いろいろな方とお話しをすると、新しい発見や気付きがあって楽しいことがあります。
先日もある方と仕事の打ち合わせが終わり、近くのファミリーレストランで一緒に夕食を食べていた時のことです。
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競技による概念の違い
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お互いの趣味の話になり、相手の方は長年ボウリングをやっているとのことでした。
当然のことながらマイボールを何個も持っていて、ボウリング場に保管しているボールや、自宅から持参するボールがあるそうです。
「持参する」とさらりと言われたのですが、平均で3個(えっ!)持って行くことが多く、キャスター付きの専用大型バッグを使っているのだそうです。
びっくりする私とは対照的に、ボウリング愛好家なら普通のことと涼しい顔です。
私に対しては「マイラケットを持っているんですか」と質問があり、競技は違えど同じですねということでそこそこ盛り上がりました。
その日の夜、布団に入ってからあることを考えていました。
ボウリングのマイボールと、卓球のマイラケットは同じ位置づけなのか?
巷の卓球場に準備されているラバー貼りラケットは、私がたまにボウリング場に行って使うボールと同等だと思います。
しかしお店でラバーとブレードを個別に買うのに相当することが、ボウリングにはなさそうです。
ボウリングのマイボールは、穴の開け方など競技者の細やかな好みに合わせて作るオーダーメイド品で、卓球で言うと特注ラケットに該当しそうです。
先日もある方と仕事の打ち合わせが終わり、近くのファミリーレストランで一緒に夕食を食べていた時のことです。
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競技による概念の違い
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お互いの趣味の話になり、相手の方は長年ボウリングをやっているとのことでした。
当然のことながらマイボールを何個も持っていて、ボウリング場に保管しているボールや、自宅から持参するボールがあるそうです。
「持参する」とさらりと言われたのですが、平均で3個(えっ!)持って行くことが多く、キャスター付きの専用大型バッグを使っているのだそうです。
びっくりする私とは対照的に、ボウリング愛好家なら普通のことと涼しい顔です。
私に対しては「マイラケットを持っているんですか」と質問があり、競技は違えど同じですねということでそこそこ盛り上がりました。
その日の夜、布団に入ってからあることを考えていました。
ボウリングのマイボールと、卓球のマイラケットは同じ位置づけなのか?
巷の卓球場に準備されているラバー貼りラケットは、私がたまにボウリング場に行って使うボールと同等だと思います。
しかしお店でラバーとブレードを個別に買うのに相当することが、ボウリングにはなさそうです。
ボウリングのマイボールは、穴の開け方など競技者の細やかな好みに合わせて作るオーダーメイド品で、卓球で言うと特注ラケットに該当しそうです。
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こだわりの一本
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私はグラスファイバーが入ったラケットは買ったことがありますが、カーボンラケットはまだ買ったことはありません。
そのため、いつかはカーボンラケットを買ってみたいという気持ちがあります。
また、人によっては「いつかは特注ラケットを」と考えている方もいます。
私は特注ラケットは高すぎて、そこまでお金を払う価値は無いと個人的には考えています。
ただ仮定の話として、とても納得のいくお値段でどんなわがままも叶えてくれる特注ラケットを作ってもらえるなら、次のようなスペックでお願いしてみたいと思います。
中国式ペンホルダーで、縦149mm、横147mmくらいの小さめのブレードサイズ。
カキンカキンによく弾み70gを切る重量なら、材質にはあまりこだわりません。
バルサを使っていても構いませんし、特殊素材の使用の有無はどちらでも構いません。
フォア面だけカーボンというのもOKです。
ブレードの厳密な形状は楕円型か下ぶくれ型で、絶対に嫌なのが昔のダーカーのラケットに採用されていたしゃもじ型?(グリップの付け根周辺が間延びした中ペン)です。
ブレードの厚さは薄めのほうが好きですが軽さ優先であり、そうなるとバルサを使った厚手のラケットになってもその点は受け入れます。
グリップエンドは安全面を重視して、すりこぎのように先端を大胆に丸めた形を希望します。
そういう見慣れない変な形状だけでなく、色のほうもできるだけ弱そうに見える淡い色で凝った模様などが無いタイプであればと思います。
グリップレンズは不要で、幅はスティガの中ペンのような太めのものが理想です。
先端をすりこぎ状に丸めると、JTTAAの焼き印を押すのは難しいかもしれません。
従って焼き印は側面でもいいですし、裏面のグリップの表面に焼き付けても構いません。
そしておまけで、アンドロのキネティックシステムを採用し、シャカシャカ音が鳴ってくれれば最高です。
こういったのが私の希望するラケットですがいかがでしょうか。
一般の方が欲しがるはずもなく、まさに特注でしか作ることのできないキワモノです。
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価格の逆転現象
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特注ラケットの注文は、バタフライとニッタクが受け付けています。
この前ニッタクのカタログを見ていて「おやっ」と思ったことがありました。
特注ラケットの価格はベースとなるラケットに応じて設定されていて、¥18,000以上のラケットのブレードを選んだ場合、特注品の価格は¥30,000+税となっています。
少し前に剛力という¥33,000+税の受注生産ラケットを発表していて、このブレードについては特注品で選べないよう断りがあります。
特注で作ったほうが安くなってしまうのでなるほどそうですね。
でも今年の春の新製品で、さらに高い\36,000+税のバサルテックシリーズを発表したのに、それについては何も触れられていません。
おそらくカタログへの注記が漏れているだけだと思いますが、もしかするとこれで特注を申し込んだ人と揉めているかもしれません。
最後に全く関係ない話ですが、最初にお話した「ボウリング」愛好家の方は「ボーリング」と書かれるのが大嫌いだそうで、みなさんも少しだけ注意しましょう
「ボーリング」は油田の採掘などで穴を掘ることで、そういう趣味の方はあまりいないと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
こだわりの一本
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私はグラスファイバーが入ったラケットは買ったことがありますが、カーボンラケットはまだ買ったことはありません。
そのため、いつかはカーボンラケットを買ってみたいという気持ちがあります。
また、人によっては「いつかは特注ラケットを」と考えている方もいます。
私は特注ラケットは高すぎて、そこまでお金を払う価値は無いと個人的には考えています。
ただ仮定の話として、とても納得のいくお値段でどんなわがままも叶えてくれる特注ラケットを作ってもらえるなら、次のようなスペックでお願いしてみたいと思います。
中国式ペンホルダーで、縦149mm、横147mmくらいの小さめのブレードサイズ。
カキンカキンによく弾み70gを切る重量なら、材質にはあまりこだわりません。
バルサを使っていても構いませんし、特殊素材の使用の有無はどちらでも構いません。
フォア面だけカーボンというのもOKです。
ブレードの厳密な形状は楕円型か下ぶくれ型で、絶対に嫌なのが昔のダーカーのラケットに採用されていたしゃもじ型?(グリップの付け根周辺が間延びした中ペン)です。
ブレードの厚さは薄めのほうが好きですが軽さ優先であり、そうなるとバルサを使った厚手のラケットになってもその点は受け入れます。
グリップエンドは安全面を重視して、すりこぎのように先端を大胆に丸めた形を希望します。
そういう見慣れない変な形状だけでなく、色のほうもできるだけ弱そうに見える淡い色で凝った模様などが無いタイプであればと思います。
グリップレンズは不要で、幅はスティガの中ペンのような太めのものが理想です。
先端をすりこぎ状に丸めると、JTTAAの焼き印を押すのは難しいかもしれません。
従って焼き印は側面でもいいですし、裏面のグリップの表面に焼き付けても構いません。
そしておまけで、アンドロのキネティックシステムを採用し、シャカシャカ音が鳴ってくれれば最高です。
こういったのが私の希望するラケットですがいかがでしょうか。
一般の方が欲しがるはずもなく、まさに特注でしか作ることのできないキワモノです。
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価格の逆転現象
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特注ラケットの注文は、バタフライとニッタクが受け付けています。
この前ニッタクのカタログを見ていて「おやっ」と思ったことがありました。
特注ラケットの価格はベースとなるラケットに応じて設定されていて、¥18,000以上のラケットのブレードを選んだ場合、特注品の価格は¥30,000+税となっています。
少し前に剛力という¥33,000+税の受注生産ラケットを発表していて、このブレードについては特注品で選べないよう断りがあります。
特注で作ったほうが安くなってしまうのでなるほどそうですね。
でも今年の春の新製品で、さらに高い\36,000+税のバサルテックシリーズを発表したのに、それについては何も触れられていません。
おそらくカタログへの注記が漏れているだけだと思いますが、もしかするとこれで特注を申し込んだ人と揉めているかもしれません。
最後に全く関係ない話ですが、最初にお話した「ボウリング」愛好家の方は「ボーリング」と書かれるのが大嫌いだそうで、みなさんも少しだけ注意しましょう
「ボーリング」は油田の採掘などで穴を掘ることで、そういう趣味の方はあまりいないと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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