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最近はいろんなものが自宅に居ながらにして買うことができます。

そして実物を見ないでも購入することに抵抗のない人が増えています。

便利な世の中になり喜ぶ一方で、全てがうまくいく訳ではないことがあります。


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 ネットで購入した一着目
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鈴木さん(仮名)は積極的にネットでのお買い物を利用する人です。

卓球用品に関してもT社のユニフォームを通販で購入しました。

自宅のパソコンで見ていたのは、T社Webサイトに掲載されていた画像でした。

アパレル業界では何か専門用語があるのかもしれませんが、私は知らないためここでは便宜上平面図と表現しておきます。

ユニフォームを机などの上にペタッと置いた状態の画像です。

鈴木さんはそのデザインだけを見て購入ボタンをクリックしました。

届いたのは紛れもなく選択した商品でした。

ルンルン気分で早速着用し鏡を見ました。

ん???、なんだか想像していたイメージと違います。

胸やお腹の体の前面部分と、わき腹の側面部分が仕切られたデザインのユニフォームでした。

購入前はそれを頭の中で立体画像に変換したのですが、どうも鈴木さんの画像処理能力には限界があったようでした。


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 反省を踏まえた二着目
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それに凝りてネット購入をあきらめたわけではなく、少し前に今度はJ社のユニフォームを買いました。

前回の失敗を教訓に、立体的になった写真を事前確認しました。

少し前の製品のようで、高い値引き率も決め手になりました。

届いた品物はどうだったかというと、満足率70%という微妙な結果でした。

Webに掲載されていたユニフォームは確かに立体画像でした。

でもなんだか空気で膨らませた人形のような感じです。

全体がピチピチ、パンパンなのです。

生身の人間が実際に着てみると脇の周囲などにゆとりが生じ、違った雰囲気になります。

2回目の購入で鈴木さんが学習したのは、人が着用した画像も大切だということでした。

そしてメルカリで交わされていたやり取りを思い出しました。

衣類の出品者に対し「着画画像」をリクエストしている購入希望者を何度か見かけていたのです。

「あぁ、そういうことだったのか」

メーカーによってはカタログにパンパンに膨らませた立体画像だけでなく、着画画像も併せて載せているところがあります。

良心的で配慮が行き届いていると思います。

ただ少しだけ意見を述べさせていただくと、ユニフォームを着た人物は容姿の優れたモデルさんがほとんどだということです。

この製品でこんなにカッコよくなれるというよりは、こんなにカッコよい人が身に着けているから購買意欲をそそられているんだと気づくべきなのです。

絶対に失敗したくないという気持ちが強いのなら、値引き率は渋いですがやはり実店舗に足を運び試着することをお勧めします。


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 シューズの試着
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試着の大切さはユニフォームだけでなくシューズにも該当します。

シューズはプレーのパフォーマンスに直結するため、試着の重要度はユニフォームより上回りそうです。

私は卓球シューズではありませんが、少し前にランニングシューズを購入しました。

スーパーのワゴンセールで買った激安シューズがズタボロになったので、次はイケているお店で買ってみたいと考えていました。

訪れたお店は原宿にあるニューバランスでした。

途中の竹下通りを歩いていると気分が高ぶっているのが分かりました。

当然2~3足は試し履きをさせてもらうつもりでした。

来店すると最初に足のサイズを3D計測してみないか問いかけがありました。

さすがトップブランドの旗艦店です。

お言葉に甘え専用装置で計測をしてもらい、続いてスタッフさんから結果に基づくアドバイスをいただきました。

私の足の特徴は土踏まず部分のくぼみが浅いのだそうです。

つまり偏平足、、、ということなのですが、スタッフさんはNGワードを別の表現に置き換えてくださったようでした。

試着は2足にとどまりましたが、両足ともにスタッフさんがひもを緩めて履かせてくれ恐縮してしまいました。

また、購入後エレベーターまで見送りがあり、ドアが閉まるまでお辞儀という素晴らしすぎる応対です。

普段ケチることばかりを考えていて、接客という価値をほとんど忘れていた自分に気が付きました。

卓球シューズを買う場合、専門店でもここまでの神対応とまではいかないかもしれません。

しかし自分の足でフィーリングを確認でき、スタッフさんのアドバイスの何かは心に刺さることがあります。

私の次の卓球シューズは実店舗で買ってみるつもりです。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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