメーカ(ニッチャー)という紹介になるようです。

企業の競争戦略でリーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーといった用語が出てきます。

それぞれの特徴をざっと説明すると以下のようになります。

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試合の観戦はフェンスで囲まれたコートの中だけでなく、ベンチの風景も観察すれば面白い発見があります。


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 隣り合わせは良くない
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試合を見ていると対戦者のベンチがコートをはさんで向かい合うように配置されている場合と、同じ側で2つに仕切られている場合があります。

これまで私が出場したりベンチ入りした試合は全て前者の配置でした。

一方、今年1月の全日本や昨年のロンドンオリンピックは後者でした。

後者の場合、選手やコーチは何も不都合を感じないのでしょうか。

野球を見ているとまれに乱闘になることがあります。

卓球でそこまでエキサイティングすることはないでしょうが、真横に叩きのめしたい敵が座っているのはあまりいい気持ちはしないでしょうね。

オリンピックで日本女子が決勝進出を決め、ベンチで涙を流す感動的なシーンが放映されました。

そこには隣の敗れたシンガポール選手が引き上げる姿も映っていて、ものすごい形相でにらみつけている選手がいました。

こわいこわい・・・

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卓球用品では脇役の扱いになりますが、今回はタオルについてお話しします。


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 夏が苦手のシロクマ体質
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私は体を動かし始めると、普通の人より体温上昇と水分消費が激しい傾向があります。

そのため、真夏に冷房の入っていない場所で練習すると熱中症になることがよくあります。

普段体温を測ると35度台の場合があり、なにかこのことが反動となっているのでしょうか。

夏場は体の具合を見ながらの練習となり、内容や時間にも制約が出て大変残念です。

では冬はどうかというと、すぐに体が火照ってくるのでちょうどいい感じです。

練習の最初からいつも半袖半パンの状態です。

私は足の故障を回避するため、常に準備運動でいくつかのストレッチ体操をします。

そのうちの1つは、床に寝転んだ状態で下半身をねじる運動です。

冷えきった体育館の床の上に涼しげな格好で横たわっていると、少し離れたところからジャージ姿のご婦人達の視線を感じることがあります。

「寒そ~」という無言の感想が伝わってきます。

気温が低いからといって袖や裾が長い衣服を着用していると、体にまとわりついて動きにくいですし、できれば最初からジャージ類は脱いだほうがいいと思います。

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雑誌や動画などでいろんな選手を見ていると、知らず知らずのうちにある種の先入観を持ってしまうことがあります。

「この国の選手ならこういう用具を使うはず」とか、「こんな用具の組み合わせは絶対にあり得ない」といったものです。

今回はそういった先入観を覆す4名の選手をご紹介いたします。


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 呂林選手
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呂林(ルリン)選手は、中国のペンホルダーのドライブマンです。

オリンピックの男子ダブルス金メダリストで、世界選手権の男子ダブルスでも2度の優勝経験を持ちます。

中国のペンホルダー選手といえば、シェークハンドラケットの柄を短くしたような中国式ペンホルダー(中ペン)使いと相場が決まっています。

しかしこの選手は角型の日本式ペンホルダーを使っていました。

現在ニッタクが販売しているラケットに「ロリン」という名前の製品があります。

この呂林選手にちなんだ製品で、板はヒノキの単板という伝統的な日本式ペンドラ選手向けラケットです。

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3月28日から3月31日まで、中国広州でワールドチームクラシックという大会が開催されていました。

日本選手は複数のユニフォームを準備していて、女子の場合昨年の世界選手権用に作られたチェック柄のデザインをベースにしているものでした。


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 私が好きなのは2005年上海大会ユニ
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今年も5月13日からパリで世界選手権が行われます。

おそらく今月には新しい全日本チームのユニフォームが発表されることでしょう。

そして1年間国際大会で代表選手が着用することになると思います。

毎年、国の代表選手向けに新作ユニフォームが開発されるというのは大変恵まれたことです。

他国の選手でも毎年ユニフォームを換えるチームはあります。

しかしその国の代表選手向けにデザインされたものではなく、メーカの新作に合わせた形だったりします。

それだけ日本ではメーカが卓球競技を重視していることが伺えます。

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 世界卓球2013
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今年の世界選手権は、5月13日から20日にかけてフランス・パリで開催されます。

奇数年は個人種目が行われ、男女のシングルス、男女のダブルス、混合ダブルスが行われます。

パリは10年前の2003年にも世界選手権が開催されました。

この時はオーストリアのシュラガー選手が男子シングルスで優勝しました。

これを最後に個人戦の全ての種目で優勝者は中国選手の独占が続いています。

中国は2009年の横浜大会から、混合ダブルスについてはトップ選手を出場させず、準レギュラークラスの選手でペアを組むようになっています。

それでも他国が表彰台の一番高いところに上がることができない状況です。

シュラガー選手の有名なコメントがあります。

「僕はいつも自分より弱い選手と練習して強くなった」

これは元世界チャンピオンが語る紛れも無い事実です。

その一方でこれほど中国の突出が続いてしまうと、他国の指導者に都合のいい精神論として使われていないかという懸念があります。

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初心者のAさんと打っていると、ボールの打球音が変な音になり、ヒビが入っているのが分かりました。

「あっ、ボールが割れてますね」

Aさんは割れているボールだとどういう音がするのかまだよく分かっていないため、私の指摘には半信半疑でした。

私はボールを台の上に置きラケットで上から押し付けながら転がすと、グシャッとつぶれました。

卓球をする人ならみなさんが行うやり方です。

私は「やっぱり割れてましたね」とAさんの顔を見たところ、全く理解できていない表情でした。


恐らくAさんには次のような思いがあるのでしょう。

ボールを台に押し付けてグリグリすれば新品のボールでも割れるはずである。

さらに穿った見方をすれば、無理やりボールを壊すことで、ヒビが入っていたという主張を正当化しているようにも感じられる。

この誤解を解くためにはボールにヒビが入った際、実際に確かめ納得してもらうことが一番です。

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