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2017 .01.07
みなさんは2017年になってから、最初の卓球をもう楽しまれたでしょうか。

いろんな所で初打ち会などと称したイベントが行われ、参加された方がいらっしゃると想像しています。


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 他人の幸運に嫉妬
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お店が企画する初打ち会では、新春セールと抱き合わせ企画になっているのがお約束です。

よくあるのがお買上げ千円ごとにくじ引きができ、見事一等が当たればハワイ旅行というのは難しいですが、結構な金券を奮発してくれるお店もあるそうです。

かつて私もその手のくじ引きをしたことがあります。

空くじなしということでしたが、そういう場合、ガラガラでビリの白玉が出た人がもらえるのは、ポケットティッシュだったりします。

しかし最低でも百円分の金券がいただけるということで、ちょっぴり期待して抽選に臨みました。

ちょうど私の前に並んでいた人が、五千円分の商品券を当てたので、スタッフさんは鐘を鳴らしていました。

そういうことが起きると、直後に並んでいる人は穏やかな気持になれません。

幼稚園児あたりなら、同じように自分も当たるかもしれないとワクワクするかもしれませんが、普通なら運を持っていかれたと思いますよね。

まあ確率的にも、もともとビリが出るのが高く、期待せずにガラガラを回して出たのはやはり白玉でした。

さて、気を取り直して初打ち会の会場に足を踏み入れました。

「な、なんだこれは」と驚くばかりの混雑ぶりです。


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 こんなはずじゃなかった
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卓球台はたくさんあるのですが、人が多すぎて1台4人でクロス打ちしているのは当たり前、そしてその周囲に順番を待つ人が多数立っていたのでした。

もう初打ち会の参加料を払ってしまっていて、返金してもらうことは無理です。

「かなり混んでますけど、よろしいですか」くらいの声掛けがせめて欲しかったです。

スタッフさんはてんてこ舞いで、そんな余裕は微塵もなさそうだったため、文句を言うのは見送りました。

くじ引きに続き初打ちもついておらず、新年早々ダブルパンチを食らうとは予想だにしていませんでした。

素早く着替え、少しでも打てる回数を稼ごうと準備運動なしで列に並びました。

並んでいる間に適度にストレッチを行い、少しだけ体を慣らしました。

私がついた台では、3本程度打ったら次の人と交代する流れになっていました。

ほとんどの人がひたすら基本打法しかしていません。

わたしは2回ほどフォア・バックの肩慣らしをした後、台半面だけの3球目攻撃をしました。

それくらいがこの場所でできる精一杯の練習でした。

しばらくすると、1台が指導員との試合台に設定されました。

1ゲームだけの試合で、いわば指導員が百人斬りをするような形です。

速攻でそちらに並ぶと、あっという間に長蛇の列ができました。

指導員の方は手加減してくれました。

ただ、不幸なことにネットとエッジを計3本も食らってしまいました。

エッジボールだけは、倒れながら飛びついてロビングで奇跡的に返すことができました。

周囲から歓声が上がりましたが、そのワンショットだけで他はこてんぱんにやられてしまいました。


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 耐えているのは自分だけではない
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もう並んで打つ気分にはなれず、あるお母さんと一緒に来ていた女の子の遊び相手をして時間をつぶしました。

財布から100円や50円などの硬貨を出して計算の練習をしたり、彼女が持ってきていた絵本を読んであげました。

かちかち山の絵本で、今はとてもマイルドな内容になっていることが勉強になりました。

オリジナルは殺し合いをする殺伐としたストーリーです。

私が子供の頃もすでに控えめな内容に変わっていましたが、誰も死なずたぬきが改心するという結末には驚くばかりです。

こういった初打ち会のエピソードがあるため、今年は参加しませんでした。


年末年始などに、特定の場所に大勢が集中して訪れることはいろいろとあります。

そこでは思い描いていた計画が満足に実行できません。

普段でもお昼時の牛丼店はメチャ混みで、寒かったり雨が降っていてもお店の外にまで行列ができて待っているのは苦痛です。

少し時間をずらすことができれば余裕で座れ、そういう時は倍額払ってもいいくらいの価値があります。

ある方から初打ちではなく、年末に打ち納め会が行われたという話を聞きました。

しかしそちらもかなりの混雑だったそうで、休みの期間は大変ですね。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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