さていよいよ来月からラバーの新色が認められることになりました。
今回はそれについて触れてみたいと思います。
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適用条件と各社の状況
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追加される新色は、ピンク、青、緑、紫の4色です。
従来の黒と赤を合わせると全部で6色になりました。
ただし一方は黒でなければならないというルールもあります。
従って、黒+ピンクの組み合わせはOKですが、赤+青などはNGとなります。
私のような片面だけにラバーを貼ったオールドスタイルの選手は、裏面が黒く塗ってあれば青や緑のラバーを貼ることができるそうです。
逆に考えると黒いラバーを貼れば、裏面を紫に塗ることも可能なのでしょう。
このルール改正は10月1日から適用されます。
それでは各用具メーカー側の品揃えはどうなっているのでしょうか。
先日ざっと調べた範囲では、ヴィクタス、アンドロ、ティバーの3社が新色の製品を投入する発表をしています。
それらを順を追ってご紹介いたします。
今回はそれについて触れてみたいと思います。
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適用条件と各社の状況
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追加される新色は、ピンク、青、緑、紫の4色です。
従来の黒と赤を合わせると全部で6色になりました。
ただし一方は黒でなければならないというルールもあります。
従って、黒+ピンクの組み合わせはOKですが、赤+青などはNGとなります。
私のような片面だけにラバーを貼ったオールドスタイルの選手は、裏面が黒く塗ってあれば青や緑のラバーを貼ることができるそうです。
逆に考えると黒いラバーを貼れば、裏面を紫に塗ることも可能なのでしょう。
このルール改正は10月1日から適用されます。
それでは各用具メーカー側の品揃えはどうなっているのでしょうか。
先日ざっと調べた範囲では、ヴィクタス、アンドロ、ティバーの3社が新色の製品を投入する発表をしています。
それらを順を追ってご紹介いたします。
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3社のラインナップ
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1)ヴィクタス
4種類の新色ラバーをアナウンスしています。
VENTUSの3種類とV>15の1種類です。
いずれも売れ筋の裏ソフトテンションラバーです。
VENTUSの3種類(Extra、Stiff、Limber)にはピンクを設定しています。
Extraは上級モデル、Stiffはハードヒッター向け、Limberは安定性重視のラバーです。
ちなみにStiffとは「堅い」や「硬直した」ということで、肩こりはStiff neckやstiff shouldersと訳されます。
Limberは「柔軟な」という意味です。
単純にハードとソフトのほうがわかりやすそうに思えます。
でも他社との違いや、ありきたりな表現を避ける狙いがあってのことなのでしょうか。
V>15はVENTUSよりも上級の位置づけの製品で、青が新色として追加されます。
2)アンドロ
アンドロも新色は裏ソフトラバーへの投入となっています。
ラザンターR48、ヘキサーグリップ、ヘキサーパワーグリップの3種類に緑が追加されます。
これらはいずれも緑のスポンジが特徴でした。
今回シートも緑となり、カットした断面が同色で連続した外観になります。
GTT45は比較的安価な裏ソフトラバーで、こちらにはピンクと青が追加されます。
スポンジは黄色です。
GTT45新色の販売時期は10月ではなく11月の予定です。
3)ティバー
裏ソフトラバーのクァンタムXプロとクァンタムXプロソフトに、ピンクと青の新製品を設定しています。
一部の粒高ラバーファンに人気のグラスD.TecSには緑が追加されます。
緑の粒高ラバーは人工芝をイメージさせ、グラスという名前の認知を広めたいという意図が伝わってきます。
以上が現在発表されている新色ラバーです。
話題作りも兼ねて、各社が一斉に何らかの製品を出してくるかもと思っていました。
しかしどうも様子見の感じが強い印象を受けます。
裏ソフトが中心というのはうなづけます。
でもそれが無難な一部製品にとどまっていて、様々な思惑があるのかもと余計な想像をしてしまいます。
大きなシェアを持つバタフライに対し、アピールができるチャンスである一方、バリエーションを増やすのはメーカーと販売店双方に負担がかかります。
紫は新色の中では一番人気は低そうで、それが採用メーカーゼロとなっている状況を考えると、これ以上の色の追加はなさそうです。
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色に対する思い
