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今回は某所の卓球大会に、ボランティアの運営スタッフとして参加した時のことをお話ししたいと思います。


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この大会は毎年開催されているので、運営マニュアルなどの資料があると思っていたのですが、数年分のパンフレットや会計報告があるだけで、ほとんどは「伝承」により運営されているということが分かりました。

その辺の市民大会も似たような感じなんでしょうか・・・

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さて、準備を進めていくと、いろいろなことが起こります。

締め切りを過ぎても参加申込が次々と届きます。

中には大会前日、あるスタッフに携帯電話で直接申し込んできた人もいました。お友達でしょうか?

スタッフは皆心の広い方なので、申し込みは全てOK、何度も組み合わせを見直す作業に追われました。

おそらく毎年こうなんでしょう。私以外動じている人はいないようです。

この時点でなんとなく分かってきたのですが、参加者に対し義理人情たっぷりの浪花節的な対応であり、スタッフは良くも悪くも大雑把でアットホームな雰囲気だというのを感じ取りました。

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この時は例年会場としていた体育館が使用できず、ある企業の体育館を借りて開催することとなりました。

試合開始前に大会委員長の挨拶があります。

委員長は少しアバウトな性格の人なので、今回は別の体育館で行われることを念押ししていました。

しかし大会当日、時間になっても委員長は現れません。

恐れていたとおり、委員長はいつもの会場に向かわれてしまい、結局、最初の挨拶は見送りとなりました。

参加者はその手の挨拶を聞くのは退屈でしょうから、ラッキーだったかもしれませんね。

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試合が始まったあとも次々と問題が発生します。

フラッシュがONになっているのに気づかないご婦人が、チームメイトのプレーを熱心に撮影されています。

注意するとOFFにする方法を知らないとのことで、私が設定を変更してあげました。


敗者審判をすっぽかす人がいて、最初はやむを得ずスタッフが代わりを努めていましたが、進行に支障が出てきたため、競技者の仲間に審判をお願いしました。


車での来場は自粛してもらうよう案内していました。

実際は一部の方が路上駐車をされていて、その時運悪く周辺で取締が行われていました。

私は自業自得だから放っておけばいいと考えていましたが、参加者に気配りを怠らないスタッフが取り締まりが行われていることを放送で伝えるやいなや、あわてて体育館を飛び出す人がいました。

コンビニかパチンコ屋にでも停めに行ったのでしょうか?

同じ卓球をする者として恥ずかしく思いました。

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どこの大会でも、試合開始前に日本卓球協会の公式ルールに沿って実施することを説明すると思います。

この大会でも形式的にそう言いますが、用具やユニフォームなどかなり自由です。

ペンで裏面が白木のままのラケットを使っている人、普通のTシャツやジャージでプレイしている人、等。

このあたりは確かに大目に見てもいいと思いました。


また、大目に見過ぎていると言いますか、はっきり言って目をつぶっている点もありました。

今回はたまたま企業の体育館を借りましたが、通常は市民体育館を借りるための条件なのでしょうか、参加資格は市内にお住まいになっている方、または市内に通勤通学されている方としています。

しかしメンバーを集めるため、市内の施設や団体に勤務していることにして参加している人がいるそうで、何人かはもはや公然の秘密になっているそうです。

これは、内緒にしておくべき?ですよね・・・

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ユニークだったのが上位入賞チームに渡す記念品です。

卓球の試合の定番といえばタオルやソックスなのですが、なぜかこの大会はお菓子の詰め合わせでした。

これは参加者からアンケートを取ったことがあり、お菓子の希望が多かったためということです。

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私が大会のスタッフを務めたのは1度限りですが、このようにとても強烈な思い出として残っています。

こんなに無秩序でいいのか、それとも私の頭が硬すぎるのか、今でもたまに思い出すことがあります。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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