卓球神社

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　小市民の行動パターン
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不可解な電車の乗り換えと、建物が見えない体育館という2つのハードルを乗り越えて、E氏は会場の入口にたどり着きました。

大会スタッフが挨拶とともに、2種類のパンフレットを手渡そうとしてきました。

1つは1枚の紙を折りたたんだだけの対戦表でしたが、もう1つはちゃんとした冊子の形になったものでした。

「これは多分500円取られるに違いない」

とっさにそう判断したE氏は受け取るのを拒みました。

予想に反し「無料です」の一言が添えられたため、ほっとして受け取りました。

安心したのもつかの間、スタッフから寄付を求められました。

躊躇していると「10円でもいいので」と助け舟を出され、それならということで言われた通り10円だけを箱に入れました。

寄付をした人は選手のサインボールを1個もらえることになっていて、結果的にはラッキーだったということでした。

バタフライのトレーニングボールでしたが、自宅にプラスチックボールがなかったE氏は結構嬉しかったそうです。

「100円ぐらい出していても良かったかな」と話していましたが、恐らく本心ではないでしょう。

こうやってE氏のセコさを取り上げていますが、もし私だったらどういう行動を取っていたか考えると、恐らく大差ないように思えます。

思考回路が似ている人は、鏡に写った自分を見ているようで怖いですね。


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　卓球選手の元気の源
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入り口でもらった冊子は選手名鑑でした。

今年の前期・後期リーグ共通のもので、無料でもらえるのにカラーページも多くしっかりした作りでした。

選手の戦型はシェーク裏裏ドライブが多く、仮に製品名まで紹介があればテナジーが多いのでしょうか。

変わったタイプの選手はいないか探してみると、シェーク表表前陣速攻、シェーク一枚表前陣速攻という人が1人ずついました。

そしてアンチラバーを貼っている人は見当たりませんでした。

プロフィール項目の最後には、元気の源というのがありました。

グルメ、ショッピング、音楽など、選手それぞれの元気の源が書かれていました。

キリンビールなど、こっそり関連企業の商品をヨイショしているような人もいましたが、私は具体名を挙げている人に興味を惹かれました。

飲食物では、ペプシ、カルピス、硬めのプリン？などがあり、アーティストでは、安室奈美恵、嵐、Mr.Children、SKE48等の名前がありました。

注目点は三代目J Soul Brothersで、日本リーガーにファンが6人もいることが分かりました。


日本リーグの話なのに、肝心の試合の話が何もないじゃないかとお怒りの方がいらっしゃるかもしれません。

それに関しては卓球王国などを読んでいただきたく、最寄りの書店でお買い求めになることをお勧めします。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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