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以前、想像上の戦法ということで、少し特徴のある打ち方を試していると書きました。
 
それは、人差し指を伸ばした1本差しグリップで、フォアもバックも同じ面で打つシーミラー打法というものです。
 
 
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 新しい発見
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時々試していたこの打ち方ですが、前回書いた感想からさらに分かったこととして以下があります。
 
 
◆伸ばした指が邪魔になる
 
このグリップでフォアからサーブを出す場合、通常のシェークよりはやや難しいものの大きな問題はありませんでした。
 
バックから出すサーブは困りました。
 
人差し指をピンと伸ばしているため、何度も指に当ててしまいます。

ラケットの真ん中ではなく、先端寄りの部分で打球する必要があります。

ただ、バックハンドサーブは、練習すれば克服できると思いました。

自分でトスを上げ、自分のコントロールするままに打つことができるからです。

やっかいなのはツッツキです。

バックのツッツキもよく指に当たります。

もちろんこの解決方法もサーブと同様、ラケットの先端寄りの部分で打つことです。

しかしツッツキの場合、飛んでくるコースや球質は相手任せであり、返し方も状況に応じていろいろと変える必要があります。

さらに通常のシェークより握り方がグリップエンド寄りになっていて、わずかにコントロールする正確さが劣るという弱点も影響してきます。

この点がどうしても改善できなければ、一本差しグリップをやめ、通常のシーミラー打法だけにしたほうがいいかもしれません。


◆指の位置

一本差しグリップとは言うものの、何度か試していると伸ばした人差し指の位置はラケットの真ん中ではなく、1~2cm程度外側(フォア側)にずらしたほうがいいと感じました。


◆すっぽ抜け防止処置

握り方の特徴より、最初からラケットがすっぽ抜けて飛んでいきそうになる心配がありました。

そのため、ラケットのグリップはストレートではなく、裾が広がったフレアタイプが良いと思っていました。

確かにフレアの方がややマシな感じはします。

根本的な解決方法は、グリップテープを巻くことだと分かりました。

意外だったのは、多くの場合、親指の指先を伸ばしたままの状態にしたほうが打ちやすいということでした。

親指を伸ばした握りは、すっぽ抜けやすさを助長するため、グリップテープは必須だと思います。


◆水かき部分の有無

このスタイルに最適なラケットの加工として、棒状に伸びるグリップとブレードとの境界にある水かき状の曲線部分を削るかどうかを試してみました。

最初は削ったほうがいいはずと考えていました。

両方使ってみましたが、どちらがいいかの結論は出ませんでした。


◆相手が感じる違和感

バックハンドをフォアと同じ面で打つため、練習相手は何らかの戸惑いを感じることはないか尋ねてみました。

ほとんどの人が何も感じないという感想で、やりにくいと思う人もいるのではと予想していただけに残念でした。

答えてくださった方は、何に対しても違和感を感じない方ではなく、例えばペンの裏面打法は予測しづらいなどの意見をお持ちの方です。


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 二度目の見送り
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ペンの裏面打法に続き、このスタイルへ転向する決断までには至りませんでした。

ただし裏面打法は挫折に近い感じでやめましたが、今回の戦法は将来再開しようと思っているので、見送りということにするつもりです。


なぜ私は自分のスタイルを見直したいと考えるのか、それには理由が3つあります。

まず、バックハンドでもドライブを打ってみたいということです。

バックがショートだけというのは戦術の幅が狭く、対戦相手になめられてしまいます。

次に、動きまわってフォアで打つ伝統的なペンのスタイルでは、そのうち限界が来ると感じているからです。

私は足腰に抱えている問題をストレッチ体操により抑えていますが、いずれきつくなってくるはずです。

ちゃんと動けている間はペンのまま続け、難しくなってきたらシェークで両ハンドを振るスタイルに変えたいと思っています。

最後に、現在のスタイルは私が希望して選んだのではなく、先輩方の指導の中で決められたためです。

競技卓球ではなく、レクリエーション卓球としてやっている今なら、自分で好きなやり方を選択したいという気持ちがあります。


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 ◯◯年後に再開
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試行錯誤した結果として、今回の打ち方は決して突飛なスタイルではなく、実戦でもそれなりに成り立つという考えは変わりませんでした。

このスタイルを再開する時は、せめて台上のボールをもう少しうまく打てるように努力したいと思います。

普通のフォアロングとバックの打ち方はまずまずでした。

短いボールが今ひとつコントロールできないのは、きっとまだ手打ちになっているからだと考え、フットワークや体重移動に気をつけて、何度もツッツキや払いを練習しました。

しかしペンホルダーで打つ時と比較すると、依然として球さばきの感覚にかなりの差がありました。


ある方から、同じスタイルの人はいないので、もしこの戦法を極めるのであれば、どうやればいいか悩むことはないのか聞かれたことがあります。

これについて私は特に気にかけていませんでした。

自分で試行錯誤すればよく、それは楽しいと考えていたからです。

でも台上処理については、何か参考となる意見がないか聞いてみたいですね。

フォアとバックを同じ面で打つシーミラー打法の人にはお目にかかったことはありませんが、一本差しグリップの方はチラ見も含めて2人見たことがあります。

今後お会いする機会があったら、アドバイスを頂きたいと思っています。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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