2014 .04.12
私は本業ではありませんが、展示会やイベントの仕事をしたことがあります。
数カ月前から計画を立てるものもあります。
それでも荷物が届かなかったり、予想外の費用請求が来たといったトラブルが発生し対応に苦慮しました。
みなさんの周囲で開かれる卓球の大会でも、必ず何かが起こっているはずです。
今回は、市民大会で私が経験したことや他の方のエピソードを披露したいと思います。
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体育館のあれこれ
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補修工事や別の利用者とのバッティングなどで、いつもの体育館が使えないことがあります。
そういう場合、Webやパンフレットで会場を探し、卓球台○○台が利用可能という希望条件に合致する所に連絡を取ります。
喜びもつかの間、いざ現場を下見すると、とても狭い体育館があったそうです。
初心者向けに狭い間隔で並べた時の台の数だそうで、自分の目で確認するという大切さを痛感したそうです。
某所では、土曜日曜と2日にわたって開かれた大会がありました。
初日が終了し、2日めの大会スタッフの集合時間は開場30分前ということにしていました。
ところが早起きの中学生諸君は、それよりはるか前に体育館に到着していました。
体育館の管理人さんは気を利かせて、彼らを早く入場させてしまいました。
スタッフが集合した時、すでに試合球を使って練習をしていて、ボールを戻してもらった際、テカテカのボールへのすり替えや失敬している人が若干名いました。
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過密予定、消えた選手、飛び入り選手
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強い人は大会終盤になるほど、試合が連続して疲労が加速するという、
うらやましい悩みがあります。
運営側の配慮が足りないと、ダブルスの試合中の選手にシングルスの呼び出し放送がかかることもあります。
あるダブルスのペアは試合が続いて休む暇がないため、シングルスを優先しダブルスを途中棄権したことがあったとそうです。
そういった運営のまずさがある一方で、スタッフの方を悩ませるのがコートに現れない人です。
初戦からいない場合は、来なかったんだなと推測できますが、交通機関の乱れがあると少し慎重になります。
あっさり不戦敗にすると「無慈悲だ」など文句を言われる可能性があるためです。
より難しいのが、途中の試合から突然いなくなってしまう人です。
お腹の調子が悪くてトイレにこもっているかもしれないと、見に行ったケースもあったそうです。
理由はさまざまでしょうが、次の相手が強すぎてボコボコにされるのは確実だから帰ったという1例を紹介してもらいました。
うそでもいいから、体調不良で帰宅するとスタッフに一言告げて欲しいですよね。
繰り返しアナウンスをするのには、虚しいものがあります。
他にも運営側を悩ませる話として、飛び入り参加の交代選手を認めて欲しいという例がありました。
対戦相手も了解しているので、それでいいだろうというご意見です。
それは原則禁止ですし、安易に認めてしまうと運営側の姿勢に問題があると非難されかねません。
反面、この程度の大会でそんな石頭の運営をするのかと言われれば、お気持ちは確かにわかります。
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希望するラケットが買えなかった人
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試合をやっている選手の間でも、気まずい出来事の例がありました。
単板ラケットを使うペンドラのXさんがラケットを忘れてきました。
初戦は仲間のYさんのラケットを借り、自宅はすぐそばなので第2試合までに家に取りに帰ることにしました。
運悪く最初のゲーム中、単板ラケットの宿命である、ぶつけて真っ二つに割れるという現象が起こりました。
ラケットを貸した方Yさんは、新品の値段でしかもメーカの希望小売価格で弁償してもらえました。
お詫びの気持ちが含まれていたとのことです。
実はYさんは、次のラケットはカーボンラケットを買おうと思っていたそうです。
人付き合いをとても大切にしているYさんは、ここでカーボンラケットに買い換えてしまったときのXさんの気持ちを考えたそうです。
「二度と他人にラケットを割られたくないという負の体験で、頑丈なカーボンラケットに買い替えたのか!?」
Yさんは、長年お世話になっているXさんの気持ちを害するのを恐れ、以前と全く同じラケットを買ったそうです。
私なら買いたいと思っていたカーボンラケットにするでしょうね。
近所に住む義理のお兄さんとか、気を遣う相手というのは誰にもいますから一概には言えませんが。
いろいろなハプニングが発生し、どう対応できるか頭の柔軟さを試されているかのようです。
現実社会では程度の差はあれ、みなさんこういうことに必ず直面します。
まあそれにめげず、これからも頑張っていきましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
