2012 .01.14
初心者の方は、ラバー貼りラケットといって、あらかじめラケットにラバーが貼ってある入門者向けラケットを使うことが多いと思います。
アミューズメント施設や温泉宿での卓球場でよく使われていて、低価格でお求めやすく、遊びで卓球を楽しむにはこれで十分です。
ここから一歩踏み込んで、ある程度継続して卓球をしたいと思われる方は、ラバーと板だけのラケットを、それぞれ個別に購入することをお勧めしています。
ラバーが劣化してくると交換することになりますが、ほとんどのラバー貼りラケットは貼り替えることを考慮していないため、ラバーを剥がすのに苦労することになります。
アミューズメント施設や温泉宿での卓球場でよく使われていて、低価格でお求めやすく、遊びで卓球を楽しむにはこれで十分です。
ここから一歩踏み込んで、ある程度継続して卓球をしたいと思われる方は、ラバーと板だけのラケットを、それぞれ個別に購入することをお勧めしています。
ラバーが劣化してくると交換することになりますが、ほとんどのラバー貼りラケットは貼り替えることを考慮していないため、ラバーを剥がすのに苦労することになります。
ラバーと板だけのラケットを個別に買えば、貼り替えは楽です。
また、ラバーとラケットを個別に選ぶことで、自分に合った構成にすることができます。
一緒に練習する方の中にも、練習場に準備しているラバー貼りラケットから、徐々にマイラケットに変えていきます。
そういった方のラケットを拝見すると、弾みを抑え低価格な初級者向けに位置づけられたラケットであることが多いです。
今までそれについて別段、疑問を持ったことはありませんでした。
個人的にラケットは何がいいか聞かれたら、私はメーカが初級者向けと謳っているラケットよりも、非常に軽くてそれなりに弾むTSPのバーサルを薦めています。
バーサル
http://www.tsp-yamato.com/TSP/catalog/racket/p/p22064.jpg
──────────────────────
ラケットのお見立て
──────────────────────
ある日、女性の方からラケットの選択について相談されたので、バーサルを薦めました。
練習場にはそのラケットを使っている人がいるので、少し拝借して「これです。軽いでしょ」と説明しました。
使用者にラケットを返した後、相談してきた女性が申し訳なさそうに小声で話しかけてきました。
「軽いのはうれしいけど、もっとかっこいいラケットはありませんか?」
長く使いたいのでデザインのいいものが欲しいとのことです。
TSPさんには申し訳ないですが、私がイチオシしているバーサルは確かにデザイン的にはパッとしません。
茶色を基本とした控え目な色遣いのグリップである一方、軽量化のため横方向に4箇所挟んでいるスポンジの色は、赤、青、黄という原色で、配色的にミスマッチの感は否めません。
人の希望も聞かず、自分勝手な見立てをしてしまったことを深く反省しました。
練習場には雑誌やカタログが置いてあるので、それを見ながら選んでもらうことにしました。
木の美しさが強調されたラケットがいいかなと思い、平野選手が使っているスティガ社のローズウッドと、同じくスティガ社で高級感あふれる黒檀(こくたん)を使ったエバンホルツを見てもらいました。
ローズウッド
http://stiga.jp/images/products/item/ROSEWOOD-NCT-5-LARGE-trans.png?v=1202272144
エバンホルツ
http://stiga.jp/images/products/item/EBENHOLZ-NCT-7-LARGE-trans.png?v=1202272144
渋くて上品な感じがしますし、私もちょっとそそられるラケットです。
しかしこれらはグリップが地味ということで、別のラケットを選ぶことになりました。
次に紹介したのが、ドニックのバーンと、ニッタクのバイオリンでした。
バーン
http://www.donic.jp/images/B/BL072F.jpg
バイオリン
http://www.nittaku.com/products/racket/image/6757.jpg
どちらも大人っぽいお洒落な感じのグリップです。
こういうラケットも一度使ってみたいなぁと思っていると、「もっと鮮やかなものはありませんか」とのことでした。
少し驚きましたが詳しく聞くと、はっきりと自己主張した存在感があるグリップがご希望だそうです。
えー、、、だんだんあせってきました。
そこで、戦隊ヒーローをイメージさせる2種類、ジュウイックのベロックスと、アンドロのスーパーセルを紹介しました。
ベロックス
http://www.juic.co.jp/product/racket/pic/velox_overdrive_01.jpg
スーパーセル
http://www.jasupo.com/shop/jspcube/html/upload/save_image/002606.jpg
これは非常に気に入ってもらい、特にスーパーセルの赤はウルトラマンのようでかっこいいということになり、早速ネットショップで購入するとのことです。
ご期待に添えるものが見つかり、私もほっとしました。
──────────────────────
ラバーそしてラケットケースの選定
──────────────────────
以前紹介しましたが、ラバーも表ソフトを選ぶなら、TSPのスピンピップスが美しいと好評を頂いたことがあったので薦めてみました。
残念ながら、ラバーは両面裏ソフトがいいと言われました。
できれば漢字のロゴが入っていたらうれしいそうです。
うーん、漢字ですか、、、
「光」や「狂ヒョウ」を紹介しましたが、あまりこだわりはないので、結局、近くの店で処分価格(千円)で売っている裏ソフトラバーを買うとのことです。
光
http://www.armstrong-jp.com/images2/sr7_sokhou_03.jpg
狂ヒョウ
http://www.jasupo.com/image/2004/2s.jpg
貼り方を教えるため、次の練習の前に私が手伝うことになりました。
なお、ラケットケースだけは知人から紹介があり、どれを買うか前から決めていました。
ヤサカのギンギラハードケースにするそうです。
そんな商品があるとは知りませんでした。
しかもすごい名前ですね。
一体どんな奇抜なケースなのか、写真を見てみました。
ギンギラハードケース
http://www.yasaka-jp.com/ca_item/h120.jpg