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ビジネス面で考えるのはここまでとして、それ以外の観点から考えてみたいと思います。
新色は全てビビッドな色で、ピンクならショッキングピンク、青は鮮やかなスカイブルー的色調です。
スポンジの色が透けないよう、各社顔料を多めにしたシートとなっています。
そのためまだ画像を見て想像するだけなのですが、おもちゃっぽい感じがあります。
ピンクのラバーでツッツキをされたら、黒ラバーよりあまり切れていない感じがしてしまうかもしれません。
わたしはピンクは色としては素晴らしい色だと思っています。
ただし自分がいい年をした男性であることを考えると、身の回りのものにピンクを選ぶことは少々困難を伴います。
一方女性であればどの年代でもピンクは受け入れやすいと考えます。
「女だからピンクというのは安直」と考える女性もいらっしゃるでしょう。
ですが男はピンクを使いにくいという事情を考え、素敵な色であるピンク普及のため、新色ラバーのご検討をいただけたらと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
3社のラインナップ
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1)ヴィクタス
4種類の新色ラバーをアナウンスしています。
VENTUSの3種類とV>15の1種類です。
いずれも売れ筋の裏ソフトテンションラバーです。
VENTUSの3種類(Extra、Stiff、Limber)にはピンクを設定しています。
Extraは上級モデル、Stiffはハードヒッター向け、Limberは安定性重視のラバーです。
ちなみにStiffとは「堅い」や「硬直した」ということで、肩こりはStiff neckやstiff shouldersと訳されます。
Limberは「柔軟な」という意味です。
単純にハードとソフトのほうがわかりやすそうに思えます。
でも他社との違いや、ありきたりな表現を避ける狙いがあってのことなのでしょうか。
V>15はVENTUSよりも上級の位置づけの製品で、青が新色として追加されます。
2)アンドロ
アンドロも新色は裏ソフトラバーへの投入となっています。
ラザンターR48、ヘキサーグリップ、ヘキサーパワーグリップの3種類に緑が追加されます。
これらはいずれも緑のスポンジが特徴でした。
今回シートも緑となり、カットした断面が同色で連続した外観になります。
GTT45は比較的安価な裏ソフトラバーで、こちらにはピンクと青が追加されます。
スポンジは黄色です。
GTT45新色の販売時期は10月ではなく11月の予定です。
3)ティバー
裏ソフトラバーのクァンタムXプロとクァンタムXプロソフトに、ピンクと青の新製品を設定しています。
一部の粒高ラバーファンに人気のグラスD.TecSには緑が追加されます。
緑の粒高ラバーは人工芝をイメージさせ、グラスという名前の認知を広めたいという意図が伝わってきます。
以上が現在発表されている新色ラバーです。
話題作りも兼ねて、各社が一斉に何らかの製品を出してくるかもと思っていました。
しかしどうも様子見の感じが強い印象を受けます。
裏ソフトが中心というのはうなづけます。
でもそれが無難な一部製品にとどまっていて、様々な思惑があるのかもと余計な想像をしてしまいます。
大きなシェアを持つバタフライに対し、アピールができるチャンスである一方、バリエーションを増やすのはメーカーと販売店双方に負担がかかります。
紫は新色の中では一番人気は低そうで、それが採用メーカーゼロとなっている状況を考えると、これ以上の色の追加はなさそうです。
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色に対する思い
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ビジネス面で考えるのはここまでとして、それ以外の観点から考えてみたいと思います。
新色は全てビビッドな色で、ピンクならショッキングピンク、青は鮮やかなスカイブルー的色調です。
スポンジの色が透けないよう、各社顔料を多めにしたシートとなっています。
そのためまだ画像を見て想像するだけなのですが、おもちゃっぽい感じがあります。
ピンクのラバーでツッツキをされたら、黒ラバーよりあまり切れていない感じがしてしまうかもしれません。
わたしはピンクは色としては素晴らしい色だと思っています。
ただし自分がいい年をした男性であることを考えると、身の回りのものにピンクを選ぶことは少々困難を伴います。
一方女性であればどの年代でもピンクは受け入れやすいと考えます。
「女だからピンクというのは安直」と考える女性もいらっしゃるでしょう。
ですが男はピンクを使いにくいという事情を考え、素敵な色であるピンク普及のため、新色ラバーのご検討をいただけたらと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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