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緊急事態宣言が解除され、各地の卓球場も条件付きではありますが再開する動きとなっています。

今回はそれに関連したお話をしたいと思います。


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 制限付きの運用
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卓球場を運営されているところは、経営者がその不動産を保有しているケースもありますし、雑居ビルの一角を借りて営業している場合もあります。

そこに携わる方々は仙人のように霞を食べて生きているわけではなく、施設の利用者がいて、それらの方が払う使用料やレッスン料で生計を立てています。

場所を間借りしている卓球場では、閉鎖していても月々の家賃がかかるためダブルパンチを受ける状態となっています。

卓球は健全なイメージがありテナントとしては比較的受け入れてもらえやすく、加えて以前から人気が上昇傾向でした。

従って今年になってから新規開業したところもあったはずです。

そういう卓球場では売上がこれだけ落ちたという証明を出すことは難しく、国の補助は受けられないまま早期の営業再開を待ち望んでいたことと思います。

早速再開した某卓球場の案内を見てみると、次のような条件付きとなっていました。

1)卓球台の数を減らし、台と台の間隔を空ける。

2)常に窓を開けておき換気を行う。

3)ダブルスは当面行わない。

4)試合後の握手は当面行わない。

5)シャワールームは当面閉鎖。

6)体調の悪い人は来場禁止。

みなさんこれらを受け入れてはいますが、そこの利用者が最も気になるのが2)の窓を全開にしているという点でした。

ボールが風の影響を受けてしまうことが時々発生します。

しかしながら「我慢してください」という旨のお達しが、窓際の壁に大きく貼ってあります。

そしてカーテンも開けたままなので、時間帯や台の場所によっては結構まぶしいこともあります。

利用者はマスクをする義務はありませんが、球出しをしてくれる指導員はマスクをずっとつけたままだったそうです。

このように不便を強いられるものの、せめて十分に安心してもらえるよう衛生管理には配慮をしていて、こまめにドアの取っ手や休憩テーブルなどをアルコール消毒していました。


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 夏をどう乗り切るか
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これからの季節で悩ましいのが、エアコンをどうするかという問題があります。

通常のエアコンは、密閉した空間の空気を循環させるという仕組みで動作します。

万が一ウイルスがいれば、エアコンにより室内に広く拡散されてしまうのです。

一部の医療施設では、無風の室温調整装置が設置されている所があるそうです。

しかしお値段が桁違いに高いそうで、一般の卓球場への導入は非現実的です。

今のままの警戒レベルが求められ続ければ、真夏でもエアコンを切って窓全開で卓球をするか、冷気がだだ漏れでも窓全開でエアコンをつけるかの2択を迫られそうです。

電気代と熱中症のリスクが天秤にかけられていてとても難しい判断です。

雑居ビルにある卓球場だと一応窓はあっても風通しは限られ、真夏に冷房を入れずに卓球ができるのは北海道あたりに限定されるのではないでしょうか。

よって、閉鎖空間で卓球をしても通常は問題がないほど感染リスクが極めて低くなるのを祈るのみです。


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 感染した人は悪者ではない
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全く別のこととして、日本で新型コロナウイルスに感染された方は累計で1万7千人くらいとなっています。

その中には卓球をしている方も当然何名か含まれています。

ニュースを見ていると無事回復して問題がなくなった人や、そもそも感染していない医療関係者に対し、不当な拒絶行為がなされているという報道がありました。

これはとても悲しいことです。

接触を避けるのはあくまでも今感染した状態であるかどうかの一点です。

それ以外の人とは、3密を避けた適切な行動で接するべきです。

感染する可能性は誰にもあります。

医学的根拠に基づいた考えをしてほしいと願っています。


さて先日少しだけですが久しぶりに卓球ができる機会がありました。

相手はカットマンで、試しにマスクを付けてカット打ちを始めましたがすぐに駄目だと分かりました。

呼気でマスクが湿ってきて空気が十分に吸えず、汗で顔にマスクが貼り付く感じも不快です。

ならば夏用マスクでは?というのも恐らく大差はなく無理だと思います。

通りから人が消えてしまい、生まれて初めての経験をしました。

なんとかこのまま収束するよう私も行動抑制を続けたいと思います。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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