数カ月前から計画を立てるものもあります。
それでも荷物が届かなかったり、予想外の費用請求が来たといったトラブルが発生し対応に苦慮しました。
みなさんの周囲で開かれる卓球の大会でも、必ず何かが起こっているはずです。
今回は、市民大会で私が経験したことや他の方のエピソードを披露したいと思います。
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体育館のあれこれ
──────────────────────
補修工事や別の利用者とのバッティングなどで、いつもの体育館が使えないことがあります。
そういう場合、Webやパンフレットで会場を探し、卓球台○○台が利用可能という希望条件に合致する所に連絡を取ります。
喜びもつかの間、いざ現場を下見すると、とても狭い体育館があったそうです。
初心者向けに狭い間隔で並べた時の台の数だそうで、自分の目で確認するという大切さを痛感したそうです。
某所では、土曜日曜と2日にわたって開かれた大会がありました。
初日が終了し、2日めの大会スタッフの集合時間は開場30分前ということにしていました。
ところが早起きの中学生諸君は、それよりはるか前に体育館に到着していました。
体育館の管理人さんは気を利かせて、彼らを早く入場させてしまいました。
スタッフが集合した時、すでに試合球を使って練習をしていて、ボールを戻してもらった際、テカテカのボールへのすり替えや失敬している人が若干名いました。
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過密予定、消えた選手、飛び入り選手
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強い人は大会終盤になるほど、試合が連続して疲労が加速するという、
うらやましい悩みがあります。
運営側の配慮が足りないと、ダブルスの試合中の選手にシングルスの呼び出し放送がかかることもあります。
あるダブルスのペアは試合が続いて休む暇がないため、シングルスを優先しダブルスを途中棄権したことがあったとそうです。
そういった運営のまずさがある一方で、スタッフの方を悩ませるのがコートに現れない人です。
初戦からいない場合は、来なかったんだなと推測できますが、交通機関の乱れがあると少し慎重になります。
あっさり不戦敗にすると「無慈悲だ」など文句を言われる可能性があるためです。
より難しいのが、途中の試合から突然いなくなってしまう人です。
お腹の調子が悪くてトイレにこもっているかもしれないと、見に行ったケースもあったそうです。
理由はさまざまでしょうが、次の相手が強すぎてボコボコにされるのは確実だから帰ったという1例を紹介してもらいました。
うそでもいいから、体調不良で帰宅するとスタッフに一言告げて欲しいですよね。
繰り返しアナウンスをするのには、虚しいものがあります。
他にも運営側を悩ませる話として、飛び入り参加の交代選手を認めて欲しいという例がありました。
対戦相手も了解しているので、それでいいだろうというご意見です。
それは原則禁止ですし、安易に認めてしまうと運営側の姿勢に問題があると非難されかねません。
反面、この程度の大会でそんな石頭の運営をするのかと言われれば、お気持ちは確かにわかります。
──────────────────────
希望するラケットが買えなかった人
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試合をやっている選手の間でも、気まずい出来事の例がありました。
単板ラケットを使うペンドラのXさんがラケットを忘れてきました。
初戦は仲間のYさんのラケットを借り、自宅はすぐそばなので第2試合までに家に取りに帰ることにしました。
運悪く最初のゲーム中、単板ラケットの宿命である、ぶつけて真っ二つに割れるという現象が起こりました。
ラケットを貸した方Yさんは、新品の値段でしかもメーカの希望小売価格で弁償してもらえました。
お詫びの気持ちが含まれていたとのことです。
実はYさんは、次のラケットはカーボンラケットを買おうと思っていたそうです。
人付き合いをとても大切にしているYさんは、ここでカーボンラケットに買い換えてしまったときのXさんの気持ちを考えたそうです。
「二度と他人にラケットを割られたくないという負の体験で、頑丈なカーボンラケットに買い替えたのか!?」
Yさんは、長年お世話になっているXさんの気持ちを害するのを恐れ、以前と全く同じラケットを買ったそうです。
私なら買いたいと思っていたカーボンラケットにするでしょうね。
近所に住む義理のお兄さんとか、気を遣う相手というのは誰にもいますから一概には言えませんが。
いろいろなハプニングが発生し、どう対応できるか頭の柔軟さを試されているかのようです。
現実社会では程度の差はあれ、みなさんこういうことに必ず直面します。
まあそれにめげず、これからも頑張っていきましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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