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昨年末に3回に渡り、Tリーグを観戦してきたUさんのレポートをお伝えしました。

そのUさんが今シーズンの試合を見てきたのでその内容をお伝えします。

なおいつものようにニッチな情報なので、ちゃんとした試合結果や論評を知りたい方は公式サイトでご確認いただければ幸いです。


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 都会の真ん中の体育館
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Uさんは大阪に出張する機会があり、初日の夜は大阪で開催されるTリーグ女子の試合と重なっていました。

そして幸運にも人づてで自由席のチケットを入手することができました。

昨年末は諸々の手数料を含め2324円で自由席チケットを購入しましたが、今回はタダということでUさんの顔面は緩みっぱなしでした。

Tリーグのチケットはオリンピックほどには厳格に扱われておらず、フリマサイトでの出品もOKのようでいくつか出回っているのを確認しました。

観戦を希望される方で条件が合えば、メルカリなどで入手できることもあります。


会場は大阪府立体育館でした。

大阪屈指のターミナル駅である難波(なんば)から歩いて行ける距離にあり、アクセスはすこぶる便利です。

大阪府の財政改善の一環として、家電量販店のエディオンがこの体育館の施設命名契約を結んでいます。

従って通常であれば「エディオンアリーナ大阪」と呼ぶべきなのでしょう。

しかしTリーグのWebサイトを見ると大阪府立体育館となっています。

なぜそうしているのか。

Tリーグの冠スポンサーは同じく家電量販店のノジマで、Tリーグは「ノジマ Tリーグ」であります。

どうやらライバルであるエディオンの名前は極力見せないよう忖度がなされているようです。

ちなみに日本相撲協会のサイトでは、3月場所の会場表記はエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)となっています。


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 入場直後の歓迎
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Uさんは一人で出張しており、その際の業務はいわゆる裁量労働のような内容でした。

そのためワクワクしながらいつもの1.5倍のペースで仕事を早めに終えてしまいました。

観戦前の腹ごしらえとして乱立するタピオカドリンク店で、カロリー高めのLサイズミルクティーを補給しました。

さて気合を入れて会場に突撃すると入り口でパンフレットを渡され、続いてトップ名古屋のサポーターらしき人から応援うちわをいただきました。

片手にはスマホを握っていたため両手がもう塞がっています。

なのに、日本ペイントマレッツの着ぐるみマレッツちゃんが近寄ってきて握手を求めてきます。

館内は冷房が効いていますが、着ぐるみの中の人はきっと汗だくなのでしょうね。


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 自由席がプレミアムシートに
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女子の今シーズンの試合は、8月30日(金)から9月2日(月)まで連続してエディオンアリー、、、いや、大阪府立体育館で開催されました。

Uさんが今回観戦したのは最後の9月2日でした。

初日の8月30日には3000人を超える観客が詰めかけ、2階の自由席もびっしり一杯でした。

Uさんは双眼鏡を持参し、卓球台どちらかの後方から見える2階席前列に座ろうと考えていました。

2階席に上る階段はどこかしらと視線をあちこちに配っていると、誘導係のスタッフさんはお客全員を卓球台があるアリーナへ案内しています。

これは何かの間違いに違いないと思いましたが、自由席の矢印もそうなっています。

後で調べてわかったのは、開幕戦の初日は大盛況で3000人超えの観客で埋まったものの、その後の試合は落ち着いた観戦者数となりました。

そして夏休みも終わった平日の最終日はより少ないと予想し、全席をアリーナ周辺に配置するコンパクト開催に変更されていたのでした。

これは予想外の出来事で、自由席チケットなのにこんなに近くで見てもいいのか罪悪感を抱くほどです。

4000円くらいするアリーナサイド席相当で、言ってはなんですがUさんはそれを0円で譲ってもらっています。

開幕戦にアリーナサイド席を購入した人が聞いたら、心穏やかではいられないかもしれません。

当然持参した双眼鏡を取り出す必要はありませんでした。

その日の来場者数は514人で、それでも別段寂しく感じるようなことはありませんでした。

ただ開幕戦はこの6倍もの人が押しかけ、相当熱かったのだろうと思いを巡らせました。


次回も引き続きこの話題についてお伝えしたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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