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HOME   »   用具  »  軽量ラケットを試してみませんか
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市販されているラケットには軽いラケット、重いラケットいろいろあります。

軽いのもと重いものでは倍近い重さの差があります。

例:バタフライのドライブキラー(平均重量59g±5g)
  ジュウイックのユーロチョッパー(平均重量100g±5g)


両面にぶ厚いラバーを貼り総重量が190gあたりになってくると、成人男性でも扱うのが苦しくなってきます。

通常のフォア打ちなら大丈夫ですが、ブチ切れのツッツキをバックハンドのドライブで返す場合のように、大きな手首の返しとスイングスピードが要求される場面では、手にかなりの負担がかかります。

これがペンホルダーの場合、ラケットの握り方の特性上シェークよりもさらに負担が増すので、手首や肘のトレーニングは欠かせません。

重いラケットでも平気というマッチョな方は、ラケットやラバーを選ぶ際、それ程悩むことはないと思います。

軽すぎても重量調整のテープを貼るなどの方法があるため、卓球のラケットの場合は「大は小を兼ねる」ではなく「軽は重を兼ねる」といったところでしょうか。


重いラケットでも平気な方は少数派であり、重さに悩んでいる方は多いと思います。

また悩むまでには至っていませんが、重さのために素早く振り切れず思い通りのプレーができない方もいらっしゃるはずです。

典型的な例では、スイングスピードが遅いためにツッツキを持ち上げられずネットにかけてしまう方を時々見かけます。

普通なら筋トレをして素早いスイングをするようアドバイスするのでしょうが、週1回練習の中高年の方などには現実的でないかもしれません。

そういった方々は、軽いラケットに変更することを検討されてはいかがでしょうか。

せっかく上級者向けのずっしり重い高級ラケットを使っていても、ツッツキ打ちがネットに当たってしまうのであれば面白くありません。

特に貴方が男性なら軟弱者と言われるかもしれませんが、いいじゃないですか軟弱者でも(笑)。


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軽いラケットでオススメはどれか?
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私のイチオシは、TSPのバーサル(VERSAL)です。

※このラケットは関西のメーカであるTSPがユニバーサル・
 スタジオ・ジャパンにあやかって命名したという噂を
 聞いたのですが、本当なんでしょうか・・・

メーカカタログでは平均重量65g±5gとなっています。

私も実際に打ってみましたが、確かに非常に軽く結構弾みます。

さらにうれしいのが、このバーサルには中国式ペンホルダーもあるので、重さのために裏面打法をあきらめていた方にもお勧めの1本です。


またこのTSPというメーカは他にも軽量ラケットをいくつか出しています。

その内1本は、スピンエースカーボンという製品で、今や少数派になってしまった反転式の日本式ペンホルダー使いの方にお勧めです。

メーカカタログでは平均重量60g±5gとなっています。

スピンエースカーボン

他にもいくつかのメーカに軽量ラケットはありますが、軽さを求めるために弾みが犠牲になったようなラケットがあるので、そうではない上記2本を取り上げています。

また、おなじみのメーカTSPなので入手しやすい点、手頃な価格という点も考慮してお勧めとさせていただきました。


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軽量ラケットに対する注意点
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軽量ラケットの多くは中心にバルサを使用しています。

軽量だけあってスカスカなため簡単に凹みます。

ちょっと台にぶつけただけで、大きな傷跡がざっくり残ることがあります。

そこでラケットを保護するためのサイドテープを貼ったほうがいいと思います。


もう一つの注意点?としては、軽量ラケットに慣れてしまうと普通のラケットは重すぎて使えなくなってしまうことでしょうか。


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重量級ラケットの使い手
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もちろん頑張って重いラケットを振り回している人はいます。

50歳前後の男性で、面積の広いカットマンラケットの両面に厚いラバーを貼っている方にお会いしたことがあります。

ラケットを握らせてもらうと信じられないような重さです。

昔は両面同色のラバーを貼ることが認められていて、その方は裏ソフトとアンチスピンを貼っていました。
(当時、このスタイルのカットマンは多かったとのこと)

ラバーの色が赤と黒に変更された際、ある選手は裏裏に、別の選手は粒高に変えたそうですが、その方は同じスタイルを続けていて、アンチスピン一筋だということでした。

昭和のカットマンはダウンスイング主体なので、重さで振り下ろしやすく楽しいと、冗談交じりに話されていました。

守備重視のスタイルだとそういうものなのでしょうか・・・


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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