今回は飛び入り参加自由の卓球場で出会った競技者についてお話しします。
いつものようにお名前は不明です。
少々癖のあるプレースタイルで、そういう人を取り上げたほうが面白いはずだと考えています。
それでいてどこか似たタイプの方に、みなさんもいつか遭遇する可能性がありそうで、参考にしていただければ幸いです。
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打撃戦志向の人
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40代と思われる女性で、お顔立ちに某自治体のトップの方の雰囲気がわずかに感じられたため、小池さんんということにしておきます。
小池さんはニッタクの単板シェーク雅(みやび)を使っていて、両面にアームストロング社の光という裏ソフトラバーを貼っています。
単板シェークはあまり見かけませんが、小池さんの希少性がさらに高くなっている理由に、両面に貼っているラバーが極薄だという点が挙げられます。
従ってカキンカキンという高めの打球音で、ドライブはあまり掛けずミート打ちのボールが中心です。
サーブは横回転の割合が多く、それも横下はあまり出さず、真横や横上を多用します。
その次に多いのはロングサーブです。
その手のサーブを出すと、必然的に相手もレシーブから打ち込んでいかざるを得ません。
小池さんはその返球を両ハンドで待ちカウンターをお見舞いする戦法です。
松平健太選手がしゃがみこみサーブを出す時のパターンがそうで、ツッツキでは返せないサーブを出し、アグレッシブに攻める意思が伝わってきます。
普通の人は下回転系のサーブを主体に出します。
小池さんはそれを速いテンポでツッツいて返し、相手に打たせてカウンターという流れです。
女性に時々見られるツッツキ合いは嫌っていて、すぐにフォアに長いブチ切れを送り、打たせるように仕向けます。
ラリーの展開は一発強打で決めにいくのと、速いテンポで振り回すのが半々の作戦です。
台から絶対離れず、バウンド直後をペシペシペシと捉え、思いっきり前陣速攻です。
プレー中はマスクを外していてもOKの卓球場ですが、小池さんは常にフェイスシールドを着用されていたのが印象に残っています。
いつものようにお名前は不明です。
少々癖のあるプレースタイルで、そういう人を取り上げたほうが面白いはずだと考えています。
それでいてどこか似たタイプの方に、みなさんもいつか遭遇する可能性がありそうで、参考にしていただければ幸いです。
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打撃戦志向の人
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40代と思われる女性で、お顔立ちに某自治体のトップの方の雰囲気がわずかに感じられたため、小池さんんということにしておきます。
小池さんはニッタクの単板シェーク雅(みやび)を使っていて、両面にアームストロング社の光という裏ソフトラバーを貼っています。
単板シェークはあまり見かけませんが、小池さんの希少性がさらに高くなっている理由に、両面に貼っているラバーが極薄だという点が挙げられます。
従ってカキンカキンという高めの打球音で、ドライブはあまり掛けずミート打ちのボールが中心です。
サーブは横回転の割合が多く、それも横下はあまり出さず、真横や横上を多用します。
その次に多いのはロングサーブです。
その手のサーブを出すと、必然的に相手もレシーブから打ち込んでいかざるを得ません。
小池さんはその返球を両ハンドで待ちカウンターをお見舞いする戦法です。
松平健太選手がしゃがみこみサーブを出す時のパターンがそうで、ツッツキでは返せないサーブを出し、アグレッシブに攻める意思が伝わってきます。
普通の人は下回転系のサーブを主体に出します。
小池さんはそれを速いテンポでツッツいて返し、相手に打たせてカウンターという流れです。
女性に時々見られるツッツキ合いは嫌っていて、すぐにフォアに長いブチ切れを送り、打たせるように仕向けます。
ラリーの展開は一発強打で決めにいくのと、速いテンポで振り回すのが半々の作戦です。
台から絶対離れず、バウンド直後をペシペシペシと捉え、思いっきり前陣速攻です。
プレー中はマスクを外していてもOKの卓球場ですが、小池さんは常にフェイスシールドを着用されていたのが印象に残っています。
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引き出しの多い人
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続いてご紹介するのは30代らしき男性です。
お名前は髪型の類似点だけですが、米津さんとしておきます。
米津さんはアンドロ社の弾み控えめ(ALL)のラケットに、フォアにマークVの特厚、バックにスポンジのない粒高1枚ラバーを貼っています。
戦型は一応カットマンとお伝えして良いものか、やや悩みます。
カットで返球するのですが、そうじゃない場面も多々あるのです。
まあいろんなことをやってくる変幻自在の人です。
粒高1枚のカットマンはあまり見かけません。
米津さん特有なのか粒1枚の人にある程度共通するのかは不明ですが、バックカットのスイングがとてもコンパクトです。
素早く短く腕を振り「コッ」という甲高い音で、ひゅいーんとボールが返ってきます。
フォア側はそれとは真逆の特厚裏ソフトなので「ペショッ」という、ワタシ的にはしっとりしたという表現が似合いそうなカットです。
粒1枚のバックカットはそんなに切れていないことがあり、連続強打を3連続叩き込んだこともありました。
しかしそれら全てを乾いた音の見事なカットで返球されてしまいました。
カットの弾道が低かったため、4度目は打ちミスを恐れツッツキに変更しました。
そういう場面で米津さんはほぼ100%攻撃を仕掛けてきます。
ラケットを反転させて、裏ソフトでバコーンと引っ叩いてくるのです。
カットを打ちあぐね、山なりのループでとりあえず入れに行った場合も高確率で攻撃を喰らいます。
なのでストップもつなぎのドライブも怖くなり、低い弾道のドライブを打たなくてはというプレッシャーがかかります。
カットマンでツッツキがツッツキになっておらず、短いカットでしかないという人がたまにいます。
しかし米津さんは台上も上手く、ツッツキのコースや長短の使い分け、そして粒高1枚ラバーならではの鬼プッシュもあります。
使っているラケットがカットマン用ではない弾みがALLのタイプなので、初心者向けとも言えます。
そのようなお値段リーズナブルのラケットをこんなに器用に使いこなす人は、ある意味すごいと思ってしまいました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
引き出しの多い人
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続いてご紹介するのは30代らしき男性です。
お名前は髪型の類似点だけですが、米津さんとしておきます。
米津さんはアンドロ社の弾み控えめ(ALL)のラケットに、フォアにマークVの特厚、バックにスポンジのない粒高1枚ラバーを貼っています。
戦型は一応カットマンとお伝えして良いものか、やや悩みます。
カットで返球するのですが、そうじゃない場面も多々あるのです。
まあいろんなことをやってくる変幻自在の人です。
粒高1枚のカットマンはあまり見かけません。
米津さん特有なのか粒1枚の人にある程度共通するのかは不明ですが、バックカットのスイングがとてもコンパクトです。
素早く短く腕を振り「コッ」という甲高い音で、ひゅいーんとボールが返ってきます。
フォア側はそれとは真逆の特厚裏ソフトなので「ペショッ」という、ワタシ的にはしっとりしたという表現が似合いそうなカットです。
粒1枚のバックカットはそんなに切れていないことがあり、連続強打を3連続叩き込んだこともありました。
しかしそれら全てを乾いた音の見事なカットで返球されてしまいました。
カットの弾道が低かったため、4度目は打ちミスを恐れツッツキに変更しました。
そういう場面で米津さんはほぼ100%攻撃を仕掛けてきます。
ラケットを反転させて、裏ソフトでバコーンと引っ叩いてくるのです。
カットを打ちあぐね、山なりのループでとりあえず入れに行った場合も高確率で攻撃を喰らいます。
なのでストップもつなぎのドライブも怖くなり、低い弾道のドライブを打たなくてはというプレッシャーがかかります。
カットマンでツッツキがツッツキになっておらず、短いカットでしかないという人がたまにいます。
しかし米津さんは台上も上手く、ツッツキのコースや長短の使い分け、そして粒高1枚ラバーならではの鬼プッシュもあります。
使っているラケットがカットマン用ではない弾みがALLのタイプなので、初心者向けとも言えます。
そのようなお値段リーズナブルのラケットをこんなに器用に使いこなす人は、ある意味すごいと思ってしまいました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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