2012 .01.21
運動をすることは、新陳代謝を促進させ、体の抵抗力が向上するなどの効果があります。
私は長期間運動をしなかった時期があり、比較的その頃は風邪を引きやすかったと思います。
練習を再開した結果、免疫力がついたのでしょうか、ここ4~5年は全く風邪を引いていません。
引き出しの奥には、昔買い置きしていたマスクが眠っています。
2009年の新型インフルエンザ流行時は電車の中などで使いましたが、それ以外は利用する機会がなくなりました。
一方で運動に際しては、身体にマイナスの影響を与えることもあります。
いろいろな怪我や故障をしたのも、運動をしていた時だったという話を耳にします。
極端な例では、格闘技でもない卓球で骨折するということがあります。
私は長期間運動をしなかった時期があり、比較的その頃は風邪を引きやすかったと思います。
練習を再開した結果、免疫力がついたのでしょうか、ここ4~5年は全く風邪を引いていません。
引き出しの奥には、昔買い置きしていたマスクが眠っています。
2009年の新型インフルエンザ流行時は電車の中などで使いましたが、それ以外は利用する機会がなくなりました。
一方で運動に際しては、身体にマイナスの影響を与えることもあります。
いろいろな怪我や故障をしたのも、運動をしていた時だったという話を耳にします。
極端な例では、格闘技でもない卓球で骨折するということがあります。
元中国女子の大エース張怡寧(チャンイーニン)選手は、練習中、台に手をぶつけて骨折しました。
一般的に多いのは、足腰にまつわるものだと思います。
その中でも重傷だった例としては、2002年に偉関選手がアキレス腱を切り、一時は引退がささやかれたことがありました。
(その後、偉関選手は見事に復活を遂げました)
数年前、ワルドナー選手が来日した時、腰にコルセットを着用していましたし、私が練習をご一緒させてもらった中にも、コルセットをしている方はいました。
床に落ちたボールを拾うのが辛そうで、まだ転がっている途中のボールは、一旦足で動きを止めてから拾っていました。
中腰の体勢のまま転がるボールを追うのは、腰に大きな負担がかかるためです。
練習場によっては全く準備体操もせず、いきなり打ち始める人が大多数と言う所があります。
私も電車が遅れた時など、練習時間直前に到着した場合、着替えを終えた直後に打たないかと声をかけられることがあります。
そういう時は申し訳ありませんが断るようにしています。
今はだいぶ良くなりましたが、私も足腰に問題を抱えているため、準備運動なしで練習するのが怖いのです。
私はいつの間にか左足が少し外側前方にずれていて、一時期、整形外科に通院していた時がありました。
1日中座ったままの仕事が原因なのか、準備運動不足のまま卓球をやっていたのが原因なのかは不明ですが、痛みが激しい状態が続き、やむを得ず鎮痛剤を飲んでいました。
──────────────────────
まさかの空中遊泳
──────────────────────
1日2回、薬を飲んでいると痛みが消えるので、無謀にも卓球をすることがありました。
シェークハンドの選手で台の中央近くに構え、両ハンドで打つスタイルの人がいます。
そういう方はボールがフォアに来ても、利き足を一歩外側へ踏み出して打つことが多いと思います。
私はペンなので、フォアは足を交差させ三歩動で飛びつく割合が多くなります。
ある日、何度かフォアへ飛びついて打っていました。
次のボールも同じようにと思い、左足でニ歩目を蹴った瞬間、自分の意思に反して左足の股関節が固まってしまいました。
本来であれば左足で蹴りながら上半身を相手側へくるりと向けるのですが、それができず、体が真横にふっ飛んで行きました。
床の上に豪快に倒れ、ラケットはさらに5mほど先へ転がって行きました。
怪我はしませんでしたが、皆さん心配してくれて、特に相手の人は真っ青な顔だったため、こちらのほうが恐縮してしまいました。
その日はおとなしく帰宅し、痛み止めを飲んでいる期間は自主的に卓球禁止にしました。
医師から指導されたストレッチ体操を毎日することで、かなり良くなりました。
腕立て伏せや腹筋はほとんどしませんが、現在も下半身のストレッチは一通り済ませてから練習するようにしています。
なんでも太ももの裏側部分はハムストリングスと言って、そこを体操で柔軟にすれば怪我の防止になるなど、それまで全く知識がありませんでした。
練習中はときおり体を揺すりながら足首もほぐしたり、小刻みにジャンプしたりしています。
──────────────────────
多球練習で出血
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上記とは逆のパターンで、練習相手に対して私がびっくりしたことがあります。
多球練習をしていた時のことです。
私が球出しをする役で、両サイドに下回転のボールを送っていました。
それをドライブで打ってもらうという練習です。
最初にドライブを打つ人は30代の男性でした。
初めは気がつきませんでしたが、男性のユニフォームの左胸の部分にシミのようなものがついていることが分かりました。
そのことについては特に気にせず、2人目の人に球出しをし、最初の男性には球拾いをしてもらっていました。
再び最初の男性に代わってもらった時、ギョッとしました。
男性の左胸が真っ赤に染まっています。
「そっそれ、血が出てるんじゃないんですか・・・」
本人も驚いています。
原因はユニフォームのししゅう部分がほつれかけていて、そこが男性の乳首とこすれて出血していたためでした。
