試合を観戦していると、チームを応援するいろいろな声が聞こえてきます。
高校や大学の団体戦では、サァ、ヨー、ナイスボールといった女子の黄色い声、ヨォーヨヨヨといった村祭りで聞こえてきそうな男子の声が、1ポイント毎に発せられます。
ベンチに座っている選手は得点の度に立ち上がり、声援とともにガッツポーズをする様子を見て、奇妙に思う人もいるでしょう。
たまにうるさ過ぎることもありますし、チームごとに同じ動きをしていて、それらの点に不思議なものを感じるのは分からないでもありません。
でもまあいいじゃないですか。
青春してるし、よく見ると中には手抜きをしている冷めた奴も見受けられます。
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基本は声
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団体戦ではベンチに入る人数が多いため、応援の模様を観察していても面白いことがあります。
ただそうは言っても主役はコートの中で試合をしている選手で、その感情表現も様々です。
声だけでも選手ごとに特徴があり、今年話題になったのは、森さくら選手でした。
喜びを噛み締めながら、大音量で「サーサーサー」と連呼します。
全く別の試合映像なのに、横から聞こえてくるその声で森選手が近くで試合中であることが分かります。
もう少し控えめなパターンなら、それなりの数の選手に共通して見られる掛け声であり、森選手は独自進化を遂げたようです。
高校や大学の団体戦では、サァ、ヨー、ナイスボールといった女子の黄色い声、ヨォーヨヨヨといった村祭りで聞こえてきそうな男子の声が、1ポイント毎に発せられます。
ベンチに座っている選手は得点の度に立ち上がり、声援とともにガッツポーズをする様子を見て、奇妙に思う人もいるでしょう。
たまにうるさ過ぎることもありますし、チームごとに同じ動きをしていて、それらの点に不思議なものを感じるのは分からないでもありません。
でもまあいいじゃないですか。
青春してるし、よく見ると中には手抜きをしている冷めた奴も見受けられます。
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基本は声
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団体戦ではベンチに入る人数が多いため、応援の模様を観察していても面白いことがあります。
ただそうは言っても主役はコートの中で試合をしている選手で、その感情表現も様々です。
声だけでも選手ごとに特徴があり、今年話題になったのは、森さくら選手でした。
喜びを噛み締めながら、大音量で「サーサーサー」と連呼します。
全く別の試合映像なのに、横から聞こえてくるその声で森選手が近くで試合中であることが分かります。
もう少し控えめなパターンなら、それなりの数の選手に共通して見られる掛け声であり、森選手は独自進化を遂げたようです。
元祖「サァ」の福原選手と言われますが、一般に大きく取り上げられたのが彼女だったからであり、別に「サァ」の元祖ではありません。
他の理由としては、福原選手の普段の話す声はやや低めで落ち着いているのに、「サァ」の声は甲高く周囲によく通るということもあるからだと思います。
外国の女子選手では、北朝鮮のキム・ヘソン選手(だったかな?)が、鳥の鳴くような奇声を出していて驚いたことがありました。
また、ルーマニアのスッチ選手は喜怒哀楽が激しいようで、感情が高ぶった時は絶叫と表現できるような声を張り上げることがあります。
己に気合を入れるため、あまりに大きな声で何度も叫びまくると、たまに審判から注意を受けることがあります。
平野早矢香選手はそれほど声を張り上げるほうではないものの、鬼のような形相で相手側に向かってガッツポーズを何度もとったことで、警告を与えられました。
男性でも声の大きい選手はいます。
昔だと例えば、小野誠治選手と阿部博幸選手のダブルスが、「ヨッシャー」と叫びながら、得点ごとにくるりと円を描いて走っていたそうです。
現在では、大矢英俊選手や森薗政崇選手は声が大きいことで知られています。
昔の選手との違いは、2人は言葉を発するというよりも野獣のように吠えるという特徴があります。
それと比較すると、丹羽選手や岸川選手はとっても控えめですね。
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千差万別のポーズ
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感情表現は、声以外にボディアクションという手段もあります。
サッカー選手でもよく見る、ユニフォームをめくり上げたり引っ張ったりする仕草や、床の上に「大」の字に横たわるのもあります。
後者は比較的海外の男性選手に多く見られるポーズですが、日本人男子だと吉村選手が、アメリカ女子ではリリー・チャン選手がやっていたことがあります。
カッコ良かったり品のありそうなポーズは試合を盛り上げる一方、周囲を不快にさせるものもあります。
やはりやめて欲しいのは、興奮して台の上に登ることです。
日本人的感覚が多分にあるのかもしれませんが、あの上に上がるのはとても粗暴な行為に思えてしまいます。
ちょっと失礼かなと感じたのは、パーソン選手が勝利した直後、床に寝そべりけいれんしたゴキ○リのように、天井に向けた足をバタバタさせたことがありました。
まだ記憶に新しいのは、張継科選手がチャンピオンになった瞬間、ユニフォームをビリビリと破り、上半身裸になった喜び方でした。
あの選手はその後も、表彰台の真ん中にキスをしたり、独特のパフォーマンスが話題になりました。
そして今週もワールドカップで優勝を決めた直後、興奮してフェンスを破壊し賞金は没収となりました。
常識的な喜び方は、天を仰ぐ、観客に向かって手を上げたり人差し指を立てるでしょうか。
私がカッコいいと思ったのは、吉田海偉選手が全日本で優勝した時のポーズでした。
ラケットヘッドを下向きにしたシェークハンド握りで、親指を立てた仕草です。
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くるくる回る女子
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女子だと「回転ぴょんぴょん」って言う名前があるらしい?のですが、ガッツポーズ状態で飛び跳ねながら回転するのがかわいくていいですね。
これは昔、香港のティエ・ヤナ選手が時々やっていたそうです。
そのティエ・ヤナ選手を2009年の横浜大会で石川佳純選手が破った時、喜びのあまり石川選手は相手の目の前で回転ぴょんぴょんをしました。
大逆転負けで勝利のポーズも真似された・・・とてもショックだったことでしょう。
もう一つ女子でかわいいと思うのは、勝ったポーズではありませんが、ミスった時に片足で「いやん」と一回転する仕草です。
シンガポールのリ・ジャウェイ選手などがやっていました。
最後に、卓球に限らず全ての競技に共通するやって欲しくないポーズに、メダルをかじるというのがあります。
品がないので、せめてキスだけにとどめてもらえらばと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
他の理由としては、福原選手の普段の話す声はやや低めで落ち着いているのに、「サァ」の声は甲高く周囲によく通るということもあるからだと思います。
外国の女子選手では、北朝鮮のキム・ヘソン選手(だったかな?)が、鳥の鳴くような奇声を出していて驚いたことがありました。
また、ルーマニアのスッチ選手は喜怒哀楽が激しいようで、感情が高ぶった時は絶叫と表現できるような声を張り上げることがあります。
己に気合を入れるため、あまりに大きな声で何度も叫びまくると、たまに審判から注意を受けることがあります。
平野早矢香選手はそれほど声を張り上げるほうではないものの、鬼のような形相で相手側に向かってガッツポーズを何度もとったことで、警告を与えられました。
男性でも声の大きい選手はいます。
昔だと例えば、小野誠治選手と阿部博幸選手のダブルスが、「ヨッシャー」と叫びながら、得点ごとにくるりと円を描いて走っていたそうです。
現在では、大矢英俊選手や森薗政崇選手は声が大きいことで知られています。
昔の選手との違いは、2人は言葉を発するというよりも野獣のように吠えるという特徴があります。
それと比較すると、丹羽選手や岸川選手はとっても控えめですね。
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千差万別のポーズ
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感情表現は、声以外にボディアクションという手段もあります。
サッカー選手でもよく見る、ユニフォームをめくり上げたり引っ張ったりする仕草や、床の上に「大」の字に横たわるのもあります。
後者は比較的海外の男性選手に多く見られるポーズですが、日本人男子だと吉村選手が、アメリカ女子ではリリー・チャン選手がやっていたことがあります。
カッコ良かったり品のありそうなポーズは試合を盛り上げる一方、周囲を不快にさせるものもあります。
やはりやめて欲しいのは、興奮して台の上に登ることです。
日本人的感覚が多分にあるのかもしれませんが、あの上に上がるのはとても粗暴な行為に思えてしまいます。
ちょっと失礼かなと感じたのは、パーソン選手が勝利した直後、床に寝そべりけいれんしたゴキ○リのように、天井に向けた足をバタバタさせたことがありました。
まだ記憶に新しいのは、張継科選手がチャンピオンになった瞬間、ユニフォームをビリビリと破り、上半身裸になった喜び方でした。
あの選手はその後も、表彰台の真ん中にキスをしたり、独特のパフォーマンスが話題になりました。
そして今週もワールドカップで優勝を決めた直後、興奮してフェンスを破壊し賞金は没収となりました。
常識的な喜び方は、天を仰ぐ、観客に向かって手を上げたり人差し指を立てるでしょうか。
私がカッコいいと思ったのは、吉田海偉選手が全日本で優勝した時のポーズでした。
ラケットヘッドを下向きにしたシェークハンド握りで、親指を立てた仕草です。
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くるくる回る女子
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女子だと「回転ぴょんぴょん」って言う名前があるらしい?のですが、ガッツポーズ状態で飛び跳ねながら回転するのがかわいくていいですね。
これは昔、香港のティエ・ヤナ選手が時々やっていたそうです。
そのティエ・ヤナ選手を2009年の横浜大会で石川佳純選手が破った時、喜びのあまり石川選手は相手の目の前で回転ぴょんぴょんをしました。
大逆転負けで勝利のポーズも真似された・・・とてもショックだったことでしょう。
もう一つ女子でかわいいと思うのは、勝ったポーズではありませんが、ミスった時に片足で「いやん」と一回転する仕草です。
シンガポールのリ・ジャウェイ選手などがやっていました。
最後に、卓球に限らず全ての競技に共通するやって欲しくないポーズに、メダルをかじるというのがあります。
品がないので、せめてキスだけにとどめてもらえらばと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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