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試合に臨むには準備や心づもりが必要です。

その辺の市民大会、区民大会でも、募集手続きから当日の集合などについて、参加者と相談して決めていくことはいろいろとあります。


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 トップ選手の試合
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オリンピックや世界選手権になると、強豪国は、練習パートナー、マッサージ師、諸々の手続きを行う人といったスタッフが帯同し、分業により選手が試合に集中できる体勢が作られています。

オリンピックでは「選手村」というのが建設されます。

英語の「Olympic Village」の意訳が「選手村」となっていて、「宿泊施設」なんかより面白い表現ですね。

そこにある宿泊施設は質実な感じで、私が出張で利用するような、スーパーホテルや東横インといったレベルでしょうか。

それでも十分快適なのですが、メダルを狙うトップ選手なら1泊数万円以上のホテルを別途手配して泊まることもあります。

その瞬間に己の人生すべてをかけているのですから、分からないでもありません。

用具に関しても、そんな大会ならラケットは5~6本、ラバーは20枚ぐらいは最低限準備していそうです。

(ひょっとすると、もっと多いのでしょうか?)


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 安さにはそれなりのリスクが潜む
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そういったレベルの試合とはかなり開きがありますが、学生の試合についても遠征や宿泊が伴うものがあります。

ほとんどの場合、交通費や宿泊費は自腹になり、出費と快適性を天秤にかけることがあります。

日本各地のリーグ枠を超えた試合もあり、その際の費用は高額になります。

遠方の試合に出かけるのに、深夜の高速バスを利用した強者がいたそうです。

理論上は最も安価で移動でき、睡眠時間も確保できる「はず」です。

しかし実際に利用してみると、この選択肢に潜んでいるいくつかのリスクに直面することがあります。

まず激安価格のバスでは、熟睡することは不可能です。

シートが狭くて窮屈で、隣の乗客の存在が常に気になります。

こんなバスで移動するのは、わざわざ調子を落として翌日の試合に挑むことになり自虐的行為です。

予算を奮発して独立シート、トイレ付きのバスになると、神経質でない方なら十分な睡眠が取れるかもしれません。

ただこの場合も、時間については不安要素があります。

バスは天候や事故により遅れることが結構あるのです。

運が悪いと2回事故が起こり、ダブルパンチを食らうことがあります。

運転手は頑張って遅れを取り戻してくれるかといえば、近年ではそんな期待は全くできません。

GPSやドライブレコーダーで厳格に運行管理されていて、スピード違反や急加速はしっかり警告を受けてしまう仕組みになっているからです。


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 ユースホステル
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学生のリーグ戦では、レギュラー陣は初日の開会式に備え前日移動し、私のような補欠野郎は初日の朝に出発して合流、そして二階席から応援というパターンの時があります。

そこでも費用を抑えるため、ビジネスホテルでもなくユースホステルを利用することがあります。

少し前に某所のユースホステルを利用したのですが、偶然にも△△大学卓球部の皆さんが宿泊していました。

夜、コインランドリーを利用しようとすると、卓球ユニフォームが入ったままになっていました。

隣の蓋をあけると同じユニフォームが、そしてその隣も、という風に全てが占領、放置されていました。

20分後に訪れてもそのままで、引っ張り出してやろうかと考えたのですが思いとどまりました。

△△大学卓球部の皆さんは、ちょうどその時ミーティングでもされていたんでしょうか。

こういうのはちょっとやめてもらいたいですね。


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 リーグ戦でのあれこれ
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宿泊施設は値段や時期的なピークなどの理由で、試合会場と離れた場所になることがあります。

そこから試合会場に向かう際、満員のバスや電車で長時間押しくらまんじゅうのウォーミングアップができるかもしれません。

そういう時に限ってお腹の調子が悪くなり、駅のトイレに駆け込むと、通勤途中の会社員が列をなしているということもあります。


私の所ではありませんでしたが、ある上位校では一試合毎にOBに結果を報告することになっていて、負けた試合について怯えた表情をしながら電話で話している姿を目にしました。

もう引退した兄ちゃんに気を使うことはないと思うのですが、、、というのは他人事なんでしょうね。

そういう厳しいしきたりがなくて良かった、ということにしておきましょう。


勝っても負けても、最後は会場の片隅で円陣になって反省会があり、そこで現地解散。

たまに時間があれば、仲間でちょっとだけ観光名所に立ち寄るなんてこともありました。

途中で退部してしまった奴もいましたけど、みんな元気でやってるかなと、ふと思ったりすることがあります。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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