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今回も前回に引き続き、東京オリンピックに関することをお話ししたいと思います。


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 用具や選手の所作
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多くの選手をざざっと見ましたが、それまでは中国選手だけだった粘着ラバーが、他の国の選手にも広がっていることがわかりました。

しかも私が実際試してみて駄目だった、肉厚で短い粒が密集している中国製粘着ラバーです。

ファアにスポンジが青の黒ラバーというのはその典型的なスタイルで、これからも使用者は増えていくのでしょうか。


ブラジルのカルデラノ選手は、相手がサーブを出す直前にものすごく低い姿勢を取り、そこから上体を上げてレシーブの動作に入ります。

どれだけ低いかといえば、目が台の高さの所になる位置まで下げるのです。

これは私には真似のできない動作です。

私は脚はガバッと開いて構える一方、上体はすっと立てたまま台全体を俯瞰する感じでレシーブに入ります。

レシーブ直前で視点が変化するのは避けたいからです。


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 映像の視聴について
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オリンピックは黒物家電の買い換えを促す効果があります。

私が練習場で出会ったTさんも、ハードディスクレコーダーを購入したとのことでした。

それまで使っていたのは、14年前に販売された東芝のVARDIAという製品でした。

年代物のその装置は、DVDの読み取りと書き込み双方に難がありました。

チューナーもトラブルを抱え、電源を入れてしばらくはブロックノイズが出ていました。

つまりより新しい装置で快適な映像を楽しむというのではなく、製品寿命が近づいたのでやむを得ず別機種に変えざるを得なかったということでした。

そのためTさんが購入したのは、新品ではなくフリマアプリで見つけた11年前の激安中古品でした。

まあ私と同じ倹約家の人なのでしょう。

中古では一番劣化が現れやすいリモコンもきれいで、あまり使われていない状態の良いお買い得品でした。

近年のレコーダーは「黒いまな板」と呼ばれるほど小型化が進んでいます。

そこまで大幅なダウンサイジングはなかったものの、14年前から11年前の機種への変更で、約30%ほど容積の縮小が図られていました。

Tさんが同じメーカーの東芝REGZAに変更したのは、機能や操作の継承を優先させたためです。

ところが編集機能や録画映像の管理方法は大幅に簡略化されていました。

録画したものにいろいろ手を加えたり、何度も見直すユーザーはもう少数派だと判断されたようです。

一方で番組表の機能は充実が図られていました。

お気軽に一時的に録画→見終わったら消す、という他社で主流の方針に合わせています。

Tさんもそこにこだわりはなく、一部を除き見終えたオリンピック映像のほとんどはすぐに消したそうです。


そして今回はネットでの配信も豊富になっていました。

NHKやgorin.jpというサイトでは、日本の選手が出場しない試合も視聴することができました。

ネット視聴はまれに映像データが途切れることはあります。

でもそれを帳消しにしてくれる技術の進歩は素晴らしいと感じました。

具体的には多彩なアングルや、早送りとスローを動的に切り替えたリプレイはとても見応えがありました。

Tさんも私と同様、端的に競技を集中して見たいタイプの方でした。

選手の幼少時の映像を使うなど、ヒューマンドラマ仕立ての演出を好まない人にはうれしい選択肢でした。


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 複雑な気持ち
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本当にいろいろあった異例づくしのオリンピックでした。

今はまだメダルラッシュで気分が高揚している人も多いでしょう。

そこに水を差すようで申し訳ありませんが、仮にこの新型コロナの状況が予め把握できた神様であったなら、東京オリンピックは中止にしていたのが良かったかもと思っています。

今の爆発的な感染拡大を直視すると「オリンピック開催して良かったね」と素直に喜べないからです。

こんな状況はこれっきりにして欲しいのですが、いつかまた別の感染症が広がることは必ずあります。

次回はフランスのパリで開催されます。

せめてその2024年は、大勢の観客がマスク無しで観戦していることを願ってやみません。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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