本人はなんとなくヒリヒリする感じはあったのですが、まさか血が出ているとは思わなかったそうです。
少しぽっちゃりした体型の人で、多球練習の激しい動きで出血が拡大したと思われます。
長距離走の選手は、男性でも摩擦防止用の保護テープなどを貼るというのを聞いたことがあります。
この出来事があってから、練習されている方のユニフォームを時々観察することがありますが、左胸にししゅうを施したものが結構あることが分かりました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
一般的に多いのは、足腰にまつわるものだと思います。
その中でも重傷だった例としては、2002年に偉関選手がアキレス腱を切り、一時は引退がささやかれたことがありました。
(その後、偉関選手は見事に復活を遂げました)
数年前、ワルドナー選手が来日した時、腰にコルセットを着用していましたし、私が練習をご一緒させてもらった中にも、コルセットをしている方はいました。
床に落ちたボールを拾うのが辛そうで、まだ転がっている途中のボールは、一旦足で動きを止めてから拾っていました。
中腰の体勢のまま転がるボールを追うのは、腰に大きな負担がかかるためです。
練習場によっては全く準備体操もせず、いきなり打ち始める人が大多数と言う所があります。
私も電車が遅れた時など、練習時間直前に到着した場合、着替えを終えた直後に打たないかと声をかけられることがあります。
そういう時は申し訳ありませんが断るようにしています。
今はだいぶ良くなりましたが、私も足腰に問題を抱えているため、準備運動なしで練習するのが怖いのです。
私はいつの間にか左足が少し外側前方にずれていて、一時期、整形外科に通院していた時がありました。
1日中座ったままの仕事が原因なのか、準備運動不足のまま卓球をやっていたのが原因なのかは不明ですが、痛みが激しい状態が続き、やむを得ず鎮痛剤を飲んでいました。
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まさかの空中遊泳
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1日2回、薬を飲んでいると痛みが消えるので、無謀にも卓球をすることがありました。
シェークハンドの選手で台の中央近くに構え、両ハンドで打つスタイルの人がいます。
そういう方はボールがフォアに来ても、利き足を一歩外側へ踏み出して打つことが多いと思います。
私はペンなので、フォアは足を交差させ三歩動で飛びつく割合が多くなります。
ある日、何度かフォアへ飛びついて打っていました。
次のボールも同じようにと思い、左足でニ歩目を蹴った瞬間、自分の意思に反して左足の股関節が固まってしまいました。
本来であれば左足で蹴りながら上半身を相手側へくるりと向けるのですが、それができず、体が真横にふっ飛んで行きました。
床の上に豪快に倒れ、ラケットはさらに5mほど先へ転がって行きました。
怪我はしませんでしたが、皆さん心配してくれて、特に相手の人は真っ青な顔だったため、こちらのほうが恐縮してしまいました。
その日はおとなしく帰宅し、痛み止めを飲んでいる期間は自主的に卓球禁止にしました。
医師から指導されたストレッチ体操を毎日することで、かなり良くなりました。
腕立て伏せや腹筋はほとんどしませんが、現在も下半身のストレッチは一通り済ませてから練習するようにしています。
なんでも太ももの裏側部分はハムストリングスと言って、そこを体操で柔軟にすれば怪我の防止になるなど、それまで全く知識がありませんでした。
練習中はときおり体を揺すりながら足首もほぐしたり、小刻みにジャンプしたりしています。
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多球練習で出血
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上記とは逆のパターンで、練習相手に対して私がびっくりしたことがあります。
多球練習をしていた時のことです。
私が球出しをする役で、両サイドに下回転のボールを送っていました。
それをドライブで打ってもらうという練習です。
最初にドライブを打つ人は30代の男性でした。
初めは気がつきませんでしたが、男性のユニフォームの左胸の部分にシミのようなものがついていることが分かりました。
そのことについては特に気にせず、2人目の人に球出しをし、最初の男性には球拾いをしてもらっていました。
再び最初の男性に代わってもらった時、ギョッとしました。
男性の左胸が真っ赤に染まっています。
「そっそれ、血が出てるんじゃないんですか・・・」
本人も驚いています。
原因はユニフォームのししゅう部分がほつれかけていて、そこが男性の乳首とこすれて出血していたためでした。
本人はなんとなくヒリヒリする感じはあったのですが、まさか血が出ているとは思わなかったそうです。
少しぽっちゃりした体型の人で、多球練習の激しい動きで出血が拡大したと思われます。
長距離走の選手は、男性でも摩擦防止用の保護テープなどを貼るというのを聞いたことがあります。
この出来事があってから、練習されている方のユニフォームを時々観察することがありますが、左胸にししゅうを施したものが結構あることが分かりました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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