2013 .05.25
トップ選手のユニフォームは晴れの舞台の勝負服であり、「ANA」「全農」などスポンサーのロゴを見せつける重要な広告媒体も兼ねています。
そういった方々には当然ながら無償支給されていますし、個人にスポンサー料がたっぷり払われているケースもあってうらやましい限りです。
まあ人生全てを卓球にかけていて相応の結果を出していますから、お金を払ってユニフォームを買っている私達とは別次元の存在なのにはうなづくしかありません。
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購入するタイミング
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学校の部活で卓球をやっていると、たとえ万年補欠の選手でもチームのユニフォームを買うことになります。
またサークルや地域のこじんまりとしたクラブでも、お揃いのユニフォームにすることはよくあります。
そういったユニフォームは購入した時には気づきにくいのですが、月日が経過すると入手困難になり困る場合があります。
メーカは一定期間販売を行い、定期的に新商品に置き換えていきます。
生産終了後に追加加入したメンバーがユニフォームを入手しようとすると、販売店を渡り歩いて探したり、ネットで検索することになります。
100円ショップでは、一度きりの大量生産を行う割り切った商品というのがあります。
卓球のユニフォームはそこまで極端なことはありませんが、長期間販売され続けることはほとんどありません。
従ってどれにするか検討する際は、生産中止になるまでの期間が長い新作ユニがお勧めです。
値引き率が高い商品はモデル末期の可能性があり注意が必要です。
多くのチームでは、生産中止になった時点で新作ユニフォームに換えていると思います。
実業団や大学などで一部の強豪チームは、オリジナルのユニフォームを着ています。
お値段はアップしますが、そういうところはメーカのモデルチェンジを気にする必要はありません。
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ユニフォームの行方
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部活を引退する時点で、いくつかのユニフォームが手元にあると思います。
思い出として所有しておきたい場合や、今後も競技を継続するのでそのまま使用し続ける場合もあるでしょう。
私の場合は全て後輩にお下がりとして渡してしまいました。
競技者の男性には小柄な方も少なくないため、女子の先輩からお下がりをもらう男性選手もいます。
卓球のユニフォームは、男女兼用と女性用の2種類があります。
人づてに聞いた話ですが、引き取り手がいなく廃棄するのはもったいないので、女性用のユニフォームをもらって着ている男性もいるそうです。
袖がやや短くカットされているという形状の違いはありますが、ちゃんと卓球協会の公認マークも入っていて試合で着用することができます。
それよりも女性用はひと目でそれと分かるデザインなので、周囲の視線に耐えられるかどうかが最大の問題だと思います。
各社のレディースウェアをざざっと見たところ、ニッタクとジュウイックは特に可愛らしさが炸裂していて、あれを男性が着るのはまさに女装のような気がします。
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こんなユニフォームがあれば
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ユニフォームを一般的な衣服として考えた場合、機能面では夏の普段着に相当します。
しかし色使いや図柄は普通のシャツ類より少々奇抜なため、外出時に着るのは気が引けます。
その辺の体育館で行われている試合では、別に卓球協会公認マーク付ユニフォームを着ていなくても文句を言われることはほとんどありません。
しかしマークがついていれば安心感が得られるのも確かです。
そこで普段着としても使いやすいことと、公認マークがついていることの両方を満たすそんなユニフォームはないのか考えてみました。
1つはジュウイックが販売しているTシャツタイプのユニフォームだと思います。
どこから見ても完全なTシャツで、それでいて公認マークがしっかりついています。
もう一つはポロシャツ風のユニフォームです。
おとなしめのデザインでそれっぽいものがいくつかあります。
私としては上記どちらのタイプももうひと押し足りないと感じています。
具体的に何かと申し上げますと、「卓球色を完全になくすこと」だと考えています。
ほぼ無地に近いTシャツやポロシャツにして、それに公認マークがこっそりついている、そんなユニフォームがあればいいと思うのです。
さらに需要の点ではTシャツ、ポロシャツよりも落ちますが、公認マークのついたジャージ類も販売してみてはどうかと思います。
寒い時期の大会では、ジャージやトレーナーを着用した姿でプレーしている方をよく見かけます。
中高年の競技者では、それが現実に即した競技ウェアなのだと思います。
従って、半袖半パン以外のジャージorトレーナー型公認ユニフォームも出してみるというのはいかがでしょうか。
公認マークの認定料などをいくらか価格に転嫁しなければならないでしょうが、「公式戦で着用可能」と謳うことで逆に訴求ポイントになるのではないでしょうか。
※ユニフォームは半袖半パンということがルールで定められていることを後日知りました。済みません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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