名前から想像するほどのインパクトはありませんでしたが、明らかに女性向けにデザインされていて、私としては可愛い感じもしました。
卓球の経験年数やその人のイメージで、こういった用具を薦めるべきだという固定観念を持っていたことに気づき、勉強になりました。
やはり、人の好みは様々ですね。
ちなみにラケットを選んであげた方は、決して派手好みな感じではなく、落ち着いた雰囲気の女性です。
それだけにちょっと以外でした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
また、ラバーとラケットを個別に選ぶことで、自分に合った構成にすることができます。
一緒に練習する方の中にも、練習場に準備しているラバー貼りラケットから、徐々にマイラケットに変えていきます。
そういった方のラケットを拝見すると、弾みを抑え低価格な初級者向けに位置づけられたラケットであることが多いです。
今までそれについて別段、疑問を持ったことはありませんでした。
個人的にラケットは何がいいか聞かれたら、私はメーカが初級者向けと謳っているラケットよりも、非常に軽くてそれなりに弾むTSPのバーサルを薦めています。
バーサル
http://www.tsp-yamato.com/TSP/catalog/racket/p/p22064.jpg
──────────────────────
ラケットのお見立て
──────────────────────
ある日、女性の方からラケットの選択について相談されたので、バーサルを薦めました。
練習場にはそのラケットを使っている人がいるので、少し拝借して「これです。軽いでしょ」と説明しました。
使用者にラケットを返した後、相談してきた女性が申し訳なさそうに小声で話しかけてきました。
「軽いのはうれしいけど、もっとかっこいいラケットはありませんか?」
長く使いたいのでデザインのいいものが欲しいとのことです。
TSPさんには申し訳ないですが、私がイチオシしているバーサルは確かにデザイン的にはパッとしません。
茶色を基本とした控え目な色遣いのグリップである一方、軽量化のため横方向に4箇所挟んでいるスポンジの色は、赤、青、黄という原色で、配色的にミスマッチの感は否めません。
人の希望も聞かず、自分勝手な見立てをしてしまったことを深く反省しました。
練習場には雑誌やカタログが置いてあるので、それを見ながら選んでもらうことにしました。
木の美しさが強調されたラケットがいいかなと思い、平野選手が使っているスティガ社のローズウッドと、同じくスティガ社で高級感あふれる黒檀(こくたん)を使ったエバンホルツを見てもらいました。
ローズウッド
http://stiga.jp/images/products/item/ROSEWOOD-NCT-5-LARGE-trans.png?v=1202272144
エバンホルツ
http://stiga.jp/images/products/item/EBENHOLZ-NCT-7-LARGE-trans.png?v=1202272144
渋くて上品な感じがしますし、私もちょっとそそられるラケットです。
しかしこれらはグリップが地味ということで、別のラケットを選ぶことになりました。
次に紹介したのが、ドニックのバーンと、ニッタクのバイオリンでした。
バーン
http://www.donic.jp/images/B/BL072F.jpg
バイオリン
http://www.nittaku.com/products/racket/image/6757.jpg
どちらも大人っぽいお洒落な感じのグリップです。
こういうラケットも一度使ってみたいなぁと思っていると、「もっと鮮やかなものはありませんか」とのことでした。
少し驚きましたが詳しく聞くと、はっきりと自己主張した存在感があるグリップがご希望だそうです。
えー、、、だんだんあせってきました。
そこで、戦隊ヒーローをイメージさせる2種類、ジュウイックのベロックスと、アンドロのスーパーセルを紹介しました。
ベロックス
http://www.juic.co.jp/product/racket/pic/velox_overdrive_01.jpg
スーパーセル
http://www.jasupo.com/shop/jspcube/html/upload/save_image/002606.jpg
これは非常に気に入ってもらい、特にスーパーセルの赤はウルトラマンのようでかっこいいということになり、早速ネットショップで購入するとのことです。
ご期待に添えるものが見つかり、私もほっとしました。
──────────────────────
ラバーそしてラケットケースの選定
──────────────────────
以前紹介しましたが、ラバーも表ソフトを選ぶなら、TSPのスピンピップスが美しいと好評を頂いたことがあったので薦めてみました。
残念ながら、ラバーは両面裏ソフトがいいと言われました。
できれば漢字のロゴが入っていたらうれしいそうです。
うーん、漢字ですか、、、
「光」や「狂ヒョウ」を紹介しましたが、あまりこだわりはないので、結局、近くの店で処分価格(千円)で売っている裏ソフトラバーを買うとのことです。
光
http://www.armstrong-jp.com/images2/sr7_sokhou_03.jpg
狂ヒョウ
http://www.jasupo.com/image/2004/2s.jpg
貼り方を教えるため、次の練習の前に私が手伝うことになりました。
なお、ラケットケースだけは知人から紹介があり、どれを買うか前から決めていました。
ヤサカのギンギラハードケースにするそうです。
そんな商品があるとは知りませんでした。
しかもすごい名前ですね。
一体どんな奇抜なケースなのか、写真を見てみました。
ギンギラハードケース
http://www.yasaka-jp.com/ca_item/h120.jpg
名前から想像するほどのインパクトはありませんでしたが、明らかに女性向けにデザインされていて、私としては可愛い感じもしました。
卓球の経験年数やその人のイメージで、こういった用具を薦めるべきだという固定観念を持っていたことに気づき、勉強になりました。
やはり、人の好みは様々ですね。
ちなみにラケットを選んであげた方は、決して派手好みな感じではなく、落ち着いた雰囲気の女性です。
それだけにちょっと以外でした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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