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オリンピックの感動の余韻が冷めやらぬ今、私の周囲でもまだ継続してこの話題が続いているため、引き続き関連する事柄について書いてみたいと思います。


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 実況中継
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実況するアナウンサーが「卓球は9オールからとよく言われます」と語っていました。

えっ、そういうのってよく言われるんですか?

練習場で他の人にも尋ねてみました。

「聞いたことがない」

「卓球はラブオールからだよ」

「スレイバーにすれいば」なら何度か聞いたことがある。

放送局の前準備で、誰かが考えたこのフレーズを使うよう指示があったのではないでしょうか。

元になったのは「野球は2アウトから」ですね。

「卓球は9オール~」は疑問符でしたが、テレビ局のスタッフさんが努力されている点はいろいろな場面で解りました。

観客席にメダリストや選手のご家族がいればカンペを作っておき、画面切り替えでチラリと切り替わった瞬間、どういう方であるかが読み上げられていました。

民放の中継映像だと、選手名などの表示を日本語の上書き表示で自然に見せている工夫がありました。

他国の選手同士の対戦はTVerで見ることができ、とても満足できたという意見がありました。


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 試合結果や内容
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日本人選手の活躍については評価する声が多く聞かれました。

できればあともう少しだけという方も若干名いらっしゃり、男子団体でメダルが取れていればというのがありました。

過去のオリンピックの時も同様のことを書きましたが、日本は効率的にランキングを上げる努力をしてきました。

絶対王者である中国との対決はできるだけ後のほうになるよう、順位を上げて組み合わせが別の山になる作戦です。

典型的な例はロンドンオリンピックの女子団体でした。

当時はジュニアの試合でもランキングに加算されたため、石川選手が中米のマイナーな試合にも参加するという徹底ぶりでした。

水増しランキングと批判されたりしましたが、メダルを取るには非常に有効で私はこれを強く支持します。


近年の試合はマルチボールシステムの採用により、球拾いに要する間合いがなくスピーディーな進行に変わりました。

昔の試合は、タイムアウトは最終ゲームで3点差のビハインドになった時がお約束でした。

そういうのはナンセンスになりつつあり、早めに要所で取るように変わってきました。

卓球に関係ない本でしたが、日本人が使う「ドンマイ」は「ナイストライ」に置き換えてはどうかと書かれていたことになるほどと思いました。

確かにドンマイ(気にするな)という場面もありますが、どちらかと言えばナイストライ(失敗したけど良い試みだった)のほうが多いと思います。

失点でため息するのはやめ、ナイストライと言えることが増えればと試合映像を見ていてふと思い出しました。


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 練習仲間の所感
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あとは雑多なことの羅列となりますが、試合に直接関係しない部分にも多くの人から様々なコメントがありました。

シャツの裾をショーパンに入れている選手は結構多いですね。

大昔はそれが前提だったそうですが、今は出す状態を基本としてデザインされているはずです。

へそチラを嫌う女性の意見もあるらしく、メーカーはどちらでも可能なユニフォームの検討をしているかもしれません。

そして日本人なら、スウェーデンチームのユニクロ製ユニフォームには関心を持ったと思います。

逆輸入いや、日本でもユニクロに卓球ユニの販売をしてもらえたら嬉しいですね。

その他、寄せられた感想としては以下がありました。

卓球台は黒字にピンクのラインで素敵だった。会場の色遣いも上品でトレビアン。

フランス人の観客は鳴り物で応援していて、あれはなぜ禁止しないんだ。

ペンホルダーの選手が6人(男女それぞれ3人)もいたのは意外だった。

球拾いしている人にモナリザ似の女性がいた。


次回のオリンピックは2028年にロサンゼルスで行われます。

ボル選手や馬龍選手は国際試合にはもう出場しないそうです。

現役選手であっても今回のドイツ女子チームのように、怪我で予定されていたメンバーが変わってしまうということはあり得ます。

日本は選手層が厚いので大幅な戦力変化はなさそうな一方、代表争いは熾烈なので次の代表が誰になるかは予断を許しません。

4年後なんてどうなってるんでしょうか。

何も分からないのが不安でもあり面白いのかもしれません。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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