ご存じの方も多いでしょうが、今年になって福原選手のラケットが変わりました。
ニッタクのアコースティックか、もしくはその特注版らしきラケットから、バタフライの福原愛PRO・ZLFに変更となりました。
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ややこしそうな契約内容
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そのラケットは福原選手が使い始めてからある程度経過し、秋の新商品を発表するタイミングで一般にお披露目されました。
バタフライのWebサイトを見ると、「福原愛選手の監修モデル」となっていて、「福原選手使用」とはなっていません。
これには2通りの解釈ができます。
一般に販売されているモデルとは、どこかが異なる特注品を本人は使っているという解釈。
もう1つは、市販モデルと同じラケットを使っているが、契約の関係で本人が使っているとは書けないという解釈です。
福原選手は以前はバタフライの契約選手だったことがあり、その時は自分のモデル名のラケットを使用しているとカタログにも記載がありました。
現在は個別の製品に対し名前を使用する契約を結んでいるようで、通常のメーカとの契約選手とは異なるようです。
詳しいことは分かりませんが、なぜかそういう場合は「○○選手使用」という表現が使えない?ようなのです。
ニッタクのラケットを使っていた時、もしかすると一般販売されているラケットと同じものを使っていたのかもしれません。
そうであればメーカとしては当然「福原選手使用」の表現を使いたいところです。
だって宣伝効果抜群ですよね。
契約でその辺りの取り決めがどうなっているのか、詳細はよく分かりません。
実際に本人が一般売りされている製品と同じものを使っていたとしたら、それは客観的な事実なので、契約選手かどうかに関係なく「○○選手使用」としても問題ないのではと私は考えてしまいます。
ただ現実にはそれは駄目っぽいようで、景品表示法か何かの規制があるのかもしれません。
ニッタクのアコースティックか、もしくはその特注版らしきラケットから、バタフライの福原愛PRO・ZLFに変更となりました。
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ややこしそうな契約内容
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そのラケットは福原選手が使い始めてからある程度経過し、秋の新商品を発表するタイミングで一般にお披露目されました。
バタフライのWebサイトを見ると、「福原愛選手の監修モデル」となっていて、「福原選手使用」とはなっていません。
これには2通りの解釈ができます。
一般に販売されているモデルとは、どこかが異なる特注品を本人は使っているという解釈。
もう1つは、市販モデルと同じラケットを使っているが、契約の関係で本人が使っているとは書けないという解釈です。
福原選手は以前はバタフライの契約選手だったことがあり、その時は自分のモデル名のラケットを使用しているとカタログにも記載がありました。
現在は個別の製品に対し名前を使用する契約を結んでいるようで、通常のメーカとの契約選手とは異なるようです。
詳しいことは分かりませんが、なぜかそういう場合は「○○選手使用」という表現が使えない?ようなのです。
ニッタクのラケットを使っていた時、もしかすると一般販売されているラケットと同じものを使っていたのかもしれません。
そうであればメーカとしては当然「福原選手使用」の表現を使いたいところです。
だって宣伝効果抜群ですよね。
契約でその辺りの取り決めがどうなっているのか、詳細はよく分かりません。
実際に本人が一般売りされている製品と同じものを使っていたとしたら、それは客観的な事実なので、契約選手かどうかに関係なく「○○選手使用」としても問題ないのではと私は考えてしまいます。
ただ現実にはそれは駄目っぽいようで、景品表示法か何かの規制があるのかもしれません。
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あざとい表現
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ちなみに福原選手はミズノとは契約選手になっていて、卓球シューズで同じモデルの特注版を選手本人が使っていると、製品の説明文に書かれています。
以前は卓球シューズでは珍しい選手モデルの「ウエーブフローラAI」という製品もありました。
末尾の「AI」は「アイ」ではなく、「エーアイ」と読むのだそうです。
このシューズは女性向けでサイズが25cmのものまでしかありませんでした。
しかしレディース用ユニフォオームとは異なり、それほど女性っぽさが炸裂したデザインではなかったため、小柄なおじさんが履いていたのを一度見かけたことがあります。
契約していないメーカは黙って指をくわえているしか無いのか、いや頭をひねればそれっぽい表現が使えます。
アームストロングのアタックエイトはちょっと癖のあるラバーで、普通なら主流から外れるニッチ製品ですが、福原選手が使っていることで有名です。
いくつかのバリエーションの中に「SUPER-I VERSION」というのがあり、何かを意味しているようです。
某ネットショップの説明では、「日本を代表する選手も愛用」と思わずニヤリとする表現が使われています。
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プロが使う選りすぐりの一本
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さてラケットの話に戻ると、福原選手モデルの新型ラケットは特殊素材が使われています。
これまで彼女はずっと木材だけを使用したラケットを使っていて、新製品はプラスチックボールとの相性だったりするのかもしれません。
希望小売価格は一万七千円+税と、もはや最近では驚きに値しない価格であるものの、絶対額はやはり高いですね。
このラケットのフィーリングがいいのでしょうか、ドイツのボル選手も使うことがあるそうです。
トップ選手が市販品と同じ製品を使う場合、適当に選んでいるのではなく、沢山ある製品の中から、本人が検品して気に入ったものを選んでいるようです。
松平兄弟のお兄さんの賢二さんはバタフライの契約選手で、ブログを拝見しているとバタフライ製品が納められている倉庫に入り、そこにあるラケットから希望のものを選んでいますと紹介していました。
私はラケットを通販で3度買ったことがあり、重量指定が可能だったかもしれませんが、何も求めず販売店さんの選択に任せました。
そして実店舗で買った時も、ペンホルダーなので同じラケットが複数置いてあることは少なく、たまたま2本あれば軽い方を選ぶぐらいしかこだわりはありません。
一般愛好家だとそんなもので、他方、卓球で食べている人なら、倉庫に出向いてまで選択をするというプロのこだわりが伝わってきました。
私もパソコンで日々仕事をしているので、仕事でもプライベートでもキーボードとマウスには少しだけこだわりはあります。
特にデスクトップパソコンに最初からついているキーボードは、ハードな使い方をすると指が腱鞘炎になりやすく、この文章も単品で別購入したキーボードを使って打っています。
マウスについては大型でボタンのクリック感が大きい物を選び、耐久性はあまり重視せず、どんどん買い替えます。
なぜなら鬼のようにクリックしまくるので、どの製品でも1年ぐらいで壊れてしまうからです。
トップ選手にとってラケットは、板前さんの包丁と同じです。
従って、そのへんの店で気軽にラケットを買うような感覚になれないのは、当然といえば当然なのですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
あざとい表現
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ちなみに福原選手はミズノとは契約選手になっていて、卓球シューズで同じモデルの特注版を選手本人が使っていると、製品の説明文に書かれています。
以前は卓球シューズでは珍しい選手モデルの「ウエーブフローラAI」という製品もありました。
末尾の「AI」は「アイ」ではなく、「エーアイ」と読むのだそうです。
このシューズは女性向けでサイズが25cmのものまでしかありませんでした。
しかしレディース用ユニフォオームとは異なり、それほど女性っぽさが炸裂したデザインではなかったため、小柄なおじさんが履いていたのを一度見かけたことがあります。
契約していないメーカは黙って指をくわえているしか無いのか、いや頭をひねればそれっぽい表現が使えます。
アームストロングのアタックエイトはちょっと癖のあるラバーで、普通なら主流から外れるニッチ製品ですが、福原選手が使っていることで有名です。
いくつかのバリエーションの中に「SUPER-I VERSION」というのがあり、何かを意味しているようです。
某ネットショップの説明では、「日本を代表する選手も愛用」と思わずニヤリとする表現が使われています。
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プロが使う選りすぐりの一本
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さてラケットの話に戻ると、福原選手モデルの新型ラケットは特殊素材が使われています。
これまで彼女はずっと木材だけを使用したラケットを使っていて、新製品はプラスチックボールとの相性だったりするのかもしれません。
希望小売価格は一万七千円+税と、もはや最近では驚きに値しない価格であるものの、絶対額はやはり高いですね。
このラケットのフィーリングがいいのでしょうか、ドイツのボル選手も使うことがあるそうです。
トップ選手が市販品と同じ製品を使う場合、適当に選んでいるのではなく、沢山ある製品の中から、本人が検品して気に入ったものを選んでいるようです。
松平兄弟のお兄さんの賢二さんはバタフライの契約選手で、ブログを拝見しているとバタフライ製品が納められている倉庫に入り、そこにあるラケットから希望のものを選んでいますと紹介していました。
私はラケットを通販で3度買ったことがあり、重量指定が可能だったかもしれませんが、何も求めず販売店さんの選択に任せました。
そして実店舗で買った時も、ペンホルダーなので同じラケットが複数置いてあることは少なく、たまたま2本あれば軽い方を選ぶぐらいしかこだわりはありません。
一般愛好家だとそんなもので、他方、卓球で食べている人なら、倉庫に出向いてまで選択をするというプロのこだわりが伝わってきました。
私もパソコンで日々仕事をしているので、仕事でもプライベートでもキーボードとマウスには少しだけこだわりはあります。
特にデスクトップパソコンに最初からついているキーボードは、ハードな使い方をすると指が腱鞘炎になりやすく、この文章も単品で別購入したキーボードを使って打っています。
マウスについては大型でボタンのクリック感が大きい物を選び、耐久性はあまり重視せず、どんどん買い替えます。
なぜなら鬼のようにクリックしまくるので、どの製品でも1年ぐらいで壊れてしまうからです。
トップ選手にとってラケットは、板前さんの包丁と同じです。
従って、そのへんの店で気軽にラケットを買うような感覚になれないのは、当然といえば当然なのですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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