今回は、練習場で一度だけお会いしたことのある方についてお話ししたいと思います。
お名前はわからないため、いつものパターンで似ている有名人を当てはめ、江頭さんということにしておきます。
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ペン表への疑問
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江頭さんは50代あたりと思われる男性です。
卓球を始めた頃は、丸型の日本式ペンホルダーの片面だけに表ソフトを貼ったスタイルでした。
ちょうど中国の前陣速攻スタイルが全盛だった時期でしたので、江頭さんも周囲の意見でその型を選んだそうです。
ただご本人としては、ヨーロピアンスタイルのシェーク裏裏を選んでいても良かったかもという思いがあったそうです。
その後長~い(20数年くらいでしょうか)ブランクの後、卓球を再開しました。
健康診断で各種数値が思わしくなく、何か手を打たないと大変なことになりそうという危機感が動機でした。
昔のラケットは一応探してみましたが行方はわかりませんでした。
心機一転、ここは一つ中ペン(中国式ペンホルダー)にしてみることにしました。
そしてどうせなら憧れだったカーボンラケットにしてみようということで、当時TSPブランドで販売されていたヒノカーボンの中ペンを購入しました。
複数の練習場でしばらく練習や試合を行いました。
心配していた用具やルールの変更にそれほど戸惑うことはなく、指を引っ掛けるコルクの部分がない中ペンにも違和感はありませんでした。
しかし多くの方とプレーをしていく中で、ペン表というのがかなりマイナーな存在であることを徐々に認識するようになりました。
「あっ、ペン表なんですね」という一言には、言外に「昔の、伝統的な、かつて世界を席巻した」というニュアンスが含まれているような感じを持ちました。
ネット上では「今ではすっかりオワコンの」といった意見も見かけました。
それは流石に気にすべきではないと思いましたが、別の方のラケットを借り裏ソフトを試し打ちした際、ペン表に疑問を感じ始めました。
お名前はわからないため、いつものパターンで似ている有名人を当てはめ、江頭さんということにしておきます。
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ペン表への疑問
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江頭さんは50代あたりと思われる男性です。
卓球を始めた頃は、丸型の日本式ペンホルダーの片面だけに表ソフトを貼ったスタイルでした。
ちょうど中国の前陣速攻スタイルが全盛だった時期でしたので、江頭さんも周囲の意見でその型を選んだそうです。
ただご本人としては、ヨーロピアンスタイルのシェーク裏裏を選んでいても良かったかもという思いがあったそうです。
その後長~い(20数年くらいでしょうか)ブランクの後、卓球を再開しました。
健康診断で各種数値が思わしくなく、何か手を打たないと大変なことになりそうという危機感が動機でした。
昔のラケットは一応探してみましたが行方はわかりませんでした。
心機一転、ここは一つ中ペン(中国式ペンホルダー)にしてみることにしました。
そしてどうせなら憧れだったカーボンラケットにしてみようということで、当時TSPブランドで販売されていたヒノカーボンの中ペンを購入しました。
複数の練習場でしばらく練習や試合を行いました。
心配していた用具やルールの変更にそれほど戸惑うことはなく、指を引っ掛けるコルクの部分がない中ペンにも違和感はありませんでした。
しかし多くの方とプレーをしていく中で、ペン表というのがかなりマイナーな存在であることを徐々に認識するようになりました。
「あっ、ペン表なんですね」という一言には、言外に「昔の、伝統的な、かつて世界を席巻した」というニュアンスが含まれているような感じを持ちました。
ネット上では「今ではすっかりオワコンの」といった意見も見かけました。
それは流石に気にすべきではないと思いましたが、別の方のラケットを借り裏ソフトを試し打ちした際、ペン表に疑問を感じ始めました。
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裏ソフトそして裏面打法も
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裏ソフトは打球ポイントが少々ずれても、引っ掛けてこすれば相手コートに入れやすい点は魅力的です。
そこでシビアな打点が求められる表ソフトに見切りをつけ、裏ソフトに変えてみました。
ドライブを掛けるのがこんなにも快感であることを実感し、とてもハッピーだったのもつかの間、次は片面ペンであることの苦しさに直面します。
同じく片面ペンでツッツキとショートがとても上手い人がいました。
ペンでやっている人でそういう技術に長けている人は珍しくありません。
回り込みが難しいコースでのツッツキ合いでは先にミスってしまい、強引に回り込めばがら空きのフォアに返されて墓穴を掘ることとなります。
また粒高ショートのブロックマンにも、バック側をナックルプッシュで責められる展開によく持ち込まれてしまいます。
なんとかバック側から打ち込んでいけないものかと思い、裏面打法に取り組みました。
日ペンから中ペン、表から裏ソフトへの変更はできたので、裏面打法も大丈夫なはずという考えでした。
裏面でドライブを打つ単独の練習では、10本中8本から9本入れることができるようになりました。
しかし実戦での成功確率は良くて半分、また、どうしてもツッツキでしのがなければならない場面というのが少なからずあり得ます。
これまで片面だけにラバーを貼っていたため、かなりの重量負担となり、握りも変える必要があります。
そして裏面打法を2度挫折した私と同様、江頭さんも週に1回2~3時間の愛好家レベルの練習時間しか取れません。
これで満足に裏面が振れるようになりたいというのは、卓球をなめていると言われても仕方ないでしょう。
無理です。
大昔、ペン表かシェーク裏裏かの選択でペンを選んでしまったことを江頭さんは後悔しました。
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悩んだ末の選択
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そこで大胆にもゼロからの出発に切り替え、シェーク裏裏に取り組みました。
最初はボロボロでも続けていけば光は見えるはずと2ヶ月間取り組みました。
ですがその2ヶ月はやはり週に1回の練習をする2ヶ月でした。
2ヶ月後にたまたま持参していたペンで打ってみると、そちらのほうが余裕でボールを自在にさばけます。
江頭さんは悩みました。
何か「現実的な」打開策はないものか。
私がお会いしたとき江頭さんは中ペンを使っていて、表面は裏ソフト、裏面にはスポンジのない粒高ラバーを貼っていました。
バックのツッツキ合いになると、グリップを持ち替えず裏面粒高のプッシュを混ぜるのだそうです。
フォアに振られてバックを潰される展開でも、同じく裏面粒高でカットしたり軽く順回転スイングで引っ掛けて粒で返すようにしているそうです。
裏面ドライブにはまだかなりの未練がありますが、諸々を考えるとこれが江頭さんの今のベストスタイルなのだそうです。
わけのわからないサーブを出されたときは、反転させて粒で返すこともあり、それは結構助かっているとのことでした。
戦型に悩み迷走状態に陥っているようですが、これも一つの貴重な経験談と捉え、私自身もいつか裏面粒高は検討してみるかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
裏ソフトそして裏面打法も
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裏ソフトは打球ポイントが少々ずれても、引っ掛けてこすれば相手コートに入れやすい点は魅力的です。
そこでシビアな打点が求められる表ソフトに見切りをつけ、裏ソフトに変えてみました。
ドライブを掛けるのがこんなにも快感であることを実感し、とてもハッピーだったのもつかの間、次は片面ペンであることの苦しさに直面します。
同じく片面ペンでツッツキとショートがとても上手い人がいました。
ペンでやっている人でそういう技術に長けている人は珍しくありません。
回り込みが難しいコースでのツッツキ合いでは先にミスってしまい、強引に回り込めばがら空きのフォアに返されて墓穴を掘ることとなります。
また粒高ショートのブロックマンにも、バック側をナックルプッシュで責められる展開によく持ち込まれてしまいます。
なんとかバック側から打ち込んでいけないものかと思い、裏面打法に取り組みました。
日ペンから中ペン、表から裏ソフトへの変更はできたので、裏面打法も大丈夫なはずという考えでした。
裏面でドライブを打つ単独の練習では、10本中8本から9本入れることができるようになりました。
しかし実戦での成功確率は良くて半分、また、どうしてもツッツキでしのがなければならない場面というのが少なからずあり得ます。
これまで片面だけにラバーを貼っていたため、かなりの重量負担となり、握りも変える必要があります。
そして裏面打法を2度挫折した私と同様、江頭さんも週に1回2~3時間の愛好家レベルの練習時間しか取れません。
これで満足に裏面が振れるようになりたいというのは、卓球をなめていると言われても仕方ないでしょう。
無理です。
大昔、ペン表かシェーク裏裏かの選択でペンを選んでしまったことを江頭さんは後悔しました。
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悩んだ末の選択
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そこで大胆にもゼロからの出発に切り替え、シェーク裏裏に取り組みました。
最初はボロボロでも続けていけば光は見えるはずと2ヶ月間取り組みました。
ですがその2ヶ月はやはり週に1回の練習をする2ヶ月でした。
2ヶ月後にたまたま持参していたペンで打ってみると、そちらのほうが余裕でボールを自在にさばけます。
江頭さんは悩みました。
何か「現実的な」打開策はないものか。
私がお会いしたとき江頭さんは中ペンを使っていて、表面は裏ソフト、裏面にはスポンジのない粒高ラバーを貼っていました。
バックのツッツキ合いになると、グリップを持ち替えず裏面粒高のプッシュを混ぜるのだそうです。
フォアに振られてバックを潰される展開でも、同じく裏面粒高でカットしたり軽く順回転スイングで引っ掛けて粒で返すようにしているそうです。
裏面ドライブにはまだかなりの未練がありますが、諸々を考えるとこれが江頭さんの今のベストスタイルなのだそうです。
わけのわからないサーブを出されたときは、反転させて粒で返すこともあり、それは結構助かっているとのことでした。
戦型に悩み迷走状態に陥っているようですが、これも一つの貴重な経験談と捉え、私自身もいつか裏面粒高は検討してみるかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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