3月28日から3月31日まで、中国広州でワールドチームクラシックという大会が開催されていました。
日本選手は複数のユニフォームを準備していて、女子の場合昨年の世界選手権用に作られたチェック柄のデザインをベースにしているものでした。
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私が好きなのは2005年上海大会ユニ
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今年も5月13日からパリで世界選手権が行われます。
おそらく今月には新しい全日本チームのユニフォームが発表されることでしょう。
そして1年間国際大会で代表選手が着用することになると思います。
毎年、国の代表選手向けに新作ユニフォームが開発されるというのは大変恵まれたことです。
他国の選手でも毎年ユニフォームを換えるチームはあります。
しかしその国の代表選手向けにデザインされたものではなく、メーカの新作に合わせた形だったりします。
それだけ日本ではメーカが卓球競技を重視していることが伺えます。
昨年はオリンピックもありました。
五輪大会向けに、これまた違ったデザインで専用ユニフォームが開発されました。
女子選手は人気が高かったため、ユニフォームだけにとどまらず代表選手3名それぞれに個別デザインのシューズまで作るという力の入れようでした。
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晴れ着と普段着のような違い
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ああいったユニフォームは、私達が着ているユニフォームと共通の意味を持っています。
同じデザインのものを着ることで同一の団体に属していることを示し、メンバー全員との一体感を得ることができます。
日本代表モデルはそれらに加え、国の代表であることのアピールや大会向けの特別衣装という意味合いもあります。
中国代表のユニフォームは、そういった考えが比較的強く現れています。
龍などの中国的なデザインをあしらったり、国旗の色に合わせた赤と黄色を基調にしたものは記憶に新しいと思います。
いくつかは金色を使っていて特別さを際立たせています。
目立つことにおいて金色は有効ですが、衣服に使う場合耐久性に問題があるケースを見かけます。
プリントした形であれ、糸で追加加工した形であれ、金色は他の部分より劣化が速いように思えます。
数は少ないですが、私はこれまでに金銀ラメ系のワンポイントアクセントを施したジャージやTシャツを着ていたことがあります。
ジャージは洗濯機で洗っていたため比較的早くほつれてきて、Tシャツはつけ置き洗いをしていましたがそれでも何度か洗うとラメ部分が傷んできました。
一般の競技者はユニフォームを普段の練習着の1つとして着ていますので、劣化が目立ちにくいものがいいでしょうね。
他にも熱で接着させたナイロン製のロゴなどは、いつの間にか剥がれてしまいます。
ぱっと見のかっこ良さだけで決めると、そのかっこ良さげな部分が真っ先にダメージを受けることがあります。
身に付けるものも、いろんな視点から慎重に吟味して買うようにしたいものです。
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私の練習仲間のファッション
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巷の練習場では一般的なカジュアル衣料をまとっている人、他のスポーツウェアを着ている人もいて様々です。
ある女性でスカートを着用して練習されている方がいらっしゃいました。
卓球ユニフォームのスコートもありますが、その方はゴルフやランニングで使うタイプのものを着ていました。
なんでもこのスカートルックには1つ難点があり、運動をしているとウエストの周りを少しずつ回り出すのだそうです。
そこで回転防止のため、ピンで止めているというこぼれ話を聞かせてもらいました。
華やかさを保つためには隠れたご苦労があるんですね。
流行のファッションとは対局に位置する方もいます。
30年近いブランクの後、卓球を再開された男性がいらっしゃいました。
昔のユニフォームをそのまま着ています。
シャツの方はそれほど違和感はありません。
ところがパンツの方はスラックスやジーンズと同様、前のジッパーを上げボタンで留めるタイプです。
当時はテニスのユニフォームもこういう感じだったそうです。
着ている本人としては古さには何も問題はなく、30年経っても体型に変化がなかったのがうれしいとのことでした。
流行に無頓着なおじさんの隣では、逆に敏感な人がボールを打っています。
ユニフォームではありませんが、髪型を気にする女子中学生がいました。
髪留めは使っているものの、ダラリとたらしたままで練習の妨げになっている感じでした。
前髪の両サイドを伸ばした状態にしていて、どうもアイドル歌手の影響で流行っているようです。
ネットで検索してみると、通称「触角ヘア」なんだそうです。
邪魔だからピンで止めればいいのですが、彼女としてはカワイくないのは許せないのでしょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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