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最近は地鶏、もとい自撮りが流行っているそうで、この季節ならイルミネーションを背景に、スマホを専用の棒に取り付けて撮影している場面を見かけることがあります。

私を含めみなさんも、社会人になると自分の姿を撮ってもらう機会が大きく減っているのではないでしょうか。

直近で撮影した写真といえば、免許証、社員証、パスポートという、無表情か微笑み程度しか許されない真面目なものばかりです。

あともう一種類変わった目的の撮影があり、それは今回のお題に関連するレントゲン写真でした。


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 今後も長くプレーするためには
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私は腰と股関節に問題を抱えていて、過去に痛み止めの薬を毎日服用しなければ仕事ができない時期もありました。

最近はそこまでひどいことはなく、落ち着いた状態が続いていました。

ある日一時的に痛みが激しくなり、久しぶりに整形外科で診てもらいました。

レントゲンによる診断では、これまで通り骨格など基本的な部分に異常はないということで、それについてはひとまず安心しました。

しかし長時間座っていた後に立ち上がる時など、股関節に違和感を感じることはよくあります。

左足が外側前方に若干ずれていて、それが「カポッ」と元の位置に戻るのです。

このせいで今では正座をするのは難しく、卓球をする時も少し気になります。

足を交差させてフォアに何度も飛びついていると、そのうち関節が外れてしまったらどうしようという不安が頭をよぎります。

今後は、全く飛びつきをしない棒立ちプレーに切り替えなければといった、そこまで極端な考えはありません。

でももう今までのオールフォアで動きまくる、片面ペンホルダーのスタイルは改めるべきか考えるようになりました。

バックはショートを多用するというプレースタイルもあります。

その中でよみがえってきたのが、裏面打法への再チャレンジでした。


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 こだわり部分と妥協点を探る
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以前、バックからドライブが打つことができたらということで、裏面打法を試してみました。

結局手首と肘に負担がかかることで挫折しましたが、無理のない範囲に抑えながら再開してみようという気持ちになりました。

裏面で打つといっても、馬琳選手のようなオモテ面ショートとの併用型もありますし、王皓選手のようにツッツキを除いて全て裏面というタイプもあります。

従来のオモテ面バックショートを許してしまうと、それを多用してしまうかもしれません。

そんな迷いを断ち切る意味で、バック側は全て裏面打法を目指すこととしました。


ラケットは日ペン(日本式ペンホルダー)ではなく、重心がグリップ寄りにある中ペン(中国式ペンホルダー)を使い、薄めのラバーを選びました。

毎日筋トレができるのであれば分厚いラバーを貼り、日ペンでもいいかもしれません。

しかし現実的には週一回の愛好家には難しく、以前試した時に手首と肘に鋭い痛みが走るのは避けたい思いがありました。

薄いラバーはスポンジへの食い込みが少ないので、ボールが当たってすぐに飛んでいってしまう感じがあります。

そのため瞬間的な微調整が難しく、ボールタッチはより繊細さが求められます。

ですが、ここは最優先で妥協しなくてはならないポイントでした。

色々な方からいただいた中古ラバーのコレクションから、1枚だけあった黒の裏ソフトラバーを裏面に貼り、試し打ちを行いました。

薄いラバーは使う人が少なく、ラインアップに揃えていない製品もあります。

今後正式なものを貼る場合、選択肢がやや狭まるのが残念なところです。


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 過去の失敗を前向きに振り返る
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片面ペンの人が裏面打法に挑戦する際、戸惑うであろう問題のいくつかはもう気になりませんでした。

以前、試みた時の苦労が無駄になっていなかったので、少しうれしくなりました。

例えばペンの人がバック側でオモテ面のショートしか経験がないと、最初に裏面で打つ場合、どうしても打点が前よりになってしまいます。

そのため、ボールが横方向にばかり飛んでいきます。

最初の頃、私は唖然としてしまい、ストレートに打つことなんて到底不可能と思ったほどでした。

ミドル(利き腕のあたり)に来たボールにも、始めは絶望的でどうやって返すのかと思っていました。

確かにシェークのミドル処理よりも難しいのは事実ですが、裏面でラケットを横にしたままフォア側へ平行移動したり、ボールの軌道によってはラケットヘッドを下に向けて返す方法があります。

ヘッドを下に向ける時は、手首をひねってラケットを脇の下に入れるようなポーズになります。

これはチキータ(短いボールをバックハンドで横回転を掛けて返す打法)とよく似ていますが、当てるだけでチキータのように鋭く振り切るわけではありません。

従ってこれぐらいだけなら手首への負担は重くなく、軽量ラケットで様子を見ながら続けていければと考えています。

次回も引き続きこのテーマでお話したいと思います。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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