デパート、お弁当屋さん、コンビニに至るまでおせち料理の申し込みが目につく今日このごろ、みなさんお元気でしょうか。
もうそんな季節になったかと時間が経つ速さに驚くとともに、もう一つびっくりするのはその価格です。
確かに高そうな食材を使っていますし、調理に手間が掛かりそうなものもあります。
でもあんな(と言っては失礼ですが)お重が、2万円、3万円もするというのはどうでしょうか。
ちょっと高すぎると思いませんか。
私はあんなおせちなんて絶対買いたくありません。
美味しそうですが価格に見合っていないと思うため、そんなものに出費をすることが許せないのです。
──────────────────────
2大メーカの相違
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他にもずいぶん高いものってありますよね。
卓球のラケットとか、他にもピンポンのラケット、あるいはテーブルテニスのラケット・・・
バタフライやニッタクの最高級モデルは3万円台に突入していて、ラケットに対する値段の感覚が麻痺しつつあります。
ジュウイックが4~5万円のラケットを売っているのは、個人が手作りする受注生産品だったり、特殊な戦型向けの傍流的な商品という理由でした。
しかし前述のトップメーカ2社は、主力製品の上級モデルとして位置づけています。
2社の3万円コースのラケットを見てみると、販売価格に対する考え方の違いがうかがえます。
もうそんな季節になったかと時間が経つ速さに驚くとともに、もう一つびっくりするのはその価格です。
確かに高そうな食材を使っていますし、調理に手間が掛かりそうなものもあります。
でもあんな(と言っては失礼ですが)お重が、2万円、3万円もするというのはどうでしょうか。
ちょっと高すぎると思いませんか。
私はあんなおせちなんて絶対買いたくありません。
美味しそうですが価格に見合っていないと思うため、そんなものに出費をすることが許せないのです。
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2大メーカの相違
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他にもずいぶん高いものってありますよね。
卓球のラケットとか、他にもピンポンのラケット、あるいはテーブルテニスのラケット・・・
バタフライやニッタクの最高級モデルは3万円台に突入していて、ラケットに対する値段の感覚が麻痺しつつあります。
ジュウイックが4~5万円のラケットを売っているのは、個人が手作りする受注生産品だったり、特殊な戦型向けの傍流的な商品という理由でした。
しかし前述のトップメーカ2社は、主力製品の上級モデルとして位置づけています。
2社の3万円コースのラケットを見てみると、販売価格に対する考え方の違いがうかがえます。
バタフライはスーパーZLCを使ったラケットに3万円台の値付けをしています。
カーボン(炭素繊維)とZLファイバーの繊維を、従来製品よりも高密度に編み込み、反発力の向上と高反発エリアの拡大を図っています。
物理的な性能がこんなにすごいんだという論理的な説明には、私も少しクラっとときます。
他方ニッタクのほうは性能面でのアピールもあるのですが、バタフライよりも感性に訴えて高級感を演出するような意図が感じられます。
ブランド品が醸し出す質感や雰囲気を研究し、戦略を立てているのでしょうか。
従来から「バイオリン」や「アコースティック」など、弦楽器製法シリーズのラケットを製品化していて、それらはぶっ飛び××カーボンを使っていますといったPRとは違う路線で好評でした。
弦楽器製法シリーズも最初に出た時は、ずいぶん高いなと感じましたが、今は何も驚きはありません。
以前も触れましたが、バタフライは使用する特殊素材の種類や選手名のネームバリューでどの価格とするか、おおよその値付け算出の理論がありそうです。
これは分かりやすい一方、今後も高価格帯の製品を出していくのには足かせになる可能性もあります。
もうニッタクのようにフィーリング?で価格を決めていくほうが、社員の皆さんは悩まずに済むような気がします。
そんな高額ラケットですが、私はおせち料理同様、価格に見合ったものを感じないので、ペンホルダーが出たとしても買いたいとは思いません。
私のレベルでも、それ相応の良さを実感できる部分があるかもしれません。
でも例えば5千円のラケットとの差はわずかだと思うのです。
社会人なら週1回2時間練習する卓球愛好家で、市民大会2~3回戦レベルといった方が平均的な選手像だと思います。
そんな方には率直なところ必要ありませんし、それどころか使っているとたまに変なイヤミを言われかねません。
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よく分からない値付けの理由
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ペンホルダーでも3万円台とは言いませんが、うなぎのぼりに値段が高くなっているラケットがあります。
バタフライ、ダーカー、ヴィクタスには、2万円台の単板ラケットがあります。
上質なヒノキが減っているためとか、伊勢神宮の建て替えでヒノキがたくさん必要だったとか、少し前に値上げに都合の良い情報だけを適当に選んでお伝えしてしまったことがあります。
ふと林野庁のWebページを見てみると、国産木材の価格は山から切り出した丸太の状態では長期的な下落が止まらず、ヒノキも昔より安くなっているそうです。
だったらラケットも安くなっても良さそうなのですが、ちゃんとした板に加工された時の価格はすさまじく乱高下していて、おしなべて見ると逆に上昇しています。
円高や円安で輸入材の価格が変わると、それに影響されて国産ものも変動し、住宅の着工数や自然災害も別の要因として価格を上下させます。
上質なヒノキの減少というのは真偽の程がはっきりせず、伊勢神宮の建て替えはどうもラケット価格に関係なさそうです。
じゃあ一体何が原因かというと、いろいろあって難しいねという理解で止まってしまいました。
それにラケットの値付けはメーカの販売戦略の一つであり、考えてもこれ以上分かりません。
2万円台の単板ラケットは厚さが10mm台のためずっしり重く、そんなものを振り回すと腕が疲れます。
そして単板はいつ割れても不思議ではなく、高額だとまさかの時のショックもより大きくなります。
一般愛好家の単板ユーザは、お手頃価格の9mmラケットが一番良いのではないでしょうか。
ただ2万円のおせち料理を買うくらいなら、ラケットを買ったほうが納得できるかなとは思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
カーボン(炭素繊維)とZLファイバーの繊維を、従来製品よりも高密度に編み込み、反発力の向上と高反発エリアの拡大を図っています。
物理的な性能がこんなにすごいんだという論理的な説明には、私も少しクラっとときます。
他方ニッタクのほうは性能面でのアピールもあるのですが、バタフライよりも感性に訴えて高級感を演出するような意図が感じられます。
ブランド品が醸し出す質感や雰囲気を研究し、戦略を立てているのでしょうか。
従来から「バイオリン」や「アコースティック」など、弦楽器製法シリーズのラケットを製品化していて、それらはぶっ飛び××カーボンを使っていますといったPRとは違う路線で好評でした。
弦楽器製法シリーズも最初に出た時は、ずいぶん高いなと感じましたが、今は何も驚きはありません。
以前も触れましたが、バタフライは使用する特殊素材の種類や選手名のネームバリューでどの価格とするか、おおよその値付け算出の理論がありそうです。
これは分かりやすい一方、今後も高価格帯の製品を出していくのには足かせになる可能性もあります。
もうニッタクのようにフィーリング?で価格を決めていくほうが、社員の皆さんは悩まずに済むような気がします。
そんな高額ラケットですが、私はおせち料理同様、価格に見合ったものを感じないので、ペンホルダーが出たとしても買いたいとは思いません。
私のレベルでも、それ相応の良さを実感できる部分があるかもしれません。
でも例えば5千円のラケットとの差はわずかだと思うのです。
社会人なら週1回2時間練習する卓球愛好家で、市民大会2~3回戦レベルといった方が平均的な選手像だと思います。
そんな方には率直なところ必要ありませんし、それどころか使っているとたまに変なイヤミを言われかねません。
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よく分からない値付けの理由
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ペンホルダーでも3万円台とは言いませんが、うなぎのぼりに値段が高くなっているラケットがあります。
バタフライ、ダーカー、ヴィクタスには、2万円台の単板ラケットがあります。
上質なヒノキが減っているためとか、伊勢神宮の建て替えでヒノキがたくさん必要だったとか、少し前に値上げに都合の良い情報だけを適当に選んでお伝えしてしまったことがあります。
ふと林野庁のWebページを見てみると、国産木材の価格は山から切り出した丸太の状態では長期的な下落が止まらず、ヒノキも昔より安くなっているそうです。
だったらラケットも安くなっても良さそうなのですが、ちゃんとした板に加工された時の価格はすさまじく乱高下していて、おしなべて見ると逆に上昇しています。
円高や円安で輸入材の価格が変わると、それに影響されて国産ものも変動し、住宅の着工数や自然災害も別の要因として価格を上下させます。
上質なヒノキの減少というのは真偽の程がはっきりせず、伊勢神宮の建て替えはどうもラケット価格に関係なさそうです。
じゃあ一体何が原因かというと、いろいろあって難しいねという理解で止まってしまいました。
それにラケットの値付けはメーカの販売戦略の一つであり、考えてもこれ以上分かりません。
2万円台の単板ラケットは厚さが10mm台のためずっしり重く、そんなものを振り回すと腕が疲れます。
そして単板はいつ割れても不思議ではなく、高額だとまさかの時のショックもより大きくなります。
一般愛好家の単板ユーザは、お手頃価格の9mmラケットが一番良いのではないでしょうか。
ただ2万円のおせち料理を買うくらいなら、ラケットを買ったほうが納得できるかなとは